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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2008年5月26日
元気になりました

 どうやら私の体調は、完全に回復に向い出したようです。
 気分的には、今月15日夜から元気になりました。体力的にもいまめきめき回復しています。来月中には一人前にもどれるようだと思っています。
 つぎは、今度、徳間書店から出す本『180度の大激変!』の「はじめに」の文章です。自分本位の文で、少し恥ずかしいのですが、ぜひ御一読ください。

はじめに
 
(14ヵ月ぶりの笑顔、本当にうれしい)
 ミャンマー、中国などで巨大天災がおきました。いよいよ経済恐慌も到来したといっていいように思います。激変の時代です。
 私にも一年余り前から激変がありました。40年近く病気知らずで超健康を誇っていたのですが、昨年3月から体調を崩し、日々悪化し、今年3月には死を覚悟しました。
 その私が、いまはニコニコしています。

 いまの時刻は、2008年5月17日の午前6時すぎです。いまホテルオークラ福岡の1140号室でペンを走らせています。
 机の前に鏡があり、そこに私のニコニコした明るい笑顔があります。その顔をみて自分でもびっくりしています。
 去年3月まで、毎日ニコニコしていた私が、昨日(2008年5月16日)までの1年2ヵ月余、まったく笑顔を忘れていました。辛くて笑えなかったのです。「笑いを忘れた船井幸雄」だったのです。
 現実家で客観視をしなければならない仕事を40余年もしてきたのですから、今年3月末までは、日々、体調の悪くなるのが自分ではっきり分かりました。
 今年の3月には、真剣に遺書の内容を考えました。
 去年11月ころからは、口内中が常に複数の口内炎で痛く、それ以上に四六時中口内がぐちゃぐちゃしてたえず気分が悪く、目や鼻もすっきりしない上に、顔の左半分が麻痺して食事もまともに摂れない状態でした。
 事実、去年3月に67kgあった体重が11月には63kg、そしていまは56kgになり、去年11月以来、夜も3、4時間しか眠れない日々が数ヵ月もつづきました。セキが止まらないうえ、声の出にくいのもつづきました。
 もちろん、有名病院へ行ったり、多くの医師に診てもらいました。しかし、そのたびに「心臓が悪いからすぐ手術しろ」とか「あと1〜2ヵ月の生命だね」などとまで言われ、気管、肺、胃腸、じん臓、甲状腺など、あらゆるところが異常だ……と多くの医師から指摘を受け、薬だけは山ほど処方されましたが、今年に入ってからは、医師不信になり薬などにはほとんど手をつけていません。
 こんな私が、昨夕7時半ころ、10年前に左口腔内下部の奥の方に埋めこんだ2本のインプラントの中の1本を、親友の村津和正歯科医師(福岡市博多駅近くで歯科医院を開業)に抜いてもらった途端、口腔内が一挙に楽になったのです。
 私は「心臓が悪い」と東大病院などで診断されているので、血管収縮薬の入っているふつうの麻酔薬を使用できないため、「スキャンドネストカートリッジ」で麻酔をして手術をしてもらいました。しかしこれは1本の注射で数分くらいしか効かないので、2本のインプラントを抜くための時間は1時間弱でしたが、10本近くの麻酔を打たねばならない大変な手術でした。
 いまのところ口内炎は、まだ残って痛いのですが、口内のぐちゃぐちゃするもっとも気分の悪かったことや、たえずすっきりしなかった目と鼻がかなりすっきりし、顔の麻痺もかなり楽になりました。こんなうれしいことはありません。
 最近の数ヵ月、眠れない夜は、ベッドに横になりながら「人間はどうして生まれて来たんだろうか」「これから世の中はどうなるのだろうか」と集中して考えた時だけ、少し楽でした。
 起きている時は、「原稿を書いている時」と「講演中」だけ、少し不愉快さを忘れられたのです。
 しかし今年になってから体力が弱り、そのためにドクターストップで講演もストップになりました。
 1月〜4月で何十回かの講演をキャンセルせざるをえなく、1月以来は「人間のあり方」「これからの世の中」を、夜はベッドの中で懸命に考え、起き出しては思いついたことを原稿に書いて、気分をまぎらわせていました。不思議なことに、集中して考えているせいでか、勘がとぎすまされてきたのか、「予測は見事に当たる」ようになりましたし、カラダへの苦痛の辛さに泣きながらも「人間や世の中のあり方」が、私なりに急速に分かってきました。
 それとともに4月中旬から、急に「やる気」と「生きる気」が出てきたのです。ちょっとしたことが機縁ですが、それが、ムリを承知の昨夕の手術につながりました。いま私のムリをきいてくれた村津和正歯科医師に感謝しきれないくらい感謝しています。
 それと、私の看病のために、自らも体調を崩しながら、いやな顔一つみせないで、助けてくれた妻の献身さに手を合わせながら感謝して、書いたのが本書なのです。
 昨夜は「楽になったよ」と家内に電話をしながら、思わず泣き出して声が出なくなってしまいました。
 ともかく、いま、これから、私はめきめきと元気になりそうなことだけは、はっきりと分かります。若がえり、もう一働きも二働きもできそうです。
 本書は4月25日に書きはじめ5月12日に本文を脱稿しました。5月13日に出版社に原稿を渡しました。本書の原稿を書いた時はカラダは半人前、アタマもちょっと異常な状態だったかも分かりませんが、いまの気分では体調は70%ぐらい正常になりアタマは100%正常になったと思えます。明日はさらに体調はよくなると思います。その状態で明日初校にとりくみます。
 読者の皆様、申し訳ありませんが本書の一番「はじめに」この、いまの私の気持ちを書き足す「わがまま」を、ぜひお許しください。私はいま本当にうれしいのです。
難病も、その気になれば、よくなるように思います。
 いわんや大激変による大難も小難にできるでしょう。

                  2008年5月17日 朝6時45分 船井幸雄(転載ここまで)


 多くの方に御心配をかけ、毎日毎日お見舞いをいただき、申し訳ありませんでした。感謝しています。もう大丈夫のようです。そのお礼も兼ねてこのホームページ上で自分のことを書いて申し訳ありませんが、よろしく御了承ください。
                                           =以上=

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