私から見た舩井勝仁 〜最近の舩井勝仁の動向より〜
このページは、普段、舩井勝仁と行動を共にすることも多い、きれい・ねっと代表の山内尚子さんによるコラムページです。
身近で舩井勝仁に接する中で、山内さんが感じることや、舩井勝仁の日々の動向などを山内さん目線で語っていただきます。
皆さま、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。本年も舩井幸雄.comの主宰、舩井勝仁さんの最近の動向を、ちょっと違った目線から楽しくお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。
さて、昨年12月にお知らせしました「水星逆行」が8日に終わりましたが、皆さま思い当たるようなことはありましたでしょうか。勝仁さんがよく遭遇された交通機関の乱れ、パソコンやスマホなどの通信機器の故障や様々な行き違いに悩まされた方も多かったのではないかと思います。
それから、お正月休み前後は寒暖差が激しい日々が続いたせいか、体調を崩している方がとても多かったように思います。身体は「魂の乗り物」というふうに考えれば、これも水星逆行の表れだったのかもしれませんね。
ちなみに年末の勝仁さんは、にんげんクラブのウィークリーレポートを書き忘れてアップが翌日になるという事態にも陥られたそうです。2008年3月から週に一度書き続けてこられて、書くことを忘れていたというのは二度目だということで、きっと水星逆行のせいに違いないと言い訳全開の原稿を書かれていました(笑)。
でも、本当の原因は昨年の勝仁さんのスケジュールが、あまりにもめまぐるしかったことにあるようです。グーグルカレンダーで確認すると、昨年1年間の外泊は95泊にものぼったというのですから驚きです。特に12月は殺人的ともいえるほどで、スケジュールをお聞きしたら大阪に5回、北海道、沖縄、鳥取、福岡、愛知、それに年の瀬には二泊四日の強行スケジュールでインドに出かけられたということでした。
朝起きると「ここはどこ? わたしはだれ?」状態になることもしばしばだったとか。2016年は「祈り」がテーマということで、世界中を駆け回ってそれぞれの土地の神さまとの対話を続け、祈りを捧げさせていただいたとのことなので必要必然のことだったとは思うのですが……。
ところが一転、前述のインド(小川雅弘さんと新紙幣への切り替えで混乱していると言われているインドへ経済視察に出かけられたそうです。詳しくはウィークリーレポートをご参照ください。→ http://www.ningenclub.jp/blog02/archives/2017/01/post_1729.html )で感じられた現代の日本にはない「効率を無視した強さ」を体感してみようということで、お正月休みは徹底的に非生産的に過ごされたそうです。仕事はしない、本も読まない、テレビを見て、お酒を飲んで、眠たくなったら寝る……。こんなちょっと極端な時間を経て、いまは会社やご自宅で過ごされる時間をなるべく長く、大切にされているそうなのです。
最初のうちは会社でもご自宅でも、時間の過ごし方や社員さんやご家族との接し方が分からずまごまごされたそうですが、慣れてくるにつれて様々なことが分かったり、感じられるようになったそうです。社長に就任されてから初めての社員旅行にも行かれたりと、お話をお聞きしていると、ご自身の活動を支える存在の大切さを再確認、再認識されているようで、この一連の変化も前回書かせていただいた「立ち止まり、振り返りなさい」というメッセージに沿っているように感じられました。
そんな勝仁さんと新年最初にお会いしたのは10日だったのですが、水星逆行の時に起こりやすいこととしてもうひとつ、以前親密だった人との思いがけない再会があったり、昔の出来事が良くも悪くも蒸し返されたりといった過去との邂逅が起こりやすいということもお伝えしたかと思うのですが、そんな水星逆行の波がまだ残っていたのかもしれません。
この日は船井本社の会長室で、勝仁さんと小川雅弘さん、村中愛さんにインタビューをさせていただいたのですが、村中さんが舩井幸雄先生のお写真の方を見られて「おめでとうございます」とおっしゃるのです。新年のご挨拶かなと思ったらそうではなくて、なんだか舩井先生がとても嬉しそうにニコニコされているのが感じられて、思わず「おめでとうございます」と言ってしまったとのこと。
実は、この日は舩井先生のお誕生日だったので、そのことを知っていた勝仁さんと私はびっくりしてしまいました。時空を超えた過去との邂逅と言える時間、舩井先生がステキな笑顔でいてくださると思うだけで、何も見えない私までポカポカと温かい気持ちになって、内容も多岐にわたり示唆に富んだすばらしく意義深いものとなりました。この時のお話は、遠くなく書籍としてまとめさせていただくことになりますので、どうぞ楽しみにお待ちいただけましたら幸いです。
