船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
エジプト暴動から考える私の本音
2011.2.2(Wed)
社名:(株)船井メディア 常務取締役 「JUST」編集長
名前:人見 ルミ

 今、エジプトが大統領退陣を求めるデモが激化して、まさに中東一体で革命が起きている。

 私はこれまで3回にわたりエジプトへ90名以上のお客様をツアーでお連れしたこともあり、遠い国での出来事とは思えない。流れてくる映像も覚えのある街角だ。
 3年前からガイドを務めてくれた、優秀なカイロ大学出身のモナさんが、ムバラク大統領のことを「独裁体制で経済政策がないひどい大統領だ」と私にコソッと耳打ちしてくれたことからも、確かに多くの市民の批判を受けながら当局が強い圧力をかけていたことは事実だ。
 また、今回のデモの暴徒化で重要なエジプト遺産の宝庫である「エジプト考古学博物館」が一部略奪にあったが、市民が人の鎖となって「宝を守れ」と必死に暴徒を止めたというニュースが流れ、エジプトの財産でもある素晴らしい博物館が、すんでの処で被害が増大にならなかったことにほっと胸を撫で下ろした。
 これからの状況は分からないが、なんとか、数々のピラミッドや神殿など、世界遺産の宝庫が人々の命と同様に守られることを願いたい。

 ところで、ニュース報道などによれば、これらの暴動化した市民は、いわゆるSNS(ソーシャルネットワーク)を通じて、連携しあい、ネットワークの繋がりがここまでの動きになったとマスコミでは報じているが果たしてそうなのだろうか?
 確かに、私自身、ツイッターやフェイスブックを始めて、このSNSの凄まじい勢いや広がり、その内容の面白さ、ユニークさに驚きを禁じえないし、世界を網羅するグローバルな繋がりには、日々感嘆するばかりだ。
 特に、映画「ソーシャルネットワーク」の公開もスピーディーで内容も圧倒されるものだった。IT時代とその環境はまたたくまに激変し、数年までは、世界のIT界のスター、大富豪といえばビルゲイツ、英雄はアップルのジョブズがステージ上にいたと思った矢先に、わずか26才のフェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグが世界ナンバーワンに一躍踊り出た。世界の6億人の人が夢中になるフェイスブックを生み出したマックには、「SO COOL!」と驚嘆さぜるを得ない。
 このSNSのスピードが、中東の革命を始め、さらに世界を大きく巻き込んで激変していくことは確かだろう。
 しかし・・・。
 果たして通信やインフラの整備もままならないようなチュニジア(ネット普及率はわずか30%を超えたばかりだった)やエジプトの暴動が、本当に小市民のSNSがきっかけになったのだろうか? 経済的に豊かでないこれらの国々の人たちがそこまで本当にSNSによって繋がっていたのだろうか?
 いや、確かに一部のネットワーカーから口伝えに広がり、小規模なデモが拡大していった可能性は十分にある。
 2月1日発刊された週刊朝日によれば「あらかじめ動きを察知していたムバラク大統領は、通信障害を起こし、フェイスブックやツイッターなどのSNSの使用を不可能にしていた。さらにウィーンから緊急帰国したエルバラダイIAEA(国際原子力機関)前事務局長が政権批判をし、デモに加わるや、すぐに身柄を拘束してその影響力を最小限にとどめようとした。だが、それがかえって民衆の怒りに火をつけた」とある。
 もし、そうだとしても誰かが何かの目的でこの革命を扇動してはいないだろうか?

 そう思っていた矢先、今朝、古歩道・ベンジャミンのメルマガが飛び込んできた。
 私は、これを読み、「これが真実かも・・」と直感で感じた。

 ベンジャミン・フルフォードの
       国内外 金融・経済・政治の裏事情レポート ≪VOL.112≫より以下、転載します。

◇◆◇ チュニジア革命の裏にある世界権力者たちの思惑 ◇◆◇         
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                   *≪ 2011/1/31号 ★ VOL.112 ≫*


■□■【 革命は何故起きたのか 】■□■


中国を除く世界各国の中央銀行を管理する人たちは、毎年9月と1月の末日に
大きな裏の決算日を迎える。そのため最近では、世界の権力者たちによる裏
交渉が多く行われていた。

チュニジアでの革命や現在エジプトなどで起きている激化した市民反政府運動、
米国インチキ格付け会社による日本国債の格下げなどは全て この裏の動きと
関連しているのだと英国王室筋やCIA筋は話している。世界の裏権力者たち
それぞれが、新たに動き出しているのだ。
欧米闇政府中枢に近いマルタ騎士団の幹部は『この先しばらくは、世界的な
混乱が加速する』と断言している。

