トップが語る、「いま、伝えたいこと」
世の中はかなりきな臭くなってきたように感じています。イスラエルとパレスチナのガザ地区を実効支配するハマスとの間で紛争が始まりました。日本時間で5月20日の朝に停戦合意がなされたという報道がなされました。すんなりと合意が実行されればいいですが、過去の経緯を見ているともう少しもめるのかなと思います。ただ、いまの中東はそれほどホットな場所ではないので、やがて元の状態に落ち着いていくのかなと感じています。
それよりも本質的に危ないのは東アジアで、バイデン大統領という普通の大統領が誕生しているということを考えると、アメリカは戦争をしたいのだろうなあと感じます。今回のパレスチナでの紛争は大きな戦争の前哨戦だったのかなというのは考えすぎでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大を完全に押さえていた台湾で、日本などの他国と比べればまだ桁違いに少ないのですが、1週間で過去の累計を超える感染者を出してしまい、祭英文総統の支持率が急落しています。これも、アジアで戦争を起こしやすいような環境を整えているのかなと思えてしまうので、被害妄想が強すぎるのかもしれません。
アメリカの長期金利が上がったことで、インフレ懸念が強くなってきたことやビットコイン等の暗号資産の価格が急落したことで、株式市場はかなり動揺しました。また、日本の場合はワクチン接種がすすまないことを嫌気して株価が低迷し始めました。アメリカ等ではワクチンの接種が進んだことでマスクを外して、以前と同じような日常生活が戻り始めたという話しも聞くようになりました。目的はよく分かりませんが、ワクチン接種を本格的に進めたいという誰かの意図が明確に感じられます。
政権基盤がそれほど強くない菅政権は、アメリカの意向に逆らうことは難しいので、結局日本でもある程度のワクチン接種は進んでいくのだろうと思います。そして、それによって株価も上昇基調に戻ってくるのだと思います。
ただ、いろいろな変化球を市場に放り込んでみて、それによる動揺の度合いを確かめているのかなという気もしますので、年内のどこかでいまよりも激しいゆさぶりが起こるのかもしれないとも思います。ただ、本格的な混乱は来年の中間選挙が終わった後の2023年以降に起こす可能性が高いので、いまはまだ様子見でいいのかなというのが私の意見です。
このしつこい感染症のせいで、マスクの下の呼吸が浅くなっているそうです。毎日の感染者数に一喜一憂させられる日々にうんざりさせられ、良識ある人ほど、行動に節度と分別を持っている日常ですから、ストレスが溜まるのも無理はありません。にんげんクラブでは、皆さんの心と身体を解放する講座をたくさん企画しています。
最近の私は、考えることを先にするのはやめて、まず直感力を大切にしています。その上で、直感力で見えたものをブラッシュアップするための思考、と言う課程にこだわっています。直感力とは、脈絡のないあてずっぽうの選択肢の中からランダムにおりてくるものではないでしょう。誤解される人も多いのですが、神がかりではないと言うことです。
生身の人間のその時の生理から生まれるものだと思っています。だから、人間としての器を磨き、クリアにしておくことが大事で、普段の健康のコンディションにより気を使うようになりました。
私が、最近とてもいいと思っているのは、井上和幸先生の「健康能楽」です。好きだというわけではないのですが、能や狂言をときどき見せていただくことがあります。能の「謡」の呼吸法は、胸全体を解放するような爽快感を味わえますし、「仕舞」のすり足は、真剣にやると数分で汗が噴き出します。インナーマッスルを鍛えるのに、何もパーソナルジムに通わなくても、しっかりと効いている感覚があります。日本の伝統芸能の奥の深さに驚くばかりです。何よりも、能の世界に身を浸していると、驚くべき覚醒があります。
この話は、多分日本中どこでも見つけられないトピックスかと思いますので、井上先生の講座に来ていただいた人のみにお伝えする楽しみと言うことにしておきますが、能の世界には例えば「守破離」や「離見の見」というような言葉が生まれるような直感力をブレークスルーさせる大いなる奇跡があります。健康維持のためだけに通っていただいてももちろん大きな実りがありますが、日常に行き詰まりを感じていて、これからの人生の見たことのない扉を新しく開くヒントが欲しい方は、ぜひ参加をお勧めします。
7月に京都で講座があり、東京は11月と少し先になりますが、先生との夕食会も同時開催します。こちらがまたプレミアムな話題の飛び交うレアなひと時ですので、伝統芸能には敷居が高いという方も先入観なくいらしていただけたらと思っております。
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2021.05.24:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】健康能楽 (※舩井勝仁執筆)
2021.05.17:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】茶道に学ぶコロナ時代の知恵 (※佐野浩一執筆)
2021.05.10:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】落ちる (※舩井勝仁執筆)
2021.05.03:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】『真ん中』でいること (※佐野浩一執筆)
舩井 勝仁 (ふない かつひと)
株式会社船井本社 代表取締役社長 1964年大阪府生まれ。1988年(株)船井総合研究所入社。1998年同社常務取締役 同社の金融部門やIT部門の子会社である船井キャピタル(株)、(株)船井情報システムズの代表取締役に就任し、コンサルティングの周辺分野の開拓に努める。 2008年「競争や策略やだましあいのない新しい社会を築く」という父・舩井幸雄の思いに共鳴し、(株)船井本社の社長に就任。「有意の人」の集合意識で「ミロクの世」を創る勉強会「にんげんクラブ」を中心に活動を続けた。(※「にんげんクラブ」の活動は2024年3月末に終了) 著書に『生き方の原理を変えよう』(2010年 徳間書店)、『未来から考える新しい生き方』(2011年 海竜社)、『舩井幸雄が一番伝えたかった事』(2013年きれい・ねっと)、『チェンジ・マネー』(はせくらみゆき共著 2014年 きれい・ねっと)、『いのちの革命』(柴田久美子共著 2014年 きれい・ねっと)、『SAKIGAKE 新時代の扉を開く』(佐野浩一共著 2014年 きれい・ねっと)、『聖なる約束』(赤塚高仁共著 2014年 きれい・ねっと)、『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(朝倉慶共著 2014年11月 ビジネス社)、『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』(竹田和平、小川雅弘共著 2015年 ヒカルランド)、『日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る』(中矢伸一共著 2016年 きれい・ねっと)、『聖なる約束3 黙示を観る旅』(赤塚高仁共著 2016年 きれい・ねっと)、『お金は5次元の生き物です!』(はせくらみゆき共著 2016年 ヒカルランド)がある。 |
佐野 浩一(さの こういち) 株式会社本物研究所 代表取締役社長 株式会社51コラボレーションズ 代表取締役会長 公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事 ライフカラーカウンセラー認定協会 代表 1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。 著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』(ごま書房新社)、『ズバリ船井流 人を育てる 自分を育てる』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『私だけに教えてくれた船井幸雄のすべて』(成甲書房)、船井幸雄との共著『本物の法則』(ビジネス社)、『あなたの悩みを解決する魔法の杖』(総合法令出版)、『幸感力で「スイッチオン!」』(新日本文芸協会)がある。 |