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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2012年12月31日
今年2012年の総括

 きょうは大晦日、2012年もきょう一日となりました。
 先週のこのHPにも書きましたが、今年は個人的には病気で苦しんだきびしい永い1年でした。
 とはいえ、マクロには今年ぐらいいろいろなことを知った年はいままでありませんでした。それらを年末にあたり、思いつくままに、まず総括をしたいと思います。

1.人間にとってもっとも大事なのは人間性と人間としての力、そしてやはり、大事なことを知ることだと心底から思いました。
 人間性は、愛情と知性と直感力が強まり、我欲と反自然行為が減ると高まります。
 私は、このことは1980年ごろにはすでに知っていたのですが、今年は如実にそれらを感じました。というか体験したのです。
 人間性が高まると人間力が身に付きます。そして結局、世の中は人間力によって動かされているようです。それはどちらかといえば、私的なものですが、公的な権力や肩書きなどというのは、人間力という尺度でみると、ほとんど力がなく、虚しいもののようです。
 そのことを如実に、折にふれ知らされた年でした。

2.人間の力のすばらしいことを知りました。
 この正月休みに、どうしても読もうと思っている本がいま2冊あります。

 1冊は笹目秀和著の『モンゴル神仙邂逅記』(1991年6月30日 徳間書店刊)で、他の1冊は、『ヒマラヤ聖者とともに』(2012年8月31日 ヒカルランド刊)で、スワミ・ラーマ著 伍原みかる訳です。

 まだどちらも読んでいないのですが、人間がとんでもない能力を持ち、それを開発活用する方法を書いた本だとほぼ推定できますので、楽しみにしています。
 というのは、人間のすばらしい力を私自身が先週のホームページで述べましたように、多くの面で実感してきたからです。
 私自身、病気で苦しみ、生きる屍と言ってよいような日々を1年間の1/3くらい送っただけにより実感としてもこれらは分るのです。
 楽しく明るく希望を持って常に前向きに生きることへの力を与えてくれたのが、その間に気づいた人間のすばらしい力でした。
 生きている以上、だれにもこれらの力はあると思います。その面ではうれしいことを知った1年でした。

3.強い正しい思い、祈り、念は実現するもようです。
 今年は大変化の年でした。世の中全体がマクロにみると大変化中なのが私にもよく分りました。
 それは来年(2013年)そして再来年(2014年)へと続きそうですね。今年は、たえず天変地異をはじめ、いろんな噂に悩まされました。自分の病気より気になったくらいです。
 IT時代のせいで情報が氾濫しているからでもあるでしょう。とはいえ結局は、余り大きな変化はありませんでした。
 それは「有意の人」たちの正しい思い、祈り、念の力のせいのように思います。
 それらがすごい力を持っていること、世の中を正しい方=良い方に変えるようだということを何回も実感しました。
 病気中でも「必要だ」と思ったことは、私自身、生命を削るようなことをしても為しとげられたのを数回以上も体験しました。
 ムリはいけないし、したくないので、これからはムリはやめようと思いますが、やる気になってやればできる能力を人間は持っているようです。
 一にぎりの「有意の人」の思いや祈念が、よい2013年を迎えさせてくれるように思います。これはうれしいことです。

4.世の中が具体的に変化しはじめたのをいろいろ知りました。
 「人の愚かさ」を尖閣、竹島、北方4島などで日本人はいやおうなく知らされました。
 国会の空転、年末の総選挙などでも権力を巡る空虚さ、いやらしさをいやというほど知らされました。
 世界を見ても中東をはじめ、いいニュースの少なかった年でした。
 しかし何かが変りつつあり、近々に「世の中」全体が大きく様変りしそうなことは、はっきりと「有意の人=マクロに世の中の芯の流れをとらえている人」には分ってきたと思います。
 未来のことは分りません。したがって未来は予測するべきではありませんが、有意の人の直感は、後5年〜20年ぐらいで、地球が不良星から優良星になり、地球人が優良星人になるだろうことを感得しはじめております。私すらそのように思っています。
 もう少しで、いままでと全く価値観を異にする良い「世の中」になるもようだ……と思う人がふえてきました。
 それは常識とはちがいますが、私も近未来のアメリカ(12月10日の本ブログ)のことや、12月17日の中国(本ブログ)のことについて書きながら、そう思えて仕方がなかったのです。
 大きく近々に常識論とちがって「世の中」が変化しそうだ……ということを、まだ一にぎりの人ですが、少なからぬ人々が感じはじめたのが2012年だったように思います。
 それは、いままでの延長での、一時伸ばしの諸策が通用しなくなりつつあるという実感によって裏うちされています。
 お金を刷るだけのアメリカやEUも、統制力を強めないとやって行けない中国も、そしておひざもとの日本も2013年からはより大きく矛盾につき当りそうです。大変です。それらが多くの人に分ってきたのが今年2012年でした。

5.人生とは新しいことを経験し、知らない大事なことを知ることだ……ということがはっきりしてきました。
 私個人としましては、人生目的をあらためて充分に認識しました。
 死もこわくはなくなりました(?)が、まだまだ勉強不足というか経験不足です。
 肉体が生きている間に、ふつうの人が経験されない多くのことを経験し、生への執着、とはいえ辛さに対する人間の弱い心、病気に対する知識や心がまえ、人、特に弱者に対する気くばりの大事さなどを直接に勉強いたしました。
 とともに、この人間としての強さにもびっくりしました。
 以上でもって、今年2012年の公私にわたる私の総括を終ろうと思いますが、来年はもっと正しく上手に生きようと思っています。
 それとともに「世の中」全体や人間を創られたサムシング・グレートの偉大さをつくづく感じるきょうこのころです。
 世の中には、人間の知性では考えもつかない偉大なる存在がいらっしゃるのはまちがいないし、それをサムシング・グレートと呼びますと、われわれ1人1人がサムシング・グレートの分身らしい……とつくづく思う最近です。
 そういう意味で、個々の人間は、小さな存在ですが、大きな役割を持っているし、偉大な存在のような気もします。大事に生きましょう。
 それでは、今年さいごの『船井幸雄.com』の私の発信文は、全体の総括としてこれでもって終ります。先週のブログと併せてお読みください。
 では、どうぞよいお年をお迎えください。来年またよろしく。
                                           =以上=

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