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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2012年2月6日
最近読んで参考になった本

 先々月(2011年)12月1日今年1月5日、上記のような題名で、私が参考になった最近(大体発信日前1ヵ月間)に読んだ本のことを発信しました。思いのほか好評でした。
 そこで、きょうからは原則として毎月最初の月曜日に、上記の題名で発信したいと思っております。
 これは「船井メールクラブ」が発足し、今年1月から毎週木曜日をメールクラブの発信日にしていますので、だれにでも読んでもらえる『船井幸雄.com』の私の文の発信日を毎週月曜日に限定したことによります。よろしく御了承ください。
 私は、よく本を買います。それに毎月50冊くらいの本を出版社や著者から送っていただきます。
 速読家でもあり、乱読家でもありますから、大体毎月40−50冊くらい以上は、単行本だけで本に目を通し、メモをとっております。なかなか、このメモは参考になります。
 ところで、ここ1ヵ月くらい舌が自動的に動き回る「ジスキネジア」という難病の症状に悩まされ、あまり読書をしませんでした。というより、できなかったのです。
 それでも30余冊は読みました。出版時などを整理せず読んだ順におおむね順不動で、とりあえず私が参考になった本を以下に取りあげ、簡単に説明いたします。
 もちろん、すでにこのHPで特別に取りあげた麻野野吉男さんの『熊野の百姓地球を耕す』(2011年11月25日 はる書房刊)などは、ここでの紹介は除外しておきます。

1.1冊目は塚澤健二さん著の『そして大恐慌が仕組まれる』(ビジネス社 2月1日刊)
 著者は私の友人ですが、北大工学部を出た理系アナリストとして、いま予測がよく当り、注目されている1960年生れの人です。したたかなアメリカにどう対処するか、日本人必読の書ともいえましょう。中国の未来予測も「なるほど」と思います。

2.2冊目は少し古い本ですが、私の親しい角田忠信さんの有名な著作です。
 角田忠信著『日本人の脳』(1978年2月15日 大修館書店刊)で、書庫から引っぱり出して、あらためて読みました。

 その「はしがき」の前半分と第38刷(2005年9月1日刊)の「刊行に当って」の文章にうれしくなりました。以下にこの「刊行に当って」を、そのまま紹介します。

第38刷の刊行にあたって

 本書が刊行されて以来27年になる。大変有り難いことだと感謝している。
 『日本人の脳』という題名のためか、今でも人種の優位注を論じたものと誤解されることがある。特に、欧米では、本は読まずに、人種差別論者として不当に攻撃されることが多かった。内容は、9歳までの母国語の差によって、左右の脳の優位性が日本語型と非日本語型に分かれ、遺伝とは無関係であることを実験的に証明した最初の本である。この本が出て数年後には、日本でもポジトロンCTの時代に入った。音楽は右脳、言葉は左脳に明示された画像が登場したときには大変な衝撃を受けた。その後の人の脳研究の流れは、画像診断を唯一の確証とする最先端技術による脳と心の巨大なプロジェクトの時代に入った。こういう趨勢の中で、私が今でもツノダテストに拘(こだわ)り続けているのは、脳のスイッチ機構を発見したからである。大脳皮質下の脳の中心にある脳幹には、検査音の持つ物理的な特徴を無意識のレベルで瞬時に選別して、左右の脳に振り分ける脳幹自動選別スイッチ機構がある。感覚と運動系を統合する最高のコンピュータまたはロボットにも例えられる精度を持っているが、これにアクセスするには、人がストレスの無い素直な気持ちで正確なリズム運動と聴覚のフィードバックの回路を作り、その中にスイッチを取り込んでゆくしかない。いずれは、さらに新しい技術で解明されるであろうが、私はスイッチ機構の魅力にとりつかれて研究を続けてきたような気がする。無限の根源的な働きを秘めた脳のスイッチ機構の解明こそか、人の理解の基本であると考えている。
 最近、スイッチの存在をリアルに示せる現象が見つかったので、これを手がかりに簡便な方法に発展させたいと願っている。
 本の内容は初刷のときと変わっていないが、古くて新しい本だと考えている。現在の6歳の児童も90歳の老人も、脳の優位性は日本語で育てば日本型で変わっていない。日本人のアイデンティティの根源は日本語にあるといえよう。

