日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2012年6月6日
船井会長の言葉 ―「これからは単純がよい」―

 「これからは、単純がよい」

 これは船井会長が最近よく話す言葉です。
 船井は、単純が大好きなのだそうです。
 船井が本に書く文章や、話す言葉も、シンプルで、分かりやすいものが多いと思います。
 難しいことを分かりやすく、シンプルな言葉で伝えることができるのが、船井の特徴だと思います。

 複雑に向かうよりも、単純へ向かう方向が正しいようです。
 これは、生き方、仕事、社会、どんなことにも当てはまります。
 
 いまの社会は、他と競争したり、エゴを追い求めたり、一部の人が富を搾取したりする仕組みでできていて、自然の摂理とはかけ離れたものになっています。これは人間の正しいあり方ではないようです。
 
 船井会長は、「質素で、単純に、温かく生きるといいよ」と教えてくれます。
 それが自然の理に沿った生き方のようです。

 たとえ贅沢な生活でなくとも、大好きな仲間に囲まれ、みんなと助け合い、質素に、単純に、温かい気持ちで生きることができれば、それだけで心が充たされ幸せに過ごすことができるように思います。
 モノが豊かであっても、精神的な幸せには比例しないようです。
 
 何か物事が複雑になってしまっている時、シンプルなところに立ち戻ることが大事だと感じます。
 そうすると、ごちゃごちゃしてしまっている問題からも、だんだん答えが見えてきます。

 船井は、根元的に、シンプルに、マクロな目線で物事を見ることの大切さを教えてくれます。

 東日本大震災が起こった時、多くの人が自分にできることはないか考え行動しましたが、あのときの日本人は、シンプルな心にもどっていたように思います。

 みんなが自分以外の人のことを思い、行動し、あのときは日本中がつながっている感じがしました。いまは、どうでしょうか。
 
 震災は大きな出来事でしたが、私たちに大事なことを教えてくれたように思います。
 あのとき学んだことを、忘れたくないですね。

 大変化の時代の上手な生き方について、船井は次のように話しています。

@「良心・自然にしたがった生き方をすること」

A「本物とつきあうこと」

B「長所を伸ばすこと」

C「すべてを楽しくすること」
 
 大変化のとき、何が起きても、このようなことをいつも心に置いて過ごしたいものだと感じます。

 シンプルになれば、良心の声を聞き、素直な心で行動できるように思います。
 
 単純さを忘れないで生きること、それが宇宙の望んでいることのように思います。

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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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