船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
すべての諸問題の原因は「土」か?
2018.11.16(Fri)
社名:(株)本物研究所/(株)51コラボレーションズ
名前:門脇 宥希

皆様のまわりに存在する問題……今、どのような課題がありますか?

数々の問題は、職場、家庭、社会、環境……それぞれの場面における、人間関係、病気、情緒のもつれ、金銭……等々、挙げればきりがありませんし、皆様にも心当たりが多く存在すると思います。そこでふと思うのですが、数々の問題点を解決する術というのは、巷には溢れていますが、それは表面的な部分をなぞっているだけ……と感じることはありませんか? 病気になったら、薬が処方されるように……。

我々のような仕事柄、船井本社グループ創業者の舩井幸雄の考え方や思想、信念のようなものが身に沁みついてきて、世の中の裏側や真実の探求をすればするほど、世の様々な事象を「客観的に観察する」視点に恵まれます。これも舩井幸雄がきっかけをつくってくれた恩恵だと思うのですが……船井流の中に貫く、ある黄金則があります。

「量質転換」そして「ルール化」。

仕事量も「量」を詰め込んでこなすと、だんだん「質」に転換してくる。そして自分なりに「ルール化」ができる……というものです。元々、船井流経営法も、舩井幸雄が大阪の「どぶ池」と言われる、問屋街の現場にはり付き、多くの経営の現場を見て=「量」、経営法が確立された過程(=「質」=「ルール化」)を例外なく経ています。

そこでお題に挙げた 【すべての諸問題の原因は「土」か?】 についても、私なりに突き詰めて仕事をしてきた中で、ルール化されたものでした。こちらの映像からもわかります。

https://youtu.be/juc2ggq5fuw

つまり、数々の諸問題……人心荒廃や環境破壊の元の元は「土」にあるのではないか? ということです。加えて、私は「体験知」として、それを確信する「体験」をしました。5月にイスラエルに行かせていただいた際の「体験」です。

砂漠で不毛の地であるはずのイスラエルがなんと食糧自給率100%を超えて輸出までしていた!かたや日本は森林で肥沃な土地があるのにも関わらず、食料自給率はカロリーベースで4割を切り、耕作放棄地は増大、農薬から遺伝子組換から……食の乱れと病気の量産の散々たる惨状。日本とイスラエルを比較すると、あまりに食べ物のエネルギーの差がありすぎることを痛感したのです。「食のコントラスト」をまざまざと見せつけられると、国力や人間のパワー(ユダヤの仕事力等々)まで差が出るわ……と直感しました。

このコントラストを解消できる、数少ない日本の先進モデル事例が、先の映像で、ご紹介した八尋健次先生の実践です。元々、八尋先生の農地は、無農薬に加え無肥料栽培を何年も実践され、りんごの木村さんで有名になった、「無農薬」「無肥料」栽培に関しては、始めて2〜3年の新規就農というレベルではなく、ノウハウがたまった筋金入りの「プロ農家」。

実際、通常のスーパーに売られている慣行栽培と自然栽培の「腐敗実験」を比べると一目瞭然で、特にニオイをかぐとすごい!枯れずに腐る食べ物を食べると、身体が腐敗して病気になるのは当然のことのように思えるほど臭い!!土の腐敗は、人心の腐敗と「相似」であることは体験するとわかります。この度、一般財団法人地球発展研究協会代表の河合勝先生の技術もコラボレーションし、オリジナルのコラボ米をつくっていただきました。

http://51collabo.com/?shop=hom1017

ご覧いただくとわかりますが、「米」の販売だけでも、多くの様々な価値があることに気づきます。「食料」という範疇を優に超えています。

先の「表面的」な部分ですが、ノーベル賞などでも、病気の特効薬に焦点が当たり、莫大な研究費がつぎ込まれていますが、病気の原因の元の元……目に見えない微生物を度外視した「土」の改善をせずに、資金が偏っていることはとてもイビツ……主義主張をしてこない、自然や「土」の声は、人間の耳には聞こえてこないわけで、直感的に「気づく」しか方法がありません。

これからは異常気象の頻発で食糧価格の高騰、AIの登場や金融危機で労働人口の余剰、医療費40兆の異常現象で自然回帰……一次産業の隆盛は間違いない!常識が常識でなくなる「ニューノーマル」現象が、ありとあらゆる業界で見える化されてきていますが、人間が、ないがしろにしてきた「命」の根本をつくる「土」と「自然」のすごさに、強制的に気づかされる逆転現象がこれから起きてくるようにも思えます。


2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」
29周目:「分離か統合か」
30周目:「視点(次元)をズラす」
31周目:「2035年はどうなるか?」
32周目:「マネー資本主義崩壊はいつか?」
33周目:「つなぎ役」
34周目:「コラボレーションする故に我あり」
35周目:「二項対立の果て」
36周目:「表を動かす陰の力」
37周目:「2016年、丙申(ひのえさる)年の兆候が出てきた」
38周目:「数に秘められたシクミを思い出す時代」
39周目:「言霊(げんれい)の真髄を知り事(こと)が始まる」
40周目:「世を変える素晴らしい人財の発信が燃える」
41周目:「言葉にならない情報を言語化」
42周目:「現状維持か破壊か?」
43周目:「高い壁に覆われた自由と幸せは錯覚か?」
44周目:「支配と被支配の終わりの序章か?」
45周目:「次元の扉を開く重力波」
46周目:「私(わたくし)から公(おおやけ)へ」
47周目:「私が舩井幸雄に惚れた理由」
48周目:「破壊と創造は同じタイミングでやってくる」
49周目:「やらされ仕事」
50周目:「軍産複合体と食」
51周目:「人のエゴレベルの変化が垣間見える、新世代の兆候」
52周目:「生命の樹(カバラ)と日本の至高、言霊」
53周目:「「ユダヤ人大富豪の教え」の真髄はどこにあるのか?」
54周目:「右回りの時計の時間…洗脳からの解放」
55周目:「あなたの目の前の現実は、仮想現実か?」
56周目:「生き抜く土台だ!イスラエルのキブツ」
57周目:「知識偏重教育に隠された身体の叡智」
58周目:「薬を使う対処療法の限界」
59周目:「AI(人工知能)時代に求められる能力」
60周目:「誰も知らない日本の叡知」

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