船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:門脇 宥希
新型コロナウイルスの逆境と考えられる時でも業績を上げる企業は必ず存在するもので、前回のコラムではそのポイントに触れてみました。舩井幸雄の秘蔵プレミア音声を聞き直したのがきっかけでしたが、今回はその実際の事例について触れてみたいと思います。
世界の会員数が2億人を超えたネットフリックスもその企業のひとつですが、ネットフリックス自体もその飛躍の秘密が、社内の「人財」だったことに後々気づいたのです。業績好調の裏側を探っていくと、表向きによく見えるコンテンツの魅力や独自性に目が向きがちですが、組織内ではビックリするぐらい「人財」に焦点が当てられています。
とにかく、優れた「人財」さえいれば、変化に対応できるし、いくらでも良いコンテンツが生み出せる。これは、舩井幸雄が口酸っぱく言っていたこととまったく一緒です。業種や業態など、外的要因ではない。
〜大激変期は、とにかく「人財」がカギだ。〜
ネットフリックスは月額定額の映像配信サービス会社で、このコロナ禍を逆手に会員数が急激に伸びたIT企業で、ハイテク企業と言える部類でもそうなのです。その人財力を高めるための施策を惜しんでいません。とにかく能力の高い人財を集め、高い報酬を用意する。新著でも題名で使用されている「NO RULE(ノールール)」は、管理や規則をどんどん撤廃していく社風のことを言っていますが、なるほど優秀な社員であればあるほど、管理は必要ない、優秀でない社員を管理しなければならない仕事と時間は、コストととられています。
ネットフリックスは、元々レンタルCDの配達から始まり、当時は大手から比べると超零細企業で、当時の大手には身売りさえも断られる状態からの大逆転劇。身売りを断られた、当時のアメリカでいうTSUTAYAのような業態の会社(ブロックバスター)は、変化に対応できず、衰退の一途です。
大逆転劇も「人財」次第。
舩井幸雄が定義した「人財」とは、「自分の独自固有の長所を活かすことで、自分を活かし、他人を活かし、世のため、人のためになるような行動ができる人間」のことを指し、「人財」と「人材」は違うと強調していました。経営コンサルタントの経験で導き出された結論として、10年以上継続できる会社とつぶれる会社…比較してルール化していくと、この「人財」が社内にいるかどうかに結論付けられるとも言っていました。それも「人財」を何人つくれるか。逆を言えば、変化に対応できず衰退していくということは、「人財」がいなかった…とも言えるわけです。
だから、舩井幸雄は経営コンサルタントを極めれば極めるほど、「人間の研究」に行き着きます。
・人間は、どのような時にやる気になるのか?
・仕事のモチベーションの源泉は何なのか?
・組