日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-

このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
2012年9月11日
思いはエネルギー

 皆さまこんにちは。
 いくぶん残暑もやわらぎ、秋の気配が感じられる季節となりました。
 熱海は夕方になると涼しい風が吹いて、歩いていると気持ちがいいです。空も何だか雲が高く、秋の空になってきました。
 船井会長は暑いのは苦手なので、だんだん過ごしやすくなってきてよかったなあと思います。

 今年は、船井会長の自宅のお部屋のクーラーが壊れてしまうハプニングがありました。ある日の朝、船井が「昨夜はクーラーが壊れて暑くて寝られなかったよ」と言って熱海事務所にやって来ました。すぐに直してもらうように、電気屋さんに工事の電話をしたそうなのですが、電気屋さんから「直るまで何日か時間がかかります」と言われたそうです。
 猛暑の中、クーラーがない部屋で何日も船井が寝るのは何だか心配だなぁと思っていたのですが、なんとたまたま電気屋さんの工事の人が船井のファンの方で、急遽時間を空けて修理をしてくれることになりました。電話した電気屋さんに会長のファンの方がいるなんて、何ともラッキーな出来事だなあとびっくりしました。
 何日もかかると思っていたのですが、その日のうちに修理も終わり、本当によかったなあと一安心しました。何だかんだで結局うまく治まってしまうのが船井の不思議なところで、すごいところなぁと思った出来事でした。

 さて、船井会長が『船井幸雄.com』「いま知らせたいこと」(9/10)のコーナーで、「今年は、『船井幸雄オープンワールド』で、神の分野である生命(いのち)や生命体を創り出すのに成功し、魂に重さがあったり、全ての物質に意識のあることを科学的に見つけて開発に成功した川田薫さんの発明、発見と、それの実生活への具体的活用法を、私流に簡単に分りやすく説明したいと思っています。」と言っています。

 川田さんは1934年(昭和9年)生れ、東京理科大、東大などを経て生命(いのち)の研究を続けてきた科学者(理学博士)です。船井とは1980年代からの旧友です。
 川田さんは、「思い」=「エネルギー」=「重さ」で、すべての物体は、個でも全体としても「思い」=「エネルギー」=「重さ」を持っているということを、科学的に研究し、証明されている方です。

 最近、川田薫さん著『いのちのエネルギー』(新日本文芸協会刊)を読みました。この本は100ページくらいの小冊子で、川田さんの研究されてきたことや、考え方が、分かりやすく書かれています。科学者とは思えないほど、やさしく、分かりやすく、こちらに語りかけるような文章に、いっきにスラスラと読めてしまいました。
 船井が昔から言っている「波動の法則」や、「確信をもったことは実現する」などについても共通しているようで、とても興味深く感じました。科学者の研究の面からそれらが分かってきていることにワクワクしました。

 ここで、本書の中から、一部をご紹介いたします。


 私たちがこの魂を得てから、現在まで、何億年経っているかわかりません。エネルギーレベルで見れば、ほとんどの人が何億歳です。その過去の何億歳分の記憶を、全部この蔵識が覚えているわけです。ところが覚えているということですから、私たちは気づいていないし、潜在意識や蔵識とよばれるものがあることすら知らないんです。

 たとえば「そんなこと言っちゃだめだよ」なんていうメッセージが、いっぱい出てきている。でも意識の表面に出てこないから、それに気づかないんですね。朝起きたときに、何かにつまづいたり、手をどこかにぶつけたり、切ったりと、いろいろなことが起きたりする。それは全部メッセージなんです。

 でもそんなことは忙しくしているうちに忘れて、また繰り返したりするんです。そうすると気がつくまでの間、もっとひどいことが与えられたりするんですよ。誰もがいろいろなメッセージを与えられているんです。だからその度に気づいて、修正しなきゃいけません。でもそれがなかなかできないんですね。私もできませんでした。

 だから自分の魂をどう修正するかといったら、先ほど言ったように、過去に遡る。そして「ああ、あのときあの人にこういう思いをしたな」、「こういう言葉を投げかけたな」、「こういう思いを持ったな」というように振り返って、「ごめんなさい」と言うんです。

 「ごめんなさい」と言葉にしなくても、強く思うだけでいい。思いというのは、実はすごく重いんです。本人は気づいていないかもしれないけど、相手の魂はちゃんと知っています。だから、そういうことに対してちゃんと修正する。

 そうすると、心が動きます。ものすごく喜ぶんです。


 皆さまもぜひ本書を読んでみてください。人の思いがエネルギーだということがよくわかります。なんだかとっても嬉しくなる一冊でした。

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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)

船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。

1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。



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