船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
自動反応について
2011.6.6(Mon)
社名:(株)本物研究所 ライフカラーカウンセラー認定協会事務局
名前:星 祐作

 『船井幸雄.com』をご覧の皆様、こんにちは。
 私は、(株)本物研究所にてライフカラーカウンセラー認定協会の事務局をしている星祐作と申します。
 普段、カウンセリングに関する仕事をしておりますので、人の心について考えさせられることが多いです。その仕事を通じて私も、自身をセルフカウンセリングしています。そのおかげで、この仕事の専任なって1年が過ぎましたが、自分自身がどういう人間かということがだいぶ分かってきました。

 カウンセリングの考え方の中で「自動反応」という言葉があります。
 「自動反応」とは、辞書にも載っていない言葉ですが、私は次のように定義します。

 「意識していないにもかかわらず、なぜか取ってしまう行動、態度、思考」

 人前に出ると緊張して言葉がうまく伝えられない。こういうことは誰でもあると思います。こういう特定の場面、なぜか自身のパワーが失われる場面では、ほとんどの人に自動反応が出ていると言えそうです。人によっては、「この仕事は苦手」「この仕事は得意」などがあると思います。それも自動反応の場合が多いです。

 この自動反応と言うのは、意外にやっかいなもので、自分ではなかなか見えないという性質があります。

 先日、通勤電車の中でこのような事がありました。
 その日は、朝から雨が降っていて、車内が蒸し暑くなっていました(このような、気候的条件でも人の自動反応は左右されます)。途中の駅で1人のビジネスマンが駆け込み乗車をしてきました。そして、傘が紐でまとめられていなかったのでその男性は傘を車内でまとめ始めました。その際に、傘の先っぽが座って寝ていた女性の膝に軽く触れました。その時に、女性は目を覚まし、舌うちしながらその男性をにらみました。その男性は、謝るでも逃げるでもなく、ただ茫然とその場に立ち尽くしていました。その時に、女性が男性をにらむ目が私には印象的でした。
 その女性がとった態度が自動反応と言えそうです。
 傘がポンと軽く膝に触れただけで、その女性は怒りモードになりました(私の主観かもしれませんが、あの目は怒りだったと思います)。その後は、あまりその2人を凝視しているのも気がひけたので、私は目をそらしたので、その後2人がどうなったのかは分かりませんでした(そこで目をそらした自分ももしかしたら自動反応が出たのかもしれません)。
 その女性は「雨の日に見ず知らずの人の傘が私の膝に触れた。そのせいで、私のお気に入りのズボンが濡れてしまった」なんて冷静に考えてはいなかったと思います。傘がポンと触れると同時に瞬時に怒りモードのスイッチが入ったのだと思います。
 
 「意識していないなもかかわらず、なぜか取ってしまう行動、態度、思考」

 人間関係のほとんどの問題がこの自動反応がきっかけと言えそうです。そして、この自動反応を区別することがカウンセラーの第一歩です。私が、今の仕事が楽しいと思えるのは、仕事を通して、自分自身にたくさんの自動反応が出てくることにあります。確かに、「きついよな」「つらいな」「もうだめかな」と思うことはしょっちゅうです。しかし、その思考につかまらずに、前進できるのは、周りのサポートと自分自身が自動反応を区別しようとしているからだと思います。

 そして、この「自動反応」には必ず原因があるということです。先ほどの例で言うと、「傘が膝に触れる」という原因により、女性は怒りモードになりました。それは1つの見方で正解だと思います。しかし、実際には、より深いところの原因がありそうです。例えば、怒りのエネルギーの強い人は、過去のある時を境にして怒りのエネルギーが出やすくなります。その時の、出来事のことを思い出し、怒りと言うスイッチが入ります。つまり、その方は、目の前に起きた出来事がきっかけで、過去自分が抱いた感情がムクムクと出てくるということです。

 人は未来目を向けていきています。しかし、心はその時に置き去りにしていることが多々あると私は思います。

 ライフカラーカウンセリングはセルフカウンセリングです。私も含めてカウンセラーさんに特別な能力は要りません、そしてありません。ただ、自分を見つめるコツみたいなものを知っているのかもしれません。このライフカラーカウンセリングを1人でも多くの方に受けていただき、1人でも多くの方にカウンセラーを目指していただけたらと思います。

 船井幸雄は、まずは人に与えなさい、と言っています。私も人に与える人になりたいと思います。でも、その前に、人に元気を与えられる人間になるには、自分が元気であることが大切だと思います。そのためには、自身で自身のことを見つめる事はとても大切な作業だと私は考えます。

 ライフカラーカウンセラー認定協会では、毎月ライフカラーカウンセリング無料体験会を開催しております。
 自動反応の区別に興味のある方、自分自身にどんな自動反応が出るのかを知りたい方はぜひ、体験会に足を運んでもらえたらと思います。

 たくさんの方にお会いできることを楽しみにしています。

 ライフカラーカウンセリング体験会お申込みはコチラ 
→ http://lcchonmono.com/seminar.html

 話は変わりますが、先日、弊社スタッフで東北の被災地に行った者がおりまして、後日報告を聞きました。写真や話を交えながらの話は、胸がいっぱいになり涙が流れました。   
 震災から3ヵ月が経過しようとしています。日々、自分にできる最大限のことを実行していこうと心を新たにしました。


★☆池川明先生、豪田トモ監督講演会&映画「うまれる」上映会開催のお知らせ★☆☆
2011年7月17日(日)
こどもの城:渋谷駅から徒歩10分(東口/宮益坂側)にて
池川明先生、豪田トモ監督講演会&映画「うまれる」上映会を開催いたします。

映画「うまれる」は、出産、不妊、障害、死産等様々な角度から
いのちをみつめていくドキュメンタリー映画です。
当日は、産婦人科医の池川明先生と、豪田トモ監督をお呼びしての講演会も開催いたします。“いのち”についてじっくり考える時間にしたいと思っております。
皆様のご来場をお待ちしております。
詳細はHPをご覧いただけましたら幸いです。
http://anshinon.com
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2周目:「働くことに関する本音」
3周目:「人間としての性質」

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