                       2005年7月
                                  角田忠信(転載ここまで)


 この角田さんの研究発言を同書で読みますと、つくづく同書は名著であり、日本人の特性が日本語にあることがよく分ります。そして日本人のこれからの役割も分るように思います。ぜひ、まだお読みになっていない方は御一読ください。

3.3冊目は2012年1月31日に学研パブリッシングから出た飛鳥昭雄さんと三神たけるさんの共著『失われた空飛ぶ円盤「ナチスUFO」の謎』です。
 私は2人の著者と親しく、特にドイツの円盤技術(プラズマ技術)は、故・神坂神太郎さんから詳しく聞いていました。
 それらの知識を分りやすく総まとめにしてくれた本として、この本を読みましたので、アタマの中が整理されました。当時、ドイツは日本の同盟国だったのです。
 ヒットラーやアダムスキーのことまで、よく分るうまくまとまっている本です。本体950円は買っても値うちがあります。いろいろ考えさせられました。

4.4冊目は中矢伸一さんの最新著で、2012年1月31日に徳間書店から出ました『ミロクの暗号』です。
 中矢さんは人間性がすばらしい人で、私のもっとも好きな「ミロク」というか「日月神示研究家」で、いま大活躍中ですが、彼の古代史や日月神示研究の深さもよく分ります。
 ここへ同書のオビの文章をのせておきます。あとは本書をお読みください。

『古事記』誕生から1300年、古代史の検証から
導き出す「ミロクの世」の本当の姿。
隠れた暗号と超未来予測。これからいったい何が起きるのか。

2013年、伊勢神宮と出雲大社の
ダブル「式年還宮」の前に
知っておくべきこと!!


【本書の主な内容】
はじめに 古代から未来へとつながる「コード」
第一章  謎の出雲王朝と有力渡来人の正体
第二章  やがて「世界宗教」へと集約される
第三章  伊勢神宮とユダヤをつなぐ暗号
第四章  シュメール神話と日本神話の驚くべき真実
第五章  「二つの民」が合一する日
第六章  近未来世界「終わりの始まり」
終 章  変革の波を恐れることなく新時代を創ろう

 
 特に同書で私は、日本とユダヤについての中矢さんの解説を「なるほど」と思い読みました。

5.あともう一冊ありました。
それは2012年1月31日にヒカルランドより発刊されました船瀬俊介さんの著書『受けた人ほど早死にする「五大検診」は病人狩りビジネス!』という題名の本で、ここ5年ほど体調を崩し、日本の医療制度と医療ビジネスにいやおうなく詳しくなった私のマクロな感想とほぼ同じの内容なのです。

 「@人間ドッグ A脳ドッグ Bガン検診 Cメタボ検診 D定期健診は、いますぐやめなさい」というサブタイトルも同感です。
 もちろん、必要ならやむを得ないこともあります。私も今年1月6日にMRIを撮りました。病因をはっきりさせるためにやむをえなかったからですが、フシギというほど健全な若い脳でした。が、ふつうは必ず何か心配することを医師から言われるものです。それに、いまは検診不用の方法も見つかりつつあります。

 きょう紹介するのは、以上の5冊です。
 いま79才になり、「もういつ死んでもいい。今生に使命があれば、まだまだ生きて使命を果たすことになっているのだろう」といま自分で思うようになった、しかし、いたって前向きにMRIまで撮った私が参考になった本をきょうは5冊だけ取りあげ紹介いたしました。
 肉体は年齢とともに老い、やがて無くなっても、われわれの本質の霊魂は、いつまでも生き成長しつづけることが、いまでははっきり分ってきました。死はこわいものではありません。それに、この世に生まれて来た意味や、「この世」と「あの世」についても、急速にはっきりとしてきました。
 とはいえ、生きている以上、できるだけ学び、知り、経験し、前向きに元気に生きる努力が必要だと思います。だから私はそのように生きています。
 やはりよい本をしっかり読みましょう。それが一番の近道です。
 そして上手に生きようではありませんか?  よろしくお願いいたします。
                                           =以上=

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