船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:服部 真和
こんにちは!51コラボの服部と申します。
皆様は、道教の教えTAOを説いた老子「道徳経」の第42章にある以下の言葉をご存知ですか?
「道生一 一生ニ ニ生三 三生万物」
(道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず)
天下の母たる道から生まれたものが「一」で、その「一」から生じたのが「二」。この「二」は陰陽を差し、「二」から生じたものが「三」。「三」は万物を生ずと老子は書いています。
2とは神ならざるものだったと言います。光と闇、表と裏、男と女、右と左の二元論の世界。 そこには奇数と偶数の秘密があり、奇数を二分するといつも1が残る、偶数は何も残らずうつろな空間がある。そこから1は陽、2は陰の性質をもつとされたようです。
ここで1+3=4、4+5=9というごく簡単な数式を見てみます。古代の人たちは今でいうアラビア数字を当然ですが使っていたわけではなく、たとえば、地面に転がっている小石を集め数を数えていたのかもしれません。仮に石で数えたとしてみると、上記(右上)の計算式は視覚的に並んだ石は正方形の形になるのです。
この正方形を順に大きくしていくのは、おのおの下位の正方形に含まれる奇数に隣り合った次の奇数を加えればいい。ということでアラビア数字だけではわからない数の法則が見えてくるというのです。
次に奇数の代わりに偶数を足してみると2+4=6、6+6=12と今度は長方形になっていきます。
このように古代の人は小石を並べてみる情報を見るだけでなく数の持つ神秘を知っていたといいます。ギリシアの哲学者で数学者であるピタゴラス、数学の基礎となっているピタゴラスの定理のピタゴラスです。彼は、竪琴に張られた絃の長さによって規則正しく音色を変えていくことに着目し、音楽の要素を作り上げている要素こそ比率(=数)であるとし、 多くの現象に数の裏付けがあるとして、宇宙の全ては数から成り立つ 、この宇宙には数の法則があるという思想を構築していきました。こうしてピタゴラスは数秘術の祖となっていくのです。
さてそこで先の1、2に加え老子が「三は万物を生ず」とした3という数字には、対立の世界から、対立を超えて発展していく世界へと広がっていくという意味合いがあるようです。 三位一体も造化三神も、3の世界です。3は三角形であり、広がりを示すことになります。1と2だけであればそこには変化や発展は起こらなかったというのです。
神秘思想の分野では錬金術の祖とされ、エメラルド・タブレットの著者とされるヘルメス・トリスメギストスが、ギリシアのヘルメス神、エジプトのトト神、それを受け継いだ錬金術師のヘルメスが、 「3倍偉大なヘルメス」 と崇拝されヘルメス・トリスメギストスと称されたと言います。
そして4となると、世界は東西南北、春夏秋冬といったような時空間の分類の世界が広がります。地・水・火・風のギリシアの四元素もそれを象徴しているかのようです。またピタゴラスは、5という数字を重視していたそうです。5とは2+3、2は女性を表し3は男性を表すので男性と女性が結合してできる5という数字は完全なる人間を象徴、あらゆる事物の結合=結婚という秘められた意味を持っているとしたというのです。
同じように6、7・・・といった数字にも、それぞれの意味があり、数字には世界の秘密が隠されているという「数秘術」という世界観が、やがて占いの世界の礎を作っていくことになります。この数字に関する秘密は、ギリシアだけでなく、ユダヤの世界においてはゲマトリア、古代日本では数霊と呼ばれる分野として同じように、人々は数の不思議を見つめその土地土地で伝承されていきたのです。
これら数に関する上記のことについては、以下の本を参考にさせていただきました。(荒俣宏「神秘学マニア」 、藤巻一保「占いの宇宙誌」)
このように世界を数字によって読み解いていくのが数字の神秘。電話番号、誕生日、身分証明書の番号、目にとまった数字、夢に出てきた数字、これらの偶然性と思われる数字にも裏には意味があるのだと数秘術はとらえていきます。
たとえば、私がやっているブログ「イン・トゥ・ザ・ミラー 迷宮の世界へ」においてメルマガを登録すると「神秘と謎」と題した無料動画をプレゼントしているのですが、その中で開運アドバイザー・富士川碧砂さんによる「タロットカード」に関する動画があるのですが、数字との関連性を話しています。(興味のある方はメルマガを登録してみてください)さらには簡単にタロットカードの概要をマスターする富士川さんによる「印象で覚えるタロットカード」のオンライン講座もあります。
あるいは、同じくメルマガ特典の動画にも登場されるアーユルヴェーダの第一人者・西川眞知子さんの著書「インドの神様事典」(私が書いた記事では西川さんと対談した音声も聞けます)の中にも、誕生日とインドの神様の結びつきを書いたミニコーナーがあります。
このように数字には、長さ、重さをなど物質的な側面を説明する部分と、目には見えないけれども数字固有のバイブレーション、波動を持った部分があると言われています。私たちは、古代文明の時代から数字の波動を活用してきました。
神戸在住の数字波動研究家の鈴木みのりさんによると、数字は宇宙の共通言語として、それぞれが独自のバイブレーション、波動を持っており、その意味は多様、そこにはポジティブな面、ネガティブな面、精神的な面、物質的な面を備えているとのこと。
また、世界的なレベルで見るとその土地、土地の文化、風習、宗教観などによりフィルターがかかり、数字の持つ同じ周波数に対して解釈が変わってくるといいます。しかしそれらはアプローチの方法が違うだけで、どれが正論というものはなく、どれも正論であるということです。
その神秘な側面を持つ数字について焦点をあてたのが、数字波動研究家・鈴木みのりさんによるオンライン講座 「数秘術基本講座」(全7回プラス特典1)です。数秘について知るにはとても分かりやすい内容になっており、数霊についても話をしたセミナー動画も特典についているのでかなりお得です。
鈴木さんは、2000年の初めには毎日放送テレビに出演のほか、産経新聞やラジオ「ありがとう浜村淳です」の占いコーナーを担当していました。また2015年にはサンマーク出版から『宇宙からの贈り物「数字マンダラ」が幸せを呼ぶ』という本を出されており、全国に鈴木さんが教えた方が数秘のマスターとして活躍されています。
いろいろ調べていくと「数字」ってほんとにいろいろな側面があると思います。不思議です。物理額は数式の世界、その数式で宇宙のことや極々微細なことまで検証していくのですから・・・・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=VRxhSJWlfRY
2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
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77周目:「オンライン化の波」
78周目:「魔術的要素があるという古代ルーン文字」
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