トップが語る、「いま、伝えたいこと」
最近の私は年齢(もうすぐ79才)のせいと、4年半をこえる体調不良のせいで、いつこの世からおさらばするかも分らないと思い、知っていることを、ストレートに本音で書きはじめました。書くよりも、しゃべりたいのですが、口内異常が体調悪化の主因なので、講演や対話は、いまのところ慎んでいます。とはいえ、たまに話す時は言いたいことを遠慮なく話しています。
ふつう人前で書く時には、知っていて公開したいことの10%、話す時は20%が限界と言われているのですが、今年9月からはともに60%ぐらい公表しています。
きょうは、今月20日ごろに書店店頭に並んだ私の新著『人間の「正しいあり方」』(ヒカルランド刊)の内容を、私が、自分の知識をもとに結論中心に書いたので「せっかく読んでいただいても少し分りにくいところがあるよう」に感じます。そこで、だれもが同書の内容を、御理解いただけるように付加し説明しようと思います。
同書の内容をゆっくり、一々吟味して読んでもらえば、分るように書いているはずだったのですが、少しむつかしかったのか、読者からの御質問が多いのです。そこで、きょうのこの発信文で、だれにでも分ってもらえるように大事なことを解説します。
1.人間とは、どんな存在で、今後の人間世界がどうなるかにつきましては、1990年ごろには扶乩(フーチ)によりまして、ほとんどのことが分っていました。フーチ(波動探査術)については、同書で詳しく説明しています。また、参考書も多くありますし、なぜいろんなことが分るのかとか、その証明につきましても少し勉強してもらえば、だれにでも肯定してもらえるだろうと思います。キネシオロジーテストなど多くの点で実用化されています。
2.人間は、本質である「魂」と「魂の容れ物の肉体」が一体化して成りたっています。「魂が主」で、「肉体は従」の存在です。
3.受胎した時に「魂が肉体と一体化」します。そしてこの世の人間となります。
4.「魂」は不死の存在と考えてよいと思います。
「肉体」は、死とともに消滅しますが、「魂」は「あの世」でも存在して、「魂の成長」=人間性と霊性の成長を続けます。
5.あの世に行っても、「魂」は、この世にいる時の「肉体」と同じように「幽体」とか「霊体」と呼ばれているカラダを持っており、やはり「魂とそれらのカラダ」が一体化しています。だから人間は成長しやすい存在なのです。
6.この世に生まれて来る時は、「魂」が「肉体」をえらびます。分りやすく言いますと、子供が親を選んで生まれてくるのです。両親は子供の肉体を創りますが、その「魂」は選べません。親子の関係では、「主は子供の方にあり、親はあくまでも従」なのです。
これは大事なことなので、ぜひ覚えておいてください。
7.われわれの故郷は「あの世」で、「この世」は勉強の場所です。
この世は、もっともスピーディーに魂が成長するためのものでもあるのです。いまの人間はまだレベルが低いので、「生老病死」など、この世ではいろんな悩みが発生するようになっています。ふつうは「この世」では安定して幸せには生きにくいようになっているのです。
8.また、いまのところ、地球人はレベルが高くないゆえに、生まれてくる時に生涯の99%くらいを決められ、魂もそれを認めてくるもようです。この世の人間の大部分は、彼らに自由に委せるとまだ世の中の収拾がつかなくなるレベルの存在だからのようです。とはいえ、未来は100%決まっているわけではありません。努力しますと、よい方に変えられるようです。もちろん悪い方にもです。
9.近年、地球人の一部の人ですが、人間性と霊性のレベルが高くなりましたので、いままでの地球と、地球人についてのシステムが、その先進的な人々にあわせて今後は大きく変りそうなのです。
多分2020年ごろまでに大変化すると思われます。
一部はすでに変りはじめております。
特に今年から2−3年間は、人間性と霊性の進んだ敏感な人にはその変化がはっきり分ると思えます。
10.これからは「あの世」も「この世の変化」に合わせて大きく変りそうです。
幽界などは消滅する可能性が高そうです。
11.「人間」は「神」とは別種の存在のようです。原則として「神」は、カラダを必要としない魂だけの存在だと考えていいでしょう。
……以上の11項目ぐらいを一応アタマに入れて拙著『人間の「正しいあり方」』を、熟読というか、ちょっと丹念にお読みください。
一応、同書で私が何を書きたかったか、言いたかったかは、それでお分りいただけると思います。そして人間として「正しく生きられる」ようになってもらえるはずです。
もちろん、これからも私はより研究をします。まだ知りたいことが多くあるのです。
どうやら体調がよくなりそうですし、まだ今生の果さねばならない使命が残っていそうなので、より詳しく研究し、公表できるだけの時間はありそうです。
さいごに以下のことだけは必ず知っておいてほしいのです。
(A)未来は、われわれでかなり決められます。これから、ますますそういう世の中になりつつあります。
(B)われわれは生まれてくる時、各自が使命を持ち、それを認めて「この世」に来たようです。
その使命を果すべく努めねばならないので、ぜひ、自分の使命を思い出すか探してみてください。あんがい分ってくるものです。
(C)われわれの思い、祈願は、正しいことなら必ず実現します。
肉体を主に考えますと、それは人間の本質である自分の霊魂に、遠慮なくたのめばよいのです。神仏にたのんでも、ほとんど効果はないようです。人間のたのみを聞くのは、神仏の使命ではないようなのです。
(D)ただ神仏という「優れた存在」には、教えを乞い、できるだけ神仏と仲よくするべきだと思います。
(E)そして神仏とともに、「よい世の中」をできるだけ早く創ろうではありませんか。これがいまの地球人全体の大きな使命と言えそうです。
……なお、私はフーチに多少の天分はあるようですが、ふつうの人間です。専門の経営については詳しく、よく知っています。また経営コンサルタントという仕事の必要上、人間や世の中のことを、フーチなども活用し、とことん勉強したのです。かなり詳しくなりました。
それで、ここに書いたくらいのことまでは分ったのです。いまも、特別の能力は経営=人のことが分ること以外にほとんどないふつうの人間です。それでも、『人間の「正しいあり方」』などということが書けるよになってきたようです。よろしく御理解ください。
=以上=
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