----------------------------------------------------------------------

まず、チュニジアから始まった中近東における革命・反乱の裏事情から詳しく
見ていきたい。これに関しては、大きく分けて『ある組織が動いている』という
情報、『欧米闇権力が画策した』という情報、『あくまでも偶発的なものである』
という3種類の異なる情報が錯綜しているのだが、その可能性を順に検証していく。

まず、これまでに フランス革命、アメリカ革命、ロシア革命などを仕掛けて
きたある欧米組織の人間によると、最近の中近東における革命もまた、彼らが
仕掛けたものなのだという。この組織とは、昔から王族の血筋に拘る欧米闇権力
と対立する一大勢力だ。

崩壊したチュニジアの政権は旧王室関係の人間で構成されていた。これが革命
によって倒されたこと自体が、彼らから世界中の王族に対する警告だったという
のだ。また、欧米闇権力の奴隷政府であったチュニジアの土地は、昔 ローマ帝国
にとって天敵であった古代都市国家カルタゴの本拠地があった場所だ。これには
『カルタゴの土地で“ローマ帝国(=欧米闇権力)”を倒す』という意味が込め
られているのだという。

確かに、複数の情報源が 欧米闇権力が最初にこの革命に関わった可能性を否定
している。このチュニジア革命は、当局により「ジャスミン革命」などと胡散臭い
命名をされているが、これまでに欧米闇権力の画策により起こされ、花や色の
名前を当てはめて名づけられた過去の革命(オレンジ革命など)とは異なり、今回
は革命が起きてから、欧米闇権力が 出来るだけ自分達に有利な結末に導くために
便乗しようとしているに過ぎない、というのだ。


次に、エジプトにおける反政府運動を見ていくと、これが偶発的なものである
とは考え難い不自然な点が多い。
まず、エジプトのムバラク大統領の息子たちは、今回の反乱が起きる前から
海外に亡命している。これには、何らかの事前勧告があったことが考えられる。
それから、これまでデモなどを激しく弾圧してきたはずのエジプト公安当局が、
今回は全くそのような動きを見せていない。この2点を挙げただけでも、やはり
事前に脚本が用意されていた革命のように感じるのだ。

そして、中近東に広がる革命運動は、現在 サウジアラビアの周辺国:ヨルダン
やイエメンなどに波及している。これが徐々に中心に向かっていき、やはり
最終的な狙いはサウジアラビアの王族であるように思える。革命の波がサウジ
アラビアに及んだ時、世界の石油利権のバランスに変化が生じるのは確実だ。

---------------

しかし、これらの混乱については まだ様子が見えてこない部分も多くあるため、
まだ裏があるのかもしれない。この一連の革命運動が、石油の値段を吊り上げる
為に画策された 米連銀派閥などによる作戦である可能性も現段階では否定でき
ない。

中国が、必要とする石油の全てをロシアから購入する契約を結んだことで、欧米
の石油大手は大打撃を受けている。これまで石油利権を独占してきた闇権力の
反撃として、計画的に中近東で反乱を起こし、世界中に石油危機を起こす腹で
いるとも考えられる。

この先 石油の値段が上がれば、当然 農業や食糧の物流コストが跳ね上がる。
この流れは、以前から囁かれている 今年の春から夏にかけての食糧危機を演出
するための過程なのかもしれない。
                          以上、転載おわり。


 今年に入って、朝倉慶さんと話していた時も、「これから食糧危機へ至る様々なシナリオが展開されるかもしれない」という彼の予想と一致している。

 遠くの国で起きていることは、報道でしか分からないが、そのまま鵜呑みにせずに自分の勘や正しいと思える人たちの情報を取り入れて、真実とは何かをしっかり検証していきたいと思う。

 なぜなら、ここ数日で読了した『日本の独立』(飛鳥新社刊 植草一秀著)と『日本はこう変わる』(ヒカルランド刊 高島康司著)を読んでいて、私たちは「マスコミ依存&洗脳」を解き、“主権は私たち国民にあること”を自覚しなければならないとつくづく思ったからだ。
 自分たちの生きる道を創造してゆくのは、私たちでしかないことをもう一度肝に銘じて、日本はどういう未来を創っていけるのかというビジョンを持ち、同じ志を持つ人たちと共有していかねばならないと確信したからだ。しかも、SNSの急速な伸びと同様に、私たちの意識革命も急がねばならない。


1周目:「私もできるだけ本音で生きてみよう」

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