船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:坂本 眞一
皆様こんにちは!
梅雨の真最中で、夏の日差しが待ち遠しい時期になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
メジャーリーグで話題のイチロー選手が、日米通算の安打記録もカウントダウンになりました。
イチロー選手のメンタル&技術&準備の仕方などは人生面において、尊敬の念を置いている方も多いと思います。
そこで今回は、私の趣味の話から、気づいたことを述べさせていただきます。
趣味歴は約25年になりますが、信じてやまない趣味にゴルフがあります。
球技と言われるメジャーなスポーツ(サッカー、野球、バスケット、ラグビーなど)は、すべてプラスを競う競技ですが、ゴルフという競技は、マイナスを争う競技です。
ご存知だとは思いますが、18ホールを72回で打つ回数で競います。
決まっている打数で打つことをパー、1打少ないとバディー、1打多いとボギー、2打少ないとイーグル、2打多いとダブルボギーという用語が使われています。
そんな中、昨今で一番話題になったことは、全米オープンゴルフで優勝したダスティン・ジョンソン(米国)のことです。
ゴルフの発祥地であるイングランドでは紳士のスポーツと言われていて、自然に対して非常に優しくしなければならないルールがあります。例えば、プレー中に木の枝を折ったりした場合は2打罰になったりします。また、人の迷惑行為(スロープレイ)や誤申告などにも2打罰の処分があるスポーツです。
ダスティン・ジョンソン(米国)は、昨年の全米オープンゴルフで最終ホールで逆転されて2位になった経験が非常に活きたとコメントを残しています。
「昨年の全米オープンの18番(ゴルフの最終ホール)のことを考えたら、こんなに嬉しいことはない。自分のことを本当に誇りに思う。今年ここで勝てるなんて、ほろ苦さの混じった思いだけど、良い戦いだった。メジャー(ゴルフの世界4大大会)で勝つのは格別。何度も勝てそうで勝てなかったのだから。」
実は昨年同じ大会で、ダスティン・ジョンソンは以下のような経験をしているからです。
最終ホール決めれば優勝という4メートルのイーグルチャンスから3パットしてジョーダン・スピース(米国)の前に敗れました。
それを見て私はこのように感じました。
そんなダスティン・ジョンソンの姿をメジャーで何度見てきたことでしょうか?
何か背負ってきたものを降ろした思いで、ようやくメジャーに勝てることができた。これからどんどん素晴らしい選手になっていくスタートだと思いたい気持ちを表した表現で、前年2位から翌年にメジャー制覇を果たしたのはここ100年で5人だけ。全米最難関オークモントゴルフ場の夕闇を切り裂いた飛ばし屋が、また一つ大きな壁を越えたと思います。
プロはなぜ勝つことが重要なのか、考えされられます。
そこには、必ず強いメンタルと技術があってこそのものです。
因みに、51位でホールアウトした谷原秀人さん(日本)はこのコースの素晴らしさとメンタル面について次のように述べています。
「すべてにおいてタフだった。世界一難しいというコースの設定もさることながら、悪天候によるスケジュールの遅れにも少しずつ体力と精神力を削られ、目標とした予選通過(2日間で上位60位まで)は果たしたものの、満足度は低い。」大会前の想定以上に、この舞台で戦う上で必要なものを痛感したからこその厳しい評価でした。
更に、次のコメントも残しています。
「振り返れば気持ちの面で普段とはやはり違った。焦りもあるのかも。気持ちだけ入っている。もうちょっと練習場のように、自信をもってコースに自分を置くのがバラバラだった。顕著に出たのがこの日の9番ホール。ティショットを右のバンカーに入れると、セカンドは高いアゴに当たってその先にあるバンカーに入った。ここまでパープレーで懸命に耐えてきたが、このホールをダブルボギーとしました。少し出た“欲”がそのまま跳ね返ってくるのはメジャーならでは。攻めていきたい欲を我慢することが上位進出のカギとなる」と言っています。
このコメントを聞いて私はこのように思いました。
気持ちをいくらコントロールしたところで、結果がついてくるものでもないことも分かっていたのだと思います。「技術=メンタルが同時に進行しないと自信になってくることはない。技術をつけないと、メンタルもついてこないし、メンタルを鍛えても技術がないと役に立たない。」すべてにおいて高いレベルを求める全米オープンという舞台に照らすと、自分に足りない部分が明確になってきたようです。
要するにいくら飛距離を出しても、結果を求めるスポーツですので、いかにパープレー以下にまとめていけるかが、ポイントになります。
プロは結果を出すことが当たり前ですが、そのための影の葛藤が多々あってこその結果が、プロの評価だと思います。
イチローのように仕事でもプライベートでも結果が出せる選手になるための素地造りに、一生勉強したいと思っています。
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14周目:「マヤ暦とマヤ文明について」
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16周目:「砂糖が持つ依存症とは・・・」
17周目:「〜哲人・中村天風氏の人生観〜人はどう生きたらいいの?」
18周目:「河村武明さんから学ぶこと」
19周目:「バクテリアで身体をいつまでもハツラツと!」
20周目:「〜素頭をどう鍛えるかで人生が変わる〜」
21周目:「未来への言霊を読んで」
22周目:「『舩井幸雄を想う』を読んで・・・」
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24周目:「衝撃の未来と新しい働き方とは?」
25周目:「小山会長(前船井総合研究所会長)の勉強会を受けて」
26周目:「スポーツから学ぶこと」
27周目:「マズローの神髄とは……」
28周目:「政木フーチから学んだこと・・・」
29周目:「竹布の素晴らしさとは・・・」
32周目:「元船井総研の小山会長の勉強会を受けて」
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