①１００年に一度の大恐慌がやってきた
＊ この不況から抜け出すことはできない
＊ いったい、どれほどの不況なのか？
＊ 戦争の火種もあちこちにある
②６京円市場が崩れ、資本主義が崩壊する
＊ 天文学的な損失で世界は破綻状態
＊ 世界中が夢中になったデリバティブ
＊ 経済学者にも理解不能な恐慌
＊ 政府による景気対策では解決できない
③なぜ、こんなことが起きたのか
＊ サブプライムローンがアメリカで増えた訳
＊ リスク分散したＣＤＯに金融機関が群がった
＊ アメリカの住宅バブル崩壊
＊ 複雑に価値が入り組み損失も確定できない
＊ 「土地さえ買っておけば間違いない」時代
＊ 日本のバブル崩壊と今回の恐慌との違い
④資本主義は崩壊していく
＊ ヘッジファンドがＣＤＳ市場に参入
＊ いちばん怖いのはＣＤＳの崩壊
＊ 絶対に儲かる金融工学の誕生
＊ ロボットトレーディング
＊ ブラックスワン現象
＊ 負債額の多さに中央銀行が機能しない
＊ 国家そのものが破綻する時代
＊ 国家破綻するとどうなるか
⑤アメリカの動向が世界の命運を握る
＊ オバマ大統領は「悲劇の大統領」になる
＊ したたかな投資家が「オバマ支持」をした訳
＊ 不況の中で値を上げているものがある
＊ アメリカで起きはじめている奇妙な現象
＊ 未来の債権を減らすためのキャンペーン
⑥日本の１０倍のバブル崩壊
＊ 「時価会計凍結」をいい出したアメリカ
＊ ケチャップを買え！ といったバーナンキ
＊ 良心を失ったアメリカ
＊ 三菱ＵＦＪグループの大失敗
⑦オバマ・ショックがやってくる
＊ 政権交代してもアメリカは変わらない
＊ 企業の圧力に押しつぶされた"良心"
＊ やがて訪れる「オバマ・ショック」の恐怖
＊ 自国の負債を帳消しにするのがオバマの役割
＊ 「ニクソン・ショック」の演出
＊ 変動相場制になり市場経済がはじまった
⑧アメリカの対処法
＊ オバマ大統領が打つ手は？
＊ 米欧の優位は金本位制になっても変わらない
＊ 「オバマ・ショック」には戦争もふくまれる
＊ 戦争が起きるとどうなるか
＊ 金、食糧、軍事力がものをいう
＊ グリーン・ニューディール政策とは？
＊ 二酸化炭素問題は仮説に過ぎない
⑨大恐慌が起きたとき、日本はどうなるか
＊ 「円高だから大丈夫」は通用しない
＊ 巨額損失――農林中金の場合
＊ 大学までもデリバティブで損失を出していた
＊ 現時点はまだ地獄への道半ば
＊ 世界の好景気を産んだアメリカ人の無駄遣い
＊ 正社員が首を切られ、失業率は６～７％に
＊ 職場に不満があっても、今は辞めるな
＊ デフレスパイラルに入った日本経済
＊ デフレ不況下でのインフレ政策が怖い
⑩国が滅びた後に生き延びる方法は
＊ 資本主義が崩壊し、国家による管理社会へ
＊ 日本人であることの誇り
|
