船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:鈴木 綾真
いつも舩井幸雄.comをご覧いただきありがとうございます。
はじめまして、昨年の2月に本物研究所へ入社いたしました鈴木綾真と申します。
所属は管理グループになります。主に経理、商品の受注管理等をやっております。
前職は7年程美容師をしておりました。
お客様や人を大切に想うという観点から見るとどのような仕事も根本的には変わらないのかなと感じております。
一つの仕事から離れるという事は得た技術・能力を手放してしまうようで踏み止まることも多いのではないかと思います。
自分自身も美容師を辞めようかと考えている時に色々な方から「もったいない」というお言葉を多くいただきました。その通りだと思います。
技術的な仕事というものは特に、下積みというものがあり美容師ですと大体3年、雑用と呼ばれるような仕事をしながら教えていただく、という立場です。
そんな状況を乗り越えてやっと手に入れた技術ですから、自分の中にもそんな思いはありました。
何が決断の後押しをしてくれたか、一つは目指すべき場所がその時の延長線上にはなかったからです。
もう一つの要因としては父の影響が大きかったかと思います。
シンプルに言えば職種に対する「こだわり」がほとんど無かったのです。
父の中には芯みたいなものがあり、自身で決めたこと、意に反するものに対してはテコでも譲らないどちらかと言えば頑固な方なのですが、職種に関しては何でもいいのだそうです。
その言葉通り色々と仕事をしてきたみたいです。
転々としていたわけではないのですが、一時期は一人で便利屋をやっていた時もありました。
なので非常に物知りでとりあえず父に聞いてみようで解決できる事は多かったように思います。
そして何より、たくましいのです。
何をしてでも生きていける。
選ばなければ仕事は山ほどある。
そんな事をよく聞いた覚えがあります。
「こだわり」が少なければ少ない程、軽やかに見え自由に見えるのだと思います。
実際に自由かどうかはわからないですし自由ではない事の方が多いと思いますが、
見えるかどうかも案外重要なのではないかと思います。
こだわってよい部分とこだわらない方がよい部分。
すごいな、と思う人はしっかり見極めて行動出来る人なのだと思います。
時にはこだわらない部分にこだわってこだわる部分にこだわらない。
そんな柔軟な人になっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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