私から見た舩井勝仁 〜最近の舩井勝仁の動向より〜
このページは、普段、舩井勝仁と行動を共にすることも多い、きれい・ねっと代表の山内尚子さんによるコラムページです。
身近で舩井勝仁に接する中で、山内さんが感じることや、舩井勝仁の日々の動向などを山内さん目線で語っていただきます。
数日前に東京では春一番が吹いたとのこと。でもその翌日には寒さが戻ったりと、寒暖の差が激しい日々が続きますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。今月も舩井幸雄.comの主宰、舩井勝仁さんの最近の動向を、ちょっと違った目線から楽しくお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。
数か月前から何度かご案内させていただいていた、2017年1月29日(日)に東京麹町のルポール麹町での中矢伸一先生と勝仁さんの共著『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(きれい・ねっと)の出版記念講演会は、おかげさまで大盛会となりました。ご参加くださいました皆さま、応援くださいました皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
中矢先生が主宰されている「ひふみ友の会」の皆さまをはじめとする中矢ファンの皆さまと、にんげんクラブや『ザ・フナイ』読者の皆さまをはじめとする勝仁ファンの皆さま、ちょうど半々くらいだったこともあり、少しいつもとは違った雰囲気の講演会になったような気がします。
そんな中、懇親会の時に初めてお会いした方が「講演会に参加した時にはいつもお話を聞いてすぐに帰るのだけれど、思い切って残ってとてもよかったです。勝仁さんはじめ、たくさんの方が気さくに接してくださって、ふだんできないような意見交換をこんなに楽しくできるなんて感激です。また参加しますね」ととても喜んでくださったのが、本当に嬉しかったです。
でもそれは、偶然気の合う人が集まったということではありません。実は、にんげんクラブの関東、そして関西の仲間たちが何人か参加してくださっていて、初めての方にもとても自然に積極的に声をかけてくださっていました。同じ場を共有する方を、ミロクの世をともに創る仲間として温かく迎えるにんげんクラブの良さがあらためて感じられる場面でした。
私は兵庫の支部代表を長くさせていただいていて、全国のメンバーの皆さまと仲良くさせていただいているのですが、「素敵なメンバーでしょう?」と思わず自慢したくなりました。勝仁さんは、みんなが意見を出し合う寄合を大切にされていますが、その取り組みが花開いてきていることをあらためて感じています。
さて、この時の勝仁さんのご講演はやはりご専門の経済のお話が中心でした。経済関連の講演会ということではなかったからか、きっと初歩的なのであろう経済用語も耳慣れないご様子の方が多かったのですが、それでもいまの経済情勢が危ういということについては皆さま意を同じくしていらっしゃるようで、しっかりと耳を傾けていらっしゃいました。
そんな中、勝仁さんはトランプ大統領の就任を早くから予見されていた副島隆彦先生から教わったという西欧諸国の4つの政治思想をご紹介されました。1.自然法(natural law ナチュラル・ラー)2.自然権(natural rights ナチュラル・ライツ)3.人権(human rights ヒューマン・ライツ)と4.人定法(positive law ポズィティブ・ラー)というもので、この4つは欧米人の本気の議論の輪の中に入る前には、必ず知っておかなければならない最低限の常識なのだそうです。
詳細はぜひ『ザ・フナイ』の4月号の勝仁さんの記事をお読みいただければと思うのですが、私が印象的だったのは副島先生から勝仁さんに「勝仁君はどの立場を取るのか!立場を明らかにせずに超越したところから批評するのはよくない」という厳しい言葉をかけられたということです。このお話を伺ったときに、私はこの言葉は勝仁さんお一人に投げかけられたものではなく、また政治経済の話に限ったことでもなくて、私たち誰もが生きていくうえで、しっかりと自分に問いかけてみなければならないことのように思えました。
にんげんクラブはもちろん、私が経営させていただいているきれい・ねっとも、お互いの違いを認め合いながら、みんなでミロクの世を創っていこうということで活動をさせていただいています。でも、情報を得ようと集えば集うほど、どうしても偉い人の魅力的な情報に振り回されたり、多くの人たちの意見に合わせたりということが起こってきてしまうようにも思えるのです。
情報を集め、それを消化することもとても大切ですが、やはりまずは内観、クリーニングを進めて、情報の本質をつかみ活かせる自分をしっかりと形成していくことこそが、大激変の時代に「時流を読んで対処する」ということの第一歩であるように感じます。そして、自分を確立、つまりきちんと自立できた人こそが、自分を守るために自分の意見を押し付けたり攻撃するのではなく、本当の意味で愛をもって違いを認め合うことができるのではないでしょうか。
さて、今回は宇宙の流れのお話をしませんでしたが、実はいまの時期はこの内観とクリーニングを進めるのにとても適した時期なのだそうです。西暦の2017年はすでに始まっていますが、宇宙の流れの新年は3月20日の春分だと考えられるそうで、それまでの1か月はいわば心身の年末大掃除に最適な期間ということになるのです。特に2月26日のうお座新月まではお月様が欠けていく時でもあり、過去の清算、不健全な生活習慣や嫌々続けてきたこと、人間関係などの「ケリをつける」、言い換えると人生の浄化を進めるのに最適なのだそうです。
どんなに嫌なことであっても、長らく続けてきたことやもの、人を手放すというのは、とても勇気のいることです。でも、大激変の時代が始まったといわれる今だからこそ、宇宙の元旦、春分の日から新たな気持ちで本当に大切なもの、自分の魂の本来の姿を表現し、磨いていくために、この期間をみんなで大いに活用していけたらと心から思います。
そしてまた、この宇宙の流れにぴったりと沿うように、腰を落ち着けて過ごされている勝仁さんはすごいなあと感心します。実は数日前に勝仁さんにお会いする機会があったのですが、「最近あまりイベントや出張などの動きがないので、コラムが書きにくいのではないですか?」とご心配いただいてしまいました(笑)。たしかに、ネタ探しはやり辛いのですが、でも、たった一つのイベントでもこれだけ深い気づきがあるということが、今回はあらためて感じられたように思います。
それでは、今回のレポートはここまでとさせていただきたいと思います。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
寒い中にも、春の訪れがそこかしこに感じられるようになってきたように思います。そんな自然の恵みを感じ取る心を大切に、どうぞお元気にてご活躍くださいますように。
そして、来月もどうぞお楽しみに♪
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Profile:山内尚子(やまうち なおこ) 株式会社きれい・ねっと代表 1974年兵庫県生まれ。新日本文芸協会加盟。様々なジャンルの本づくりのかたわら、多くのイベント・講演会などを企画して、「なおちゃん流ホ・オポノポノ」を伝えるとともに、「誰もが主人公となって、表現できる場所づくり」を提案。自らの体験をもとに語る言葉は、セラピーのように温かく心に響く。著書『やさしい魔法ホ・オポノポノ』『こころの宝物』(きれい・ねっと)ほか。 http://kilei.net/ |