船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
後から思い出してみるといろいろシンクロがあったこと。
2014.5.16(Fri)
社名:(株)船井本社 『舩井幸雄.com』事務局&『舩井メールクラブ』事務局
名前:藤原 かおり

大麻比古神社

 皆さんこんにちは。新緑が爽やかで早くも初夏を感じさせるこの頃ですね。いかがお過ごしでしょうか。船井本社『舩井幸雄.com』事務局&『舩井メールクラブ』事務局の藤原かおりです。

 今回は、私が最近気づいたシンクロについてお伝えさせていただきます。どうぞおつき合いくださいませ。

 ちょっと前の話になりますが、この冬休みに、私は実家のある四国の高松に帰省しました。そしてお正月の三が日には、隣の徳島県にある「大麻比古(おおあさひこ)神社」にお参りに行きました。
 「大麻比古神社」は徳島の一の宮でもありますが、私はここを訪れたのはほぼ初めてでした(「ほぼ」というのは、昔、一度家族で訪れたことがあったのですが、夕方、薄暗くなりかけていて、きちんとお参りできなかったのです)。

 そもそも今回、この神社を訪れたのは、神社に詳しい私の弟が「徳島県は『大麻』と深く関わりのある地域で、大昔から大麻を栽培していたらしく、それにまつわる地名も多いし、大麻に関わる神社があちこちにあるよ。古くは天皇家にも大麻を献上していたことがあるみたい」と言っていたので、舩井幸雄の著書『悪法!!「大麻取締法」の真実』(ビジネス社)をその少し前に読んだばかりだったこともあり、興味を持ったからです。
 大麻に本当に深く関わっている(らしい)のは、もっと山奥にある小さな神社のようですが、とりあえず、一番行きやすく、大麻にも関わりのあるらしい大麻比古神社に行ってみました。

 大麻比古神社は、お正月ということもあって大変込み合っていましたが、広くとても清々しい感じがしました。
 ところで、この神社のすぐ隣には「ドイツ館」があります。ずっと前からここには行きたいと思っていたので、神社をお参りした後、ドイツ館にも行きました。

 ここに着くと、びっくりしました。
 というのは、このドイツ館のすぐ隣に「賀川豊彦記念館」があったからです。
 賀川豊彦氏のことは、私は不勉強でよく知らなかったのですが、徳島県出身の有名なキリスト教社会運動家です。その賀川氏のことを当サイトの 「リレーでつなぐ“ハート”の話」コラムで、伴武澄さんが去年の暮れに紹介してくれたばかりだったのです。→ http://www.funaiyukio.com/heart/index.asp?hno=201312001
 伴さんからバトンを渡され、次にこのコラムで執筆してくださる方が、その賀川豊彦氏のお孫さんの督明氏の奥さんの賀川一枝さんと聞いていたので、冬休み明けには連絡を取らなければ……と思っていた矢先だったのです。その賀川豊彦氏の記念館が目の前にあるではありませんか!(「これは行かなければ!」と、「賀川豊彦記念館」にも立ち寄ったことは言うまでもありません。)

 また「ドイツ館」は、第一次世界大戦中、ドイツの租借地であった青島(チンタオ)を攻略した日本軍の捕虜となったドイツ兵を収容した「板東俘虜収容所」での、ドイツと日本の交流の記念として、この徳島の坂東(ばんどう)という地域に建てられたものです。
 当時、日本人の管理スタッフたちが、ドイツ人俘虜たちの人権を尊重し、できるかぎり自主的な運営を認めたため、ドイツ人たちは自由で快適な収容所生活を楽しむことができたそうです。文化交流の中でも音楽活動が盛んだったようで、ベートーヴェンの「交響曲第九番」(通称:ダイク)が日本で初めて演奏されたのもこの「板東俘虜収容所」だったそうです。(「鳴門市ドイツ館」サイト参照)
 ドイツ館では、人形などを用いて、その当時の様子が詳しく説明されていて、楽しく見学できました。

 そして、大麻比古神社からは離れているのですが、舩井幸雄が著書『まちはよみがえる』(ビジネス社)などで徳島県の「イヤシロチ」として紹介していた美馬市の脇町(わきまち)近くにも、古くから大麻に関わりが深いという小さな神社が点在しています。
 ドイツ館に行った後、これらの神社の一つにも行こうとしましたが、近くまでは行けたものの、残念ながら山道が細く車で通れず、薄暗くなりかけていたこともあり、辿りつけませんでした。
 ただ、この神社の近くから断念して帰る途中、薄暗い夕暮れの空に、これまで見たこともないようなおびただしい数のカラスが飛んでいたのが印象的でした。本当に気持ち悪いほどの数のカラスに、まるで、何か闇を突いてしまったのかと思えたりもしました。
 脇町には、ランの栽培で世界的に有名な(株)河野メリクロンもありますし、やっぱり、大麻の栽培とイヤシロチとは関係があるのかなぁ、と思いました。

 その後も、賀川一枝さんが、私が大学時代に住んでおり、私の東京生活での故郷とも言える杉並区の善福寺界隈を活性化する「善福寺川再生プロジェクト」に携わっていたり、賀川さんがバトンを渡してしてくださった鈴木律子さんが、ベートーヴェンの「第九(ダイク)」についてコラムを書いてくださったり、「ダイク」については(こちらから何か言ったわけではなくても)ほかにも最近よく耳にしたりと、「大麻比古神社」を起点としたシンクロを次々と感じたのです。

 大麻比古神社をお参りしてみた個人的な感想ですが(根拠はありませんが)、とくにこの神社は「お金」に関わる「厄」を落としてくれるようにも感じました。なんとなくですが、大麻というのは、お金が中心の「資本主義社会」の厄落としにもつながるのでは……と感じました。


2周目:「鳥インフルエンザからニワトリを想う」
3周目:「日本の独立と個人の自立」
4周目:「資本主義について思うこと」
5周目:「“野性”を目覚めさせるには・・・」
6周目:「にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”」
7周目:「歪みを正す方法」
8周目:「“グレー”からの脱却」
9周目:「“コンサバ”に思う」
10周目:「“野菜”は本当に健康にいいのか?」
11周目:「ロンドン・シティで感じた意外な“気”」
12周目:「フリーエネルギーとUFOの関係」
13周目:「最近読んでショックを受けた本」
14周目:「“寄り添う”ということ」
15周目:「“五井野イズム”に触れて……」
16周目:「秘伝のお茶と新コラム」
17周目:「偶然とは思えない3つのこと」
18周目:「「本物」は野性的!?」
19周目:「日本人の「水戸黄門」幻想」
20周目:「嫉妬の時代」
21周目:「久しぶりに会った舩井幸雄」
22周目:「舩井幸雄との出会いを思い出してみました。」

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