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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2011年12月15日
「真の自然の理」=「天の理」の時代になりつつある。これを知ろう。
フーチ。左が隕石、右が地球石を使ったフーチ

 私の親しい友人に、中根滋さんという「波動の研究」と「フーチの研究」の権威者がいました。彼は十余年も前に志なかばで「あの世」に行ってしまったのですが、たとえば、いま使用されている波動測定器の開発の、日本の第一人者でした。東京工大を出た工学博士で、私とは特に仲のよい親友でした。
 「MRA」を最初に日本に導入、紹介した人は、江本勝さんですが、日本ではその直後、1990年はじめには「LFT」が増田寿男さん、浅川正名さん、そして中根さんによって開発されました。さらに中根さんは「LFT」から「BICS」「MAX」「MIRS」と開発を続けてきました。この4人と北里大にいた中村国衛さん(「QRS」の開発者)の5人が、日本における波動学(?)研究の第一線の実践家だったと思います。これらはいま多くの人や研究者に、活用されています。
 もちろん70年代後半から「フーチ」と「波動」の研究をはじめていた私にとりましては、中根さんや江本さんをはじめ、これらの人たちとはよく意見を交わしておりました。みんなよく知っている人です。
 ところで90年代のはじめころのことです。
 中根さんが「二つのフーチ」を持って私のところへ来たのです。
 「船井先生、宇宙のルールと地球のルールは、ちがうもようですよ。たとえば、いまの地球では、競争が善ですが、宇宙では悪のようですよ。また、いまの地球では、法律や規制は必要ですが、進んだ宇宙では法律も規制もない方がよいようです。それらはこのフーチの動きで分るのですが、船井先生はどう思われますか?」ということだったのです。
 彼がその時持ってきたフーチは、私がちょうだいし、いまもそれを見ては亡き彼を偲んでいます。

 このフーチは、二本が一対となっており、一本は隕石をフーチの先につけています。 他の一本は、どこにでもある地球産の鉱石を、フーチの先につけております。
 隕石のフーチと地球産の石のフーチは、質問に対して、ちがった動きをするのです。私もやってみました。彼と同じ動きをします。そこで前者を「宇宙のルール」で後者を「地球のルール」だと、彼は仮説を樹てて、私に話しに来たのです。
 この中根さんのフーチの動きと、コスモロジー(宇宙学)の教え、そして私のフーチや直感などを総動員して研究を進め、1995年ごろに私なりに仮説として、まとめあげたのが「地の理」(いまの地球で通用する主たるルール)と「真の天の理」(サムシンググレートが理想としており、すでに優良星人(?)などによって活用されている宇宙のルール)は、1995年ごろでは、逆の場合が多かったのですが、2050年ごろには地球上でも「真の天の理のルール」で運営されるようだ……という考え方に至ったのです。
 したがいまして、1995年ごろからの私は、講演や著書で「いまは『地の理』と『天の理』があるが、近々『地の理』は消滅するだろう。われわれの進むべき方向は『天の理』に向かってだ」と、しきりに、訴え出しました。
 この考え方につきましては、賛同者が、徐々にふえて来ましたが、一番はじめに賛成してくれた人は関英男工学博士でした。彼は「宇宙学」や「高次元研究」でも有名で、電気通信大学やハワイ大学の教授を務めたまじめな科学者でした。
 東京工大の第一期生で、生き方としては『洗心』の推進者としても有名です。
私や中根さんと特に気が合い、これからの地球上の正しいルールは、優良星界人のルールになるのだ……で一致していました。
 私の最近著『人間の「正しいあり方」』(2011年10月31日 ヒカルランド刊)の第IV部第2章(増刷版)では198ページから211ページにその一部を紹介しています。
 ここでは、その中のさらに一部の「優良星界人の暮し」(204ページから210ページ)のところだけを再録して紹介します。

優良星界人の暮し(抜粋)

優良星界人達は 
己自身を知るが故に 
必要以上のものを欲せざるなり
常に過不足なく物資は補給され 
悉(あら)ゆる物資は
天与の物として大切に使用するが故に 
不必要な物の生産は為さざるなり
故に実働時間は僅少(わずか)なり 
是、恒久に恵み有る所以(ゆえん)なり

聖なる大地より得たる生産物は 
生産地より加工地へ
加工地より消費地へ 
流れの如く運搬されん
人々は無欲の心にて暮すが故に 
唯一人も奢侈(しゃし)に流れる者なく
互いに相手を尊重するが故に 
唯一人も驕傲(きょうごう)の心を起す者なく 
互いに相手に信愛を以て尽すが故に 
唯一人も不信の心を起す者なきなり

人々は唯、相互信頼の基盤のうえに暮すが故に 
通貨・貨幣の必要性なく
盗難の起る心配もなく 
貴金属・宝石類偏重の気風なく
金融機関等無論存在しなきなり

人々は己(おのれ)のみを利する事を慮(おも)わざるが故に
一切の営利事業なく 如何なる法人組織もなく 
如何なる労働組合も存在しなきなり

彼等は一なる大神様に対し奉り 
絶対の信を措(お)くが故に
宗教等の必要性は何(いず)れにもなきなり

恒に感謝の心は暮しと共に有るが故に 
また宜しからぬ願望を懐かざるが故に
神社・仏閣・礼拝堂等何処(いずこ)にも存在しなきなり

彼等は利他愛を以て生くるが故に 
道徳・戒律など
自他を束縛する何ものもなきなり

優良星界に於ける教育は是すばらしきなり 
なれど是その星に依りて様々なり
其の星、優良星となりて若き場合 
学校教育に類似せるものあり
其の星、優良星となりて幾千年も経たれば 
既に読書、記憶の必要性殆どなきなり
其の星、優良星となりて幾万年も経たれば 
教育の如き余情すら発見出来ざるなり

