船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:木下 拓也
『船井幸雄.com』をご覧の皆様、いつもありがとうございます。
(株)本物研究所の木下でございます。
まずは、今回の地震で犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された地域の一日も早い復興をお祈りします。
さて、大震災から2週間がたち、私も日常生活に落ち着きを取り戻すことができた感じがします。
私は26日、取引先である株式会社Village Nouveauの佐々木社長とともに、津波により甚大な被害が出ている宮城県石巻市へいき、本物研究所で販売店様から被災地支援物資として預かっていた支援物資をはじめ、社員から集めた食料、衣類、生活用品を届けてまいりました。
石巻市の各所へ支援物資を届けたのですが、被災された方からいただく感謝の言葉が、幾度となく私の胸を打ち、涙を抑えることが難しくなるほど、ありがたかったのを今でも思い出します。同時に強く思ったのが、支援物資を提供してくれた方々の想い。 被災された方に物資を手渡すたびに、支援物資をご自分で用意され、私たちに預けていただいた方の顔が浮かんできました。いろんな立場の人がいるからこそ、こうした支援ができるのだと痛感したのです。
大変な状況になっている原発を何とか抑えようと、現地で奮闘している方々や不眠不休で被災者のために活動されている自衛隊、消防、警察、自治体等、被災された方々のほか、現地で困っている方々のために、現地ボランティア活動することのほか、物資を現地まで届ける人、安全な土地で物資を集める人、募金する人。そのほか、直接と思えなくても、毎日のことを日常通りに淡々とやることもひとつひとつが復興へつながる大きな出来事だと思えて仕方ありませんでした。
この文章を書いている3月29日も、それまで1週間くらい、ほとんどの商品が欠品していた近くのスーパーに多くはないけれど、十分な商品が並んでいました。初めて、このスーパーに感謝の念を感じた気がしました。スーパーの方々がいつも通りの仕事をしてくれたからこそ、できたことなのだと思うのです。
そういった意味で、日常で感謝できる出来事が増えた気がしています。
電気のありがたさや、食べ物のありがたさ、・・・。そういったことへ感謝する機会が増えた感じがあります。
日本中が、感謝の気持ちが増えて、被災されている方々の状況がよくなってくることを願ってやみません。
1周目:「身体が発する本音と向きあう」
2周目:「ご縁が円になるとき」
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2011.04.26: 我以外皆我師
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