船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
二十四節気 立春・七十二候 桜始開>に思う
2020.3.23(Mon)
社名:(株)船井本社
名前:松本 和子

時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日からこの社員コラム「本音で生きよう」は75周目を迎えます。
今日もお読みくださり有難うございます。

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今の季節 新暦3月20日〜4月3日頃は、
◎二十四節気(にじゅうしせっき)は、『春分(しゅんぶん)』 
昼と夜とが同じ長さになる日で、 自然をたたえ、生物を慈しむ日、とされています。 多くの出会いと別れがあり、新生活の始まりなど、変化が多いのも、この時期です。

◎七十二候(しちじゅうにこう) 
●3/20〜3/24頃は初候:『雀始巣(すずめ はじめて すくう)』 
雀が巣を作り始める頃。俳句や民話、童謡にも用いられ、日本人にとって古くから身近な存在である雀ですが、最近では生息数が少なく、貴重な存在になっています。

●3/25〜3/29頃は次候:『桜始開(さくら はじめて ひらく)』
全国各地から桜の開花が聞こえてくる頃。本格的な春の到来です。
きれいな桜の木の下で、自然に感謝し春を祝福しましょう。

●3/30〜4/3頃は末侯:『雷乃発声(かみなり すなわち こえをはっす)』
春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃。
季節の変わり目であり大気が不安定であることから、雪や雹を降らせることもあります。

旬の花は『チューリップ』、野菜は『土筆』、さかなは『帆立貝』、お菓子は『桜餅』、言葉は『暁と曙』。
暁は夜が明け始める前のことであり、「夜の終わる頃」とも言われています。夜を三つに分けた「宵、夜中、暁」の、三番目になります。
曙は夜が明け始め空が明るくなり始める頃です。暁が来て、曙になるんですね。 曙は「夜が明ける」と「ほのぼのと明ける」という言葉が組み合わさってできた言葉です。あさぼらけ、って百人一首で出てきたなあ、と懐かしくおもいます。
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毎日が、飛ぶように過ぎて行っています。 二十四節季は、旧暦のお正月である立春から、あっという間に雨水、啓蟄を過ぎて、春分になりました。
桜も満開のニュースがあり、三寒四温の言葉のように、とても暖かい日と、風の冷たい寒い日が来る季節になりました。

この連休では、ご先祖様のお墓参りへいらした方もたくさんいらっしゃったことでしょう。
私は、人の少ない朝イチの電車で、息子とお寺へ向かい、花とお樒(しきみ)、線香を供え、手を合わせる、ということができました。
想いは「今日ここに来させて下さって、本当にありがとうございました」。
先祖の墓へお参りできるというのは、どれだけ状況が整っているということか、をしみじみ感じます。病気や、災害、戦争があったら、もちろんこれまでも仕事があって、お墓まで来ることはできなかったわけですから。

昼前には帰宅して、春野菜を使ったペンネを作り、ぼたもちを食べ、息子イチオシ映画を3本連続の鑑賞会となりました。映画の見どころや、ヒントをあれこれと解説してくれる息子。家で観る映画のいいところです。好きなところで一時停止したり、お茶を入れたり、お菓子を出したり。私は、家で食事をし、ゆっくり過ごす時間がある、ということが「豊かさ」だと感じます。気付くと外はゆっくりと陽が落ちかけて、平和と豊かさを享受した一日になりました。
多分、"大人になってから初めて"と言っても過言ではありません。「休みがある」というのは、当たり前と思うかもしれませんが、「当たり前」の中に幸せが隠れている、とつくづく思います。

当たり前、といえば、学ぶということ、つまり「学校に行くこと」が制度化された現代では、何のために学校に通うのかよくわからなくなっている人もたくさんいると思います。海外報道で、学校へ行きたくても働いている、日本の小学校低学年にあたる子供たちの姿を見るたびに、「当たり前」とは、感覚が麻痺することであり、実は恐ろしいことなのかもしれない、と感じています。先人たちが、学ぶことを制度化してくれたおかげで、私は子供のころ、働かずに学校へ行くことができ、今があります。
「貧乏暇なし」という言葉がありますが、休みを取ることができ、映画を見たり、学校へ行ったりできるということは、それだけ本当に幸せなことなのです。

舩井幸雄の言葉に「素直・プラス発想・勉強好き」があります。「勉強好き」とは、知りたいものを知りたい、と思う心です。好奇心を持っていると、おのずとプラス発想になり、素直になっていくのだと思います。
時代の変化と共に思考法もかわってきています。新しい思考法は、昭和生まれの我々にとっては、これまで積み上げてきた価値観を根底からひっくり返すものかもしれません。憤るもよし、素直に取り入れるのもよし、まずは好奇心を持って触れてみませんか。 詳しくは、
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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」
70周目:「<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う」
71周目:「<二十四節気 立冬・七十二候 地鴻雁来>に思う」
72周目:「<二十四節気 冬至・七十二候 乃東生>に思う」
73周目:「<二十四節気 小寒・七十二候 雉始雊>に思う」
74周目:「<二十四節気 立春・七十二候 魚上氷>に思う」

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