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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2017年8月14日
悟りの条件 (※舩井勝仁執筆)

 北朝鮮とアメリカの挑発合戦で相場が久しぶりに激しく動くようになりました。株式相場は2万円前後、為替相場は110円から112円ぐらいの間でこう着状態だったのですが、ちょうどお盆の閑散期を狙ったように300円近くの下げや110円を上回る円高を試す動きが出てきました。ヘッジファンドなどのプロ筋からすると、こう着相場は儲ける種がないので困ってしまうので、揺さぶりをかけてきたというところでしょうか。
 北朝鮮問題では、当事国の日本の円が有事の円高で上がるというのは少し不思議な気がします。円高傾向が出ている間は、市場は本気で北朝鮮で有事が起こるとは思っていないという分析もあります。株式相場も一番影響を受けるアメリカの市場の下げは小さく、日本やヨーロッパの相場の方が下げがきついのも、材料で売っているだけでまだまだ本気ではないという見方もあるようです。アメリカで1日に100ドル以上の下げが続き、円高の後、急激な円安になるようなら、いよいよ情勢はひっ迫していると考えてもいいのかもしれません。

 日本の株式市場は、目先の円高と株式は必ず暴落するという経験値というか恐怖感が抜け切れていないので、いい材料がでても2万円を少し上回るぐらいの水準で利益の確定売りが出て、逆に北朝鮮有事のような悪い材料が出るとあっという間に大きな下げがやってきます。日本企業の業績はいいので、中期的に見れば2万円前後の水準は保たれるのだと思いますが、先週も書きましたが勝負をかけるなら、バブルが止まる気配がしないアメリカの市場の方が面白いのかもしれません。
 故・竹田和平さんは、日本の株式がバブルになった1980年代の後半は日本株を売って、アメリカの優良株を買ったという話をしてくれました。その時は、日本人でアメリカ株をまとめて買うような人はほとんどいなかったという話をしてくれましたが、いまならアメリカ株を買うのもそれほど難しくないのではと思いますので、自信がある方は挑戦されてみるのも面白いのかもしれません。
 例えば、1980年代の東証といまのNYの相場が同じような動きをするという仮説を立ててみて、勝負をすれば面白いと思います。もちろん、投資は自己責任でお願いします。蛇足ですが、怖い相場になるので、逃げ時を間違わないのが一番大切なポイントになると思います。

 6月に2泊3日のすばらしいアユルヴェーダのリトリートをしてくださったDR.マウリヤのお話を聞いていると、ヒンズー教徒であるインドの人たちの悟りはカルマの円環である輪廻転生から抜け出して生まれ変わってこなくてもいいようになることのようです。
 それを解脱と言って、彼らが乞い求めている悟りだということが分かりました。菜食で私たちから見たら半断食のような食事で、食事の時は食物との対話をしながら何も話さないというような生活を毎日続けて行けるのも、解脱を強く意識しているからです。

 亡くなった父も、今生が最後にしたいというようなことをよく言っていたので、似たような気持があったようです。私はまだまだ生まれ変わってきて新しい人生を楽しみたいと思っています。ただ、あんまりつらい人生は嫌だなと思っているので、つらいことはなるべく今生で済ませておきたいなとは思っています。10年ぐらい前に、とてもリアルなタイムスリップをしてつらい人生を送る夢を見たことがありました。自分勝手な解釈ですが、これで辛い人生を体験した代わりになると喜んだことを思い出しました。
 いまは、その頃のようにストレートに輪廻転生が起こるとは思わなくなっていて、分からないことをいろいろ考えるよりは目の前のできごとをじっくりと楽しんでやろうと思っています。その方が悟りに近づけるように感じているからです。そして、10年前に比べれば、私だけではなく周りの方々を含めて確実に悟りの境地に近づいているという実感もあります。
 9月23日、24日の「舩井フォーラム2017」のテーマは「超意識の目覚め」です。超意識が目覚めれば、悟りの世界にますます近づくのは間違いないと思います。先日、会場であるパシフィコ横浜の大ホールをKan.さんと一緒に下見をさせていただいたのですが、その時にワークショップに参加するにあたっての心構えを聞いてみました。答えは予想した通り、何も準備は要らない、ただ子供のように楽しんでもらえればいいというものでした。
 それを聞いていて、自分が超意識を目覚めさせて悟りに近づくことにある種の不安を感じていることに気がつきました。悟ると何でも分かってしまうのだとすると、自分のダメなところや弱さや、いい加減なところややましい所なんかが全部分かってしまって、それがとても重たく感じるようになるだろうなあということが感じられてきたのです。だから、そのためにクリーニングをしましょうねということを言ってきたのですが、いくらクリーニングしてもまだまだいくらでも汚いところは出てきてしまいます。
 どうも、クリーニングをするというアプローチをそろそろ手放して、素のそのままの自分をストレートに受け入れようとしなければいけない時が来ているようです。ただ、心配は要りません。9月24日のワークでは、みなさんがストレートにそれに向き合えるように、Kan.さんが準備をしっかりするよと言っていました。私たちは、ただストレートにしっかりと感じる、ただそれだけを考えていればいいようです。もっと言うと、何も考えずに純粋にただそこに参加するだけで悟りに近づける、そんな素晴らしい場を作るべくKan.さんは日々精進をしているようです。
 安心して何千人もの有意の人びとの魂を融合するワークショップを楽しんでもらえばそれでいいようです。本当にありがたいことです。だから、私も皆様と一緒に9月24日はただひたすらワークをそのまま楽しみたいと思っています。
                                            =以上=

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