そして、とても印象的だったのが、このインタビューの後にお話しさせていただいた時、「脱・舩井幸雄が大切なんですよね。そう思わせられるようなことが多く起こります」と勝仁さんがおっしゃったことです。
「舩井幸雄を超えていかなければならない」ということは、たしかに『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』でも示されていることなのですが、実際に対談の現場にいた私にはどちらかというと中矢伸一先生の強い主張である感がありました。
でも、舩井先生が旅立たれてから数年、先生から遺された様々を守って実践し、殺人的なスケジュールをこなしながら心身をすり減らすほどの勢いで学びきれていなかったことを学びきって、いよいよ現実的に「守破離」の「離」の時を迎えつつあるように感じられたのです。もしかすると、この水星逆行はその最後の締めくくりとも言える期間だったのかもしれません。
実は水星逆行を終えてから2月6日までの約一ヵ月間は、地球に影響を与えると言われているすべての星が順行する「全惑星順行」の期間にあたるのだそうです。この期間は宇宙の流れに沿った行動であればあるほど、止められないほどのスピードで現実化が進んでいく(逆の行動はどんなに頑張ってもうまくいかない)のです。
この「全惑星順行期間」というのは年に一度程度は必ず訪れる期間なのですが、普通は長くて一週間程度で、一ヵ月も続くというのはとても珍しいことなのだそうです。変化が速いということは、その分どうしても心身の負担が大きくなりがちなのですが、それだけいまの宇宙は大がかりな変化を私たちに促している(それはすなわち、宇宙の一部である私たちの意志だとも言えるのですが)のかもしれません。
余談になりますが、トランプ次期大統領は慣例として大統領選挙翌年の1月20日に就任式を迎えます。意図することなくこの期間の真っただ中に就任するトランプ氏は、宇宙を味方につけているということになりそうです。
ところで、このコラムがアップされる前日の19日は舩井先生のご命日にあたります。あの日からちょうど3年がたったのかと思うと、なんとも感慨深い想いになります。
これからの勝仁さんは、残されたもの、教えていただいたことに感謝し、本当の意味で活かしながら、きっとおありになるだろう親子だからこその葛藤も超えられて、新しい時代に向けて独自の色彩を出していかれるのだと思います。もしかすると舩井先生はそのことを喜ばれて、村中さんを通じて満面の笑みを見せてくださったのかもしれません。
前回もご紹介したとおり、2017年1月29日(日)に東京麹町のルポール麹町にて中矢伸一先生と勝仁さんの共著『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(きれい・ねっと)の出版記念講演会が開催されることになっています。
お二人の得意分野から大激変の2017年の生き方を示唆していただけるとともに、舩井幸雄先生からの学びもシェアしていただけるということなのですが、インドから戻られて以前とはかなり違った認識を持たれているご様子の勝仁さんからのお話、そして外部でのご講演を控えていらっしゃる中矢先生からのお話、ともに大変貴重なものとなると思います。
何より、18日のウィークリーレポートによると、中矢先生とのジョイント講演会はおそらく最後になるだろうとのことでしたので、多くの皆さまとこの時間をご一緒したく、ぜひお運びいただけましたら幸いです。
それでは、今回のレポートはここまでとさせていただきたいと思います。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
まだあと何度かは大寒波の襲来がありそうです。免疫力をしっかり上げてお元気にてご活躍くださいますように。
そして、来月もどうぞお楽しみに♪
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Profile:山内尚子(やまうち なおこ) 株式会社きれい・ねっと代表 1974年兵庫県生まれ。新日本文芸協会加盟。様々なジャンルの本づくりのかたわら、多くのイベント・講演会などを企画して、「なおちゃん流ホ・オポノポノ」を伝えるとともに、「誰もが主人公となって、表現できる場所づくり」を提案。自らの体験をもとに語る言葉は、セラピーのように温かく心に響く。著書『やさしい魔法ホ・オポノポノ』『こころの宝物』(きれい・ねっと)ほか。 http://kilei.net/ |