優良星となりて若き星々の住民は 先ず宇宙の理を学ぶなり 
次に宇宙科学を学ぶなり

優良星となりて幾千年の星々の住民は 
先ず高度な宇宙の理を学び
次に実施にて多くを知るなり

優良星となりて幾万年の星々の住民は 
先天的に宇宙の理を知るが故に
暮しと共に必要なるもの悉(ことごと)く理解するなり

彼等は常に精神感応に依りて為し 
高度なる理性と倶(とも)に有る故なり
その理性の源泉は 
一なる大叡智者に対する 
絶対信頼の超意識に基くなり
故に完全に発達の遂げたる楽園には 
既に如何なる教育の必要性も無きなり

彼等優良星人達は
 その暮しが学びなり 
 その暮しが愉悦なり 
 その暮しが楽園なり
 その暮しが愛の実現なり 
 その暮しが友への奉仕なり 
 その暮しが大神様への功績なり 
 その暮しが科学する心なり
 その暮しが生命と共にあり 
 その暮しが法則と共にあり
 その暮しが宇宙の理なり 
 
彼等は「宇宙の理」と偕(とも)に在るが故に 
己自身に対し強く生き
善悪を超越して正しく生き 
笑貌(しょうぼう)を以て明るく生き
信頼と互譲の麗(うるわ)しき心なるが故に 
我なく
競うことの愚かさを知るが故に 
宜(よろ)しからぬ欲心なく
人類皆一体なる真理を悟るが故に 皆仲良く相和して
森羅万象悉(ことごと)く 
宇宙創造の大神様より発したる 
大愛の波動の変化なるを悟るが故に
無限の感謝と共に暮すなり(転載ここまで)

 
 これらをもとに、現在の「地の理」と、今後急速に変ると思える「真の天の理」を、以下に私流にまとめておきます。
 すでに地球上では一部ですが、「地の理」が通用しなくなり、「天の理」に変りつつありますが、今年から急に変りはじめ、2020年〜25年には、「地の理」の時代は終るのではないだろうかと、いま私は考えております。

「地の理」=いまの地球上の主なルール  →  真の「天の理」=これからの地球上
                                  の中心になると思えるルール
         競争は善   →   競争は悪
    秘密は認められる   →   秘密はなくなる
       権利が大事   →   所有権、著作権、特許などの権利はなくなる
        制約が大事   →   法律、規則などの制約はいらなくなる
        我欲が中心   →   我欲はなくなる
    金銭、営利が中心   →   これらは無価値になる
        宗教が必要   →   宗教は「真の天の理」を信じるようになるから不要になる  
       自己愛が中心   →   利他愛の時代になる。自他同然となる
    苦労をして進化する   →   楽しみながら互助で進化する          
他人を疑う(陰謀、策略あり)  →   他者を信じる(陰謀などはなくなる)
      他人を否定しても可 →   否定、批判などはなくなり、肯定し、包みこむようになる
          複雑化   →   単純化
        デジタル化   →   アナログ化
われよし、いまよし、お金よし  →   全てよし。ただしお金は不要になる
         裁きは必要  →   人が人を裁くことはなくなる
    不調和も認められる   →   調和の時代になる
   不効率もむしろ平気    →   ムダなく効率化する

 以上のようですが、分りやすく言いますと、「真の天の理」に従い、これからは互助、共創、単純化、効率化、調和、愛化、優良化(進化)、美化、包み込み化、肯定化の方へ世の中が急進すると言えそうです。
 多分、民主主義や資本主義なども近々になくなると思います。政治、経済や社会生活も変りそうです。
 すでにこれらは、いまの世の中でもっとも進んでいると思える日本的経営の世界では進行中で、いかに競争しないか、いかに包みこみ、活かすかが、20年来のベストの経営のコツです。私はこれで成功してきました。
 多分、これからの非常時、われわれは意識的に、真の「天の理」に向って進まなければならなくなると思われるのです。
 すでに大きくみますと、人々は束縛から解放されつつあります。最近では占星学や四柱推命や紫徴斗数命盤は当らなくなり、マヤ暦もすでに失われた暦になりました。生年月日や暦などの束縛から人々は解放されつつあるのです。
 以上の点、ともかく感覚的に直感的に把えられるように早くなっていただき、これからの世の中の大変化に対応していただければありがたいと私は思っています。
 なお、この辺のことをとらえるためには、いずれも本年中に書店に並びます、以下の本を正月休みにでもぜお読みください。まだ発刊されていませんが、年内には入手可能です。これらでよく分ります。
・飛鳥昭雄著『地球「超」シークレットゾーン』(ヒカルランド刊)
・朝倉慶著『もうこれは世界大恐慌』(徳間書店刊)
・船井幸雄著『素晴らしき真言(マントラ)』(青萌堂刊)


 です。よろしく。
                                           =以上=

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