船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:高岡 良子
29歳のとき、義理の弟が飛行機事故で突然亡くなりました。衝撃を受けた私は、弟はなぜその飛行機に乗りあわせる運命になったのか? 人は、明日死ぬこともありうるのだ、運命は、どこでどう左右されるのだろう? 死を恐れないためには、どのように生きたらよいのだろう……と、心の底から知りたく思いました。そのときに、書店で手に取ったのが『生命の実相』(谷口雅春著 日本教文社刊)という本でした。そこには、生命というものの本質は何か? とともに、運命を明るくしていく方法がいろいろ書かれてありましたが、なかでも「言葉の力」について力強く述べられていました。
このとき、私は2歳の子どもを抱え、昼も夜もよく泣くので途方に暮れていましたが、この本には、言霊を使って子どもを健やかに伸びやかに生き生きと大きくしていく方法が詳細に記されており、それ以降、どうして子どもがよく泣くのかの理由もわかり、子育てがみるみる楽しくなっていきました。この本に出会えたことは、本当に感謝でした。
そして、昭和初期という何十年も昔に、人生や運命の秘密が事細かく記されている本が出ていたことに、びっくりしました。中学生や高校生の頃に、学校の授業でこそ、こういうことを教えるべきではなかろうか、と思いました。生命の本質や、健やかでゆたかな人生をどのような方法で構築できるのかを習うことができたら、その後の職業生活や結婚や子育てなどの大きな指針になるのに、と思います。
ちなみに『生命の実相』は生長の家という宗教団体で出されていますが、私は生来、縛られることが大嫌いなので、このような組織に入って活動する気は全く起こらず、もっぱら書店で本を求めてひとりで読んでおりました。
さて、言霊の力です。コトバには、音と意味の両方から、絶大なエネルギーが宿っています。健やかさ、安らかさ、ゆたかさ、たのしさ、美しさ、充足……よい意味と、良い音を持つ言葉を声に発し、紙に書き、心の中で唱えて、言霊の力を活用してください。
ののしる言葉、「できない」「だめ」などという決め付ける言葉、汚い言葉、乱暴な言葉……は使いません。そして、そのような言葉を使うのをやめられない人からは、離れます。
特に、小さな子どもを持つ方にぜひお願いしたいのは、子どものかわいらしさを無条件で褒め称えてあげてくださいってことなんです! そして、自分が親から言ってほしかった言葉を、ふんだんに子どもに降り注いであげて! ってことなのです。ことあるごとに抱きしめて、かわいいね、すばらしいね、あなたは世界一の宝ものだよ、生まれてきてくれて本当にありがとうね! と毎日のように降り注いであげてくださいね。
言霊の力は、まっさらで生まれてきた子どもにこそ、もっとも効果的に働きます。この世に生まれてきてくださった生命に、感謝と祝福をこめながら、家宝の壷を扱うように、大切に大切にあつかってあげてください。人智を超えた働きの集大成である子どもの存在を、もっと厳粛に、驚きと尊敬をもって受けとめるとき、力強い生命の神秘のはたらきが、人智を超えて流れだしてくると思うのです。
2周目:「「気楽に」は、魔法の言葉です。」
4周目:「想像力を使ってすること」
5周目:「花の愛情」
2011.09.29: 本当に忘れられない年になりそうだ!
2011.09.28: 放射能問題について
2011.09.27: 歴史は続くよどこまでも(2)
2011.09.26: シンクロ
2011.09.22: 自分の目で
2011.09.21: 自分にしかできないこと−その2
2011.09.20: 1日のリズムをスムーズに進めるには
2011.09.16: 私がいま一番注目しているホームページ
2011.09.15: 遊行者の如く
2011.09.14: にんげんクラブ全国大会で気づいた“つながり”
2011.09.13: にんげんクラブ全国大会を終えて
2011.09.12: 運が拓かれ継続する人
2011.09.09: にんげんクラブ全国大会(パシフィコ横浜)で、お待ちしております。
2011.09.08: 福島にて
2011.09.07: 財源は本当にないのか?
2011.09.06: 未来のエネルギーを考える
2011.09.05: ホンモノの本物商品
2011.09.02: 一流の集中力
2011.09.01: 夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?