船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:柴切 純子
こんにちは、にんげんクラブの柴切です。
たとえ話です。
牛さんと虎さんが、愛しあって結婚しました。
二人とも、自分のことよりも相手のことを大切に思って、
自分の好きなものも、我慢して、
相手に食べてもらいたいと思っていました。
牛さんは、自分の大好きな草を、自分は我慢して、
虎さんにたくさん食べさせてあげました。
虎さんは、自分の大好きな肉を、自分は我慢して、
牛さんにたくさん食べてさせてあげました。
二人は愛し合っていましたから、
相手の好意を、喜んで受け入れようと思いました。
笑顔で、おいしそうに食べました。
でも、本当は、あまり嬉しくはありませんでした。
喜んでもらえていると思って、二人はますます、
自分は我慢して、相手にたくさん食べさせました。
そのうちに、牛さんは、肉を食べるのが我慢できなくなってきました。
いくら愛していても、牛さんは肉が嫌いですから。
そのうちに、虎さんも、草を食べるのが我慢できなくなってきました。
いくら愛していても、虎さんは草が嫌いですから。
とうとう、「もういらない。なんでこんなものばかり食べさせるんだ!!」
と、お互いに本音を言ってしまいました。
二人とも、とてもショックを受けました。
だって、愛しているからこそ、
相手を思っているからこそ、
喜んでもらいたいからこそ、
自分は我慢して、相手に自分の好きなものをあげていたのですから。
その次に、怒りが込み上げてきました。
私がこんなに思っているのに、なんでわかってくれないのだろう!!
二人は愛し合っていたのに、
わかりあえずに、憎しみ合うことになってしまいました。
たとえ話だと、笑えますが、
日常で、私たちは、みんな同じようなことを
やってしまっているのではないでしょうか。
良かれと思っていることが、さらに悲劇を生み出しているとしたら、
こんなに哀れで残酷なことはありません。
人は、みんな違うこと。
それなのに、みんな、同じパターンを繰り返すこと。
わかっているつもりでも、気付かないことに出会うために、
私たちは、いろんな人に出会い、いろんな場を体験し、
足を運んでいろんなことを共有していけたらいいのでしょうね。
にんげんクラブでも、そんな場を少しでも多く共有できたらと
願っています。
4月27日に、愛知支部のみなさまによる、にんげんクラブ愛知大会、ミロクフェステバルが
開催されます。
なんと講師の方だけで、32名という、
まさにワクワクのフェスティバルです。
いろんな価値観に出会える、絶好の機会になることでしょう。
みなさん、応援してください。
できたら、足を運んでください。
違いを認め合い、尊重し合い、楽しめる、ミロクの世の中に向かうために!
12周目:「ほんものに出会うこと」
13周目:「次の山を目指して」
14周目:「青空を見上げながら」
15周目:「ことむけやわす」
2013.04.26: 最近の自然の異変について
2013.04.25: ライフ・イズ・ビューティフル
2013.04.24: 最近思った事 〜あれこれ〜
2013.04.23: 環境の変化
2013.04.22: 仕事と勉強の効率を高める方法
2013.04.19: 砂糖が持つ依存症とは・・・
2013.04.18: 川田薫先生とご一緒して。
2013.04.17: 感謝
2013.04.16: 地球ヴィジョンクリエイター 白鳥哲氏の“ヴィジョン”
2013.04.15: 命を懸ける
2013.04.12: 生と死=この世とあの世
2013.04.11: これから話題になる映画?
2013.04.10: うしとらの夫婦
2013.04.09: イメチェンしました。
2013.04.08: 塚澤健二先生の「生活防衛の教室」引き継ぎ
2013.04.05: 偶然は無い全てが必然
2013.04.04: ヘミシンク体験で人生を好転させよう!
2013.04.03: 「日本語」を考える−その9
2013.04.02: 先手の挨拶
2013.04.01: 才能とは