トップが語る、「いま、伝えたいこと」
9月12、13日の「にんげんクラブ全国大会」で、ちょうど参加されていた羽生善治さん(将棋の天才?)にちょっと御出演願い、私と朝倉慶さんと3人で30分ほど対談をしました。
その時、彼からつぎに書くような七つの質問をちょうだいしました。
私のことですから気楽に、しかし真剣に答えました。きいておられた3000人強の聴衆は朝倉さんの上手なアドバイスもあり、非常に喜ばれたもようです。
ちなみに羽生さんの経歴と私への御質問はつぎのようなものでした。
羽生 善治(はぶ・よしはる)
1970年、埼玉県生まれ。小学6年生で二上達也九段に師事し、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。奨励会の6級から4段までを3年間でスピード通過。中学3年生で4段。中学生のプロ棋士は加藤一二三、谷川浩司以来。89年、19歳で初タイトルの竜王位を獲得する。その後、破竹の勢いでタイトル戦を勝ち抜き、94年、九段に昇段する。96年、王将位を獲得し、名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王と合わせて「七大タイトル」すべてを独占。「将棋界はじまって以来の七冠達成」として日本中の話題になる。2008年には名人通算5期により「永世名人(十九世名人)」の資格を獲得した。現在、最強の棋士である。棋風はオールラウンドで幅広い戦法を使いこなし、終盤に繰り出す妙手は「羽生マジック」と呼ばれ多くのファンを魅了している。著書には『決断力』(角川新書)、『羽生の頭脳』(1〜10)(日本将棋連盟)、『挑戦する勇気』(朝日新聞社)などがある。
【羽生さんから私への御質問】
1、過去を思い出すことや歴史を知ることに意義はあるのでしょうか。
2、現在の世の中の特徴は何でしょうか。
3、天の理と地の理をどのように使えば良いのでしょうか(すべて天の理で行動すると社会との調和が難しいので)。
4、想念や気を周囲の人々と合わせるにはコツがあるのでしょうか。
5、あの世の存在や別次元の存在との付き合い方は人間と同じで良いのでしょうか。
6、癒しと治療の王道について教えてください。
7、この世をパラレルワールドと仮定をするとその選択(分かれ道)に介在するのは何でしょうか?
・・・などでした。
ところで、びっくりしたのは彼からの9月14日の日付けの丁重なる手紙が9月15日に私宅へ届いたことです。
去年12月に対談本『人間力』(09年5月 ビジネス社刊)のために対談した直後にもていねいなお手紙をちょうだいし、その筆まめさにびっくりしたことがあります。が、今度あらためて再びっくりしました。
彼の字は決して上手とは言えません。どちらかといえば悪筆(?)の方でしょう。ちょっと読みにくい字です。
故人になられたダイエーの創業者の中内功さん(※「功」は正しくは「工」偏に「刀」。フォントがないためここでは「功」にしています)と同じくらいのうまさの字ですが、暖かな人間性が感じられるうれしいお手紙でした。
ともかく羽生さんからのお手紙を見て、中内さんと船井総研の現社長の小山政彦さんを私は思い出しました。小山社長もよく手紙を書きます。
それがうれしい手紙なのです。この3人とも、そのお手紙からお人柄のすばらしさが伝わってきます。
私も一つマネてみたい…とびっくりしながら思ったことをきょうは紹介しておきます。うれしい手紙を筆まめに出すのはいいことですね。
=以上=
2009.09.25:【先週のびっくりより】羽生善治さんの手紙
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