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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2011年10月13日
10月19日に、読者に絶対に読んでほしい新著『人間の「正しいあり方」』が書店店頭に並びます。

 私は、2007年3月からの4年半以上にもおよぶ口内の辛い病気を、今度こそ完全に治したい……と考え、8月26日から最低の必要事項以外を中止、休養と治療に入りました。効果はありました。医院に行く以外はほとんど自宅にいます(ただし、文章は書いています)。
 そうしますと、世界情勢だけでなく、いろんなことが、いままでの10倍くらいもよく見えるのです。びっくりしています。
 それゆえに、「もう寿命が余りないのかも知れない」と思い、9月1日から、私の知ったこと、分ることの中の大事な点を本音で、このブログや著書内で書き発表しはじめました。
 また9月11日の「にんげんクラブ全国大会」に悪い体調を押して出かけました。
 そこで、たまたま、中矢伸一さんの御好意のおかげで、超満員の参加者に20分間ほど挨拶の時間をちょうだいしました。
 その時、大会議場の壇上で話しながら、ふとひらめいたことがあるのです。大至急、『人間としての「正しいあり方」』について、私の知っている大事なことを、まとめて1冊の本にして出版したい……と思ったのです。
 それで9月15日から25日までの間に、毎朝4時ころから起き出して1冊の本をまとめあげました。9月29日に校了しました。
 その本が、10月19日に書店店頭に並ぶ予定の船井幸雄著『人間の「正しいあり方」』(ヒカルランド刊)なのです。
 見本が、昨日(10月12日)、私の手元に届きました。真実を記した良い本が出来た……と思っています。定価は1,365円(税込)です。
 以下に同書の「まえがき」を紹介します(一部、文章は補正しました)。

まえがき
── 人間の「真の構造」や「正しい生き方」は、’90 年代はじめには、ほぼ分かっていた。


 第I部で紹介しますが、いま私のホームページ(船井幸雄.com)上の2011年9月1日9月15日の私の発信文が大きな話題になっています。
 2011年9月10日と11日にパシフィコ横浜で、船井本社ならびに船井幸雄グループが共催で開催しました「2011年にんげんクラブ全国大会」には、2日間で超満員の1万人弱の方たちが参加してくださいました。去年も満員でしたが、さらにご参加の方がふえたのは、私の9月1日のストレートな内容の発信文に大きな理由がありそうに思えるのです。いま先進的な日本人の意識が、今年10月28日(日本時間10月29日)を目前にして必要に迫られて変わりつつあるようです。9月1日のブログの内容に興味を持った人が何千人も会場に見えたようです。
 その時に当たり、やむにやまれぬ気持ちで本書の原稿作成に取りかかりました。題名は『人間の「正しいあり方」』ですが、本書の原稿は、最近の私のブログや既著の中で、いま日本人に大事と思えることを、取り出し、それを最新の事情や研究結果によって補正、加筆してまとめたものです。日本人向けの文になると思います。
 個々の文章の原文は30万人以上の方がお読みになっていると思いますが、本書に書くことをまとめて、正しい知識や現実として知っておられる方は、多分1000人に充たないと思います。実際は100人もいらっしゃらないようなのです。それでは困るのです。
 これからは日本人が目覚めねばならない時代です。ぜひ、そのことを知るためにも、本書の内容の50%でもお知りいただきたいのです。
 実は私は2007年3月から体調を崩しました。といっても寝たきりというのではないのですが、ここ3年余り、外食は不可能といってよく、外出もままなりません。
 話しにくい、食べにくい、睡眠をとるのも大変なのです。口腔内が正常でないためです。たえず痛いのですが、抗生剤も鎮痛剤も一切やめました。効果がほとんどないからです。
 未来のことは確言できませんが、これからそんなに生きないかもしれないという気もします。ともかくもうすぐ79歳になる私は、私なりにいろんなことを知りました。
 そこで、自分の知っていること、できることで大事と思えることを、今年8月から控え目にですが、慎重に言ったり、行(おこな)ったり、書いたりしはじめました。その公にした最初の文章が9月1日のホームページの発信文なのです。

