船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:薄井 朋子
皆様こんにちは。
株式会社 船井メディア セミナー担当 薄井朋子です。
あっという間に9月になりました。
月日がたつのは早いものですね。
先月は夏期休暇で両親の実家がある福島県白河市にいってきました。
白河市は東北道の福島県の入口になり、栃木県に隣接しています。
お盆を故郷で過ごすのも10年ぶりくらいになります。
3月の震災でどのように変わったのか。
それを考えると少し気が重いのですが、行けるうちに行かなくてはと、両親とともに向かったのです。
線量計を借りて、自宅と福島と、どの程度の差が出るのかを確認しました。
結論から言いますと、私が住んでいます埼玉県と同じような数値でした。
その点ではほっとしたのですが、気になることがいくつかありました。
白河市は地震被害が少ない方でしたが、近隣の町では、半壊の建物が目立つ状況です。
あちこちでブルーシートに覆われた建物があり、3月からそのままのようです。
被害にあった人の話を伺うと、工事の見積もりしか出来ず、大工さんたちの手が回らず一向に修理が進まず、困っているそうです。
そして、一番気になったのは子供達でした。
親戚の子供達一人一人に、例のガラスバッジが配布されているのです。
これは、3ヶ月に一度、交換されるそうです。
3ヶ月に一度交換する。
その後はどうするのでしょうか。
親戚に聞いたところ、それだけだとの回答でした。
データを集めるだけで、それ以外は行政から何も連絡が無いそうです。
まるで実験動物のモルモットのような扱いに、とても悲しい気持ちになりました。
小さな子供が首からガラスバッジを下げている姿を考えてください。
この光景が日常だとは理解出来ません。
そして、そとでは遊べないようになっていますから、家の中で走り回るしか出来ません。もちろん、プールもありません。
何といっても、保育園は運動会等の屋外行事について、保護者にアンケートをとり、その結果で開催か中止かを決定するのだそうです。私には責任逃れにしか思えませんでした。
母親達は何をどうすればよいのか、何を信じればよいのか、不安な中で毎日を過ごしています。
そして、今、自分になにが出来るのかを考え、本当に実行しなくてはいけない時期になっているのだと、さらに感じました。
3周目:「災害時に思う事」
4周目:「その次」
5周目:「愛情というものについて」
2011.09.29: 本当に忘れられない年になりそうだ!
2011.09.28: 放射能問題について
2011.09.27: 歴史は続くよどこまでも(2)
2011.09.26: シンクロ
2011.09.22: 自分の目で
2011.09.21: 自分にしかできないこと−その2
2011.09.20: 1日のリズムをスムーズに進めるには
2011.09.16: 私がいま一番注目しているホームページ
2011.09.15: 遊行者の如く
2011.09.14: にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”
2011.09.13: にんげんクラブ全国大会を終えて
2011.09.12: 運が拓かれ継続する人
2011.09.09: にんげんクラブ全国大会(パシフィコ横浜)で、お待ちしております。
2011.09.08: 福島にて
2011.09.07: 財源は本当にないのか?
2011.09.06: 未来のエネルギーを考える
2011.09.05: ホンモノの本物商品
2011.09.02: 一流の集中力
2011.09.01: 夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?