船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

皆様こんにちは！
（株）本物研究所で社長室に勤めております長沼博之と申します。


私は船井会長に多くの「言葉」を学びました。

イヤシロチ、長所伸展、圧縮付加、波動・・・・などなど数え上げればきりがありません。

そして、これらの言葉は「自分が多くを考えるきっかけ」となっていきました。


人間は「言葉」で物事を考えていくようです。

つまり、通常は「知っている言葉の数の分だけしか思考できない」ということです。



先日、私は恥ずかしながらこの様なことがありました。

友人：「なんだか胸がむかむかするな〜。」

私：「・・・むかむかするってどういう状態のことなの？」

友人：「吐き気がして気持ち悪いって感じかな・・・」

私：「ふ〜ん・・・」


私はついこの前まで「胸や胃がむかむかする」という言葉の意味を知りませんでした。

よって「むかむかする」状態を意識したことはなかったのです。

しかし、「言葉」を知り、その「意味」を知ると「むかむかする」状態を感じて、意識し、考えることができるようになりました。

つまり、「なんで胃がむかむかするのだろう、変なものでも食べたかな・・・」
　　　　「胸がむかむかするな、風邪でも引いたかな・・・」

といった具合にです。


この機会は「言葉を知ること」は、そのまま「その人の思考の広さと深さにつながっていく」と言うことを改めて自分に教えてくれた事柄でした。


人類の精神性向上の歴史を語る時、歴史家や哲学者の方々がこのようなことをおっしゃっていたことを思い出しました。


「生活の複雑化により言語が複雑化した。その複雑になっていく言語の中で人間の思考が高度化していき、精神性が培われてきた」


船井会長はビジネスという超現実世界の話から精神世界と呼ばれる範囲の話まで幅広い分野で一流を極めております。


この様な船井会長から、私は多くの「言葉」を教えられてきました。
そして確かに、そのたびに多くのことを考えさせられてきたように思うのです。


そう考えた時、「興味のない分野の言葉」、「難しそうな言葉」を見たり聞いた瞬間に自分からシャットアウトしてしまうことは、いかにもったいないかを改めて感じました。

今後も船井会長がいつも身をもって示すように、どのような言葉に対しても素直に耳を傾け、謙虚に学んでいきたいと思います。


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１周目：「対話の重要性　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
２周目：「船井会長の死生観　（テーマ：船井会長から学んだこと）」