 私は天分(生まれながらに持ってきた能力)として、扶乩(フーチ)で、(自分のことは、エゴが入るのでむつかしいのですが)正しいことが多く分かるように思います。
 それに気づいたのは’80 年代半ばにフーチを極めた政木和三先生に出会い、いろいろと彼の経験やルール化されたことを聞き、実際におやりになっていることを拝見して、自分のフーチの結果を数年間チェックしてからです。
 当時、日本におけるフーチの達人は二人いるといわれていました。
 一人は政木和三先生(1916年〜2002年)です。代表的著書に『精神エネルギー』(1987年、旺文社刊)があり、科学者で天才的な大発明家でした。我欲のない神さまのような方でした。
 私とは気持が合い、本当によい師であり、よい友でした。
 あとの一人は在藤泰秀さん(1911年〜1992年)で、代表的著作は『霊波センサー』(1986年、たま出版刊)です。在藤さんは、やはり私と特に親しかった関英男工学博士(1905年〜2001年)の友人でした。ただ、私は在藤さんとの面識はありません。
 私がフーチに興味を持ち、自分で研究しはじめたのは1970年代後半からですが、1980年ごろには政木先生、在藤先生のことを知り、力強く思ったものです。
 あと一人、私が1980年ごろにフーチの手ほどきをした人に古村豊治さんがいます。私と同年の人です。古村さんは経営者だったのですが、私からフーチの手ほどきを受け、特にフーチに関心を持ち、経営者を辞めて在藤さんに弟子入りし猛勉強をしたようです。いま現在、古村流のフーチ術を完成し、彼なりに大活躍をしているもようです。
 ともかく天分があるか、とことん研究しますとフーチで「人間のあり方」や「世の中の仕組み」など大事なことが、かなりはっきり分かるのは、私を含めて政木、在藤、古村さんの実証例からみましてまちがいないと思われます。
 一週間ほど前、学研パブリッシング刊(10月4日発売予定)の『死後の世界』(久保有政著)を、版元が見本として送ってくれました。
 「我々の本質は霊魂であることや、あの世が実在すること」などを実に詳しく科学や宗教面から実例をあげて検証した本ですが、実はこの本に書かれていることの大半や書かれていない大事なことが、より詳しく1990年ごろには、フーチですでに、ほとんど分かっていたのです。
 それを本書で、できるだけ分かりやすく説明したい……と思います。
 といいますのは、9月11日に「にんげんクラブ全国大会」で私が実演せざるをえなくなったいきさつとともに、本書の出版もいま時点で、すでにはじまっている「この世の大変化」を上手にのりきるために必然、必要だと思えるからです。きのう、そのことを、世界でもトップクラスの情報通といってよい友人のベンジャミン・フルフォードさんと話し、二人で納得しました。
 特に今年10月28日(日本時間10月29日)と来年12月21日(日本時間12月22日)という人類の意識進化に変化がおこると思える大事な日を目前に控えて、いまもっとも大事ことは、本書に書いたことをなるべく多くの人に知ってもらい、各自が「正しい人間性」の人間になり、自らの「性格霊」を強化してもらうことだと思えてならないのです。

 では、これで「まえがき」の大要を終わりますが、とりあえず本書の第I部に掲載した今年9月1日9月15日の私の発信文を、まず慎重に御一読ください。
 なお本書で書く大半のことを、はじめて発見、公開されたのはあくまでも政木和三先生であり、私は、政木先生の追認者にすぎないことも、ご承知ください。
 また、本書内では、私の最近の著書やホームページ内で発表した文章をもとに、かなりの付記や補正をしてそれらを掲載しますが、それは出版をいそぎたいためのゆえなので、御了承ください。
 あと一つ、今月10日に店頭に並んだ愚息(船井勝仁船井本社社長)の最近著『未来から考える新しい生き方』(9月13日、海竜社刊)を読んで、びっくりしました。私のことを誰よりもよく知っている息子だけに「ありのままの船井幸雄」が随所で出てきます。親の私がいうと変なのですが、最高の船井幸雄研究書であり、本書で書いたことの実践書ともいえます。私の考えていること、行っていることだけでなく、私のできること、私についての不思議なことなども随所に出てくる名著(?)なのです。本書内にコメント「息子の声」として、同書から少し紹介させてもらおうと思っています。
 私が、いまもフーチを全面的に信用していないこと、フーチを決して好きでないこと、超現実的人間であることなども、同書を読めばお分かりいただけます。それでも各種の事象からみて否定できないことが多くありすぎますからフーチを本書に取りあげたのです。その点、誤解のないようによろしくお願いいたします。
 本書の内容を日本人の有意の人に、できればなるべく多くの人々にいま、心より御理解いただけることを期待し、「まえがき」のペンをおきます。

         2011年9月15日 熱海市の自宅書斎で  船井幸雄(転載ここまで)
 

 できることなら、ぜひこの本を読んでほしいのです。
 価格は本体1,300円です。ここ20数年にばらばらに発表したことを含め、最近知った大事なことは、全部書いたように思います。
 30才から約50年、調べ、研究し、検証した「世の中の構造」や「人間の真実」についての集大成の本とも言えます。
 なぜ、いそいで、この本を出さねばならなかったかも書中に詳述しております。
ではよろしくお願いいたします。できることならお読みください。
                                           =以上=

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