船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:広川 裕子
『船井幸雄.com』をご覧の皆様こんにちは。
イリアール株式会社の広川です。
もうすぐ9月ですね。
「初秋の候」や「涼風の候」と、いかにも涼やかな時候の挨拶とは裏腹に、まだまだ日中の太陽は元気イッパイです。
2013年夏!
皆さんはどのように過ごされましたか?
ひと夏の想い出・・・とは、ロマンチックな言葉ですが、何故か夏になると、想い出を残さなければ・・と焦りを感じてしまいます。
もしかすると、小学校以来の夏限定のお友達=『夏休みの友』(絵日記)の影響かもしれませんね。
今年は、夏休みを知らない保育園児の息子に、夏の想い出を残すため、ラジオ体操に参加しました。
本当は、海にプールに・・・と、計画していたのですが、お盆休み中に体調を崩し、家に閉じこもりを余儀なくされてしまったのです。
ラジオ体操は、8月下旬の数日間のみ、近所の幼稚園で行われました。
6:25 AM 蝉は鳴き始めているものの、まだ街は活動開始前といった気配。
意外にもたくさんの子供と大人たちが集まってきました。
私も含め、大人は一様に眠そうな目、低血圧モード・・。
子供は、毛糸やリボンを通したラジオ体操カードを首から提げ、いつもとは違う時間に会う友達を見つけては大はしゃぎ!
そんな様子が、ラジオから曲が流れてきた途端に一変するのです。
「あた〜らし〜い、あ〜さがきた〜」
大人も子供も、もごもごと口の中で歌い始めます。
元気に大合唱できれば気持ち良いとは思いますが、知らない人も大勢居る中で、大きな声で歌える人は少数派でしょう。
体操も同様。
役員さんと少数派の数名を除く大半の参加者は、ただブラブラと体を動かすといった感じ。
「そういえば、中学校の部活の合宿では、ラジオ体操を真面目にやらなかったという理由で怒られたなぁ」などと思いながら、ふと、隣にいる息子を見ると、手も足も動かさずに口を結んで突っ立っていました。
なんだか可笑しくなりました。
小学生のお兄さん、お姉さん、ラジオ体操を取り入れている幼稚園の園児たち、大人、皆、当たり前のように一方向を向いて、誰に指示されたわけでもなく等間隔を保ち、同じ動きをしているのです。
まさかの母さん(私)まで・・・。
何十年ぶりかの参加にも関わらず、カードの歌詞も見ずに歌を歌い、第二体操まで、ほぼ正確に体を動かしていました。
それは、ラジオ体操初体験の息子には、不思議な光景だったことでしょう。
数年前から、少子化や共働き世帯の増加、防犯上の問題、騒音問題等々・・。
夏休みの定番行事としてラジオ体操を開催している地域は、少なくなっているようですね。
たしかに、主催者側にとっても参加者側にとっても、忙しい朝の30分間を体操に費やすことは、容易ではないでしょう。
それでも、この素晴らしい体操を、早起きの清々しさを、体操後の朝御飯の美味しさを、子供たちに伝えずに見過ごすのは惜しい・・!
お世話をして下さる役員の皆さんに感謝をしながら、来年も、可能な限り参加したいと決めた今年の夏でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
13周目:「シンクロの不思議」
14周目:「チューブちゃんのこと」
15周目:「親の心子知らず」
16周目:「最高の褒め言葉」
17周目:「+αのサービスを」
18周目:「Gの恐怖」
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2013.08.20: 毎日が新鮮で感謝の日々
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