船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:門脇 宥希
集英社から発売された、稀代のアナリスト塚澤健二先生新著『トランプの破壊経済が始まる』は、Amazonベストセラーランキング第一位を獲得、その塚澤先生は、「ビートたけしのテレビタックル」にも出演され、俄然注目度が高まっていますが、ニューヨークダウの最高値や、日経平均2万円超えの今、世間の一般市場関係者と逆張りの予測……経済危機の警笛を鳴らしているのが塚澤先生の分析です。
アメリカ国民の個人債務……住宅、自動車、教育のローン残高は、今はもうリーマンショックの手前水準まで増加、これに借金の金利でも高騰すれば、借金で借金を重ねた世界の7京円ものデリバティブが破裂し……
とこのように塚澤先生の分析データを見ると、一目で危機が迫っていることがわかりますが、まったく大手メディアには出てきません。危機は決まって忘れた頃にやってくる……ということなのでしょうが、塚澤先生の毎週配信の「生活防衛の教室」のリスナーの皆様から、決まって同じ質問を受けることが多くありました。
「それでは金融危機後に、どのように生きていけばいいのか?」
ハイパーインフレや預金封鎖があった時、どうやって生きるのか? 生活必需品の確保はどうするのか? 等々……不安要素を挙げればキリがありません。そこで、ひとつの解を世に問う企画を51コラボでは発信をし始めました。「2020年コペルニクス的大転換 未来はこうなる〜サバイバル術〜」。サバイバルというと、何かおどろおどろしいイメージが先行すると思いますが、企画を進めていくうちに、気づいたことがありました。それは、各分野の超プロの先生方から発せられるメッセージの中に何度も出てくる、考え方でした。
サバイバル……生き残る……今だけ、自分だけ……生き残る方法を知ること以上に、生命(いのち)との共生で生き残るということでした。
そう、生命(いのち)は、人間だけでなく、動植物、物、環境、そして目に見えない微生物……生きとし生けるものすべて……と絶妙に共生する。生命の多様性と絶妙にバランスを取っている自然循環に気づくことだったのです。
そこには、ホリスティック的な全体性を客観的に俯瞰(ふかん)して見る視点が必要になりました。生き残るための食、エネルギーが循環する住まい、エネルギーロスのない自然と共生したスモールコミュニティシティづくり、更に小さい単位の家族をはじめとした人間関係、生業とする産業づくり……等々、実に多面的に考える視点が必要になるのです。
元々、この企画の前には、ホリスティックレッスンという健康講座を開催しましたが、現状、国の医療費の40兆円をつくっている元凶、言わば病気生産サイクルをつくっているのは、我々の身体を育む「食」にあることもわかりました。今の食が育まれる土の状況を見れば明らかなのですが、農薬漬け、化学肥料、遺伝子組み換え、種のF1種……大量生産で製造原価を抑えて利益を拡大し、そして企業利権も重なって、土の中の微生物の多様性が失われ、その失われた食べ物を人は食べて病気になり、薬を飲む……このお金を生む生産サイクルは、実に仕組化み化されていることもびっくりなのですが、まさにその仕組みを知ることも「サバイバル」につながります。
今回の企画には、そのような経緯もあり、土から見直す「農」のプロフェッショナルの先生方にお集まりいただておりますが、科学ジャーナリストで限界集落地の再生のプロ、高野誠鮮先生は、食を育む土の中の目に見えない世界の微生物の多様性(インビジブル・バイオ・ダイバーシティ)にすべての答えがわかると言っています。土の中を見れば、自然の法則を知れば、人体の健康の法則も、生き残る方法にもすでに自然の中にありますと。
心身健康に、環境豊かに、生業が充実し、町ぐるみで循環型、自立型スモールコミュ二ティ(人間関係)を構築し、天地自然の法則を知る……このように生き残るための方法を模索するほど、気づき多い「サバイバル術」。高野先生は更に言います。「暗闇が黒く深くなるほど、一点の光がまぶしく見える」。見方を変えれば、どうしようもない現状が溢れるほど、大切なことに気づけるチャンスが巡ってくるように思います。
2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」
29周目:「分離か統合か」
30周目:「視点(次元)をズラす」
31周目:「2035年はどうなるか?」
32周目:「マネー資本主義崩壊はいつか?」
33周目:「つなぎ役」
34周目:「コラボレーションする故に我あり」
35周目:「二項対立の果て」
36周目:「表を動かす陰の力」
37周目:「2016年、丙申(ひのえさる)年の兆候が出てきた」
38周目:「数に秘められたシクミを思い出す時代」
39周目:「言霊(げんれい)の真髄を知り事(こと)が始まる」
40周目:「世を変える素晴らしい人財の発信が燃える」
41周目:「言葉にならない情報を言語化」
42周目:「現状維持か破壊か?」
43周目:「高い壁に覆われた自由と幸せは錯覚か?」
44周目:「支配と被支配の終わりの序章か?」
45周目:「次元の扉を開く重力波」
46周目:「私(わたくし)から公(おおやけ)へ」
47周目:「私が舩井幸雄に惚れた理由」
2017.07.28: 国境を越えて、使命を感じる。
2017.07.27: 中国のテーブル文化から中国ビジネスへ
2017.07.26: 無意識の中にある気づき
2017.07.25: 戻り梅雨
2017.07.24: 自律神経の役割と大切さ
2017.07.21: 開運と健康
2017.07.20: 阿蘇でのシンクロ
2017.07.19: テレサ・テンは菩薩だった!
2017.07.18: 電子水をご存知ですか。
2017.07.14: 破壊と創造は同じタイミングでやってくる
2017.07.13: ヨーガの目的
2017.07.12: 舩井幸雄 想い出の地 「南禅寺」へ
2017.07.11: あいうべ体操
2017.07.10: 祈りのコンサート
2017.07.07: 形而上学(けいじじょうがく)とは・・・
2017.07.06: 初夏を彩る花々
2017.07.05: 藤井聡太四段から学んだこと…
2017.07.04: 「波動」は「科学」だった!
2017.07.03: ちいさなアピール