トップが語る、「いま、伝えたいこと」
74年以上も生きてきました。まだまだ生きる予定ですが、年齢を重ねると、いろんなことが分ってきます。
以下は、今月5日、船井総研の入社式後、新入社員約50名を含めて船井総研の社員に講演したレジュメです。
私の今生のいままでの「生きるコツ」の集大成とも言っていいものです。
いずれ、1−2年中に、さらに検討し、1冊の本にまとめて世に問いたいと思っていますが、多分、これで、ほとんどまちがいないと確信しております。
ぜひ御活用ください。
船井総研入社式後の講演レジュメ
2007年4月5日 船井幸雄
私は波乱万丈の74年余りを生きてきたと思っている。また多くの人の生き様や多くの会社を見てきた。その結果まとめたのが、以下のレジュメである。まだ未完成のところもあると思うが、参考にして欲しい。
1.人間にとってもっとも幸せなことは、仕事でもって「自己実現」すること
2.「経営のコツ」は、「人材を多く創ること」だし、「正しく生きるコツ」は「人材になること」。
3.「人材」とは、@自由に A自主 B自己責任 で生き、「世のため人のためになることをし、ならないことをしない人」。
4.最効率「人材創り法」(人材には、トップ、リーダー、プロの3種類ある)
(1)船井流帝王学をマスターすること
(帝王学=リーダー学にとってもっとも大事なのは、哲学と人間性である。だれもが納得する哲学で行動し、人間になる必要がある。)
@できたら 0〜4歳までに勉強ぐせを身につけること
A0〜6歳で健康ぐせを身につけること
B6〜12歳で上手な人間関係ぐせを身につけること
C12歳後すみやかに働きぐせを身につけること
(2)終生「成功の3条件」をくせづけること
(3)意志決定法を知ること
人材であっても一つのことにしか卓越しない人は、単なるプロである。プロを使える人をリーダーという。プロで人間性と哲学が正しければリーダーになれる。さらに「生命をかけることができる」とトップになれる。
健康で人付き合いが上手く、勉強ぐせ、働きぐせがあり、少しでも正しい情報を知ろうとし、本物を知り、直感力を発露させる努力をしている人を「人材」といえばいいだろう。
5.要は人である。「経営のコツ」は社内に「人材」を多く創り、「並みの人」を減らし、「くず」をなくすることである。
「並みの人」とは @どうでもいいことに「時間つぶし」をする人
A会社の経費や時間をムダに使う人
B命令されたことを中心に仕事をし、その仕事には生きがいを求めず、サラリーをもらい、それを活用して「仕事以外に生きがい」を求める人。
これらの人には、吉田松陰の人創り法が効果がある(転載ここまで)。
=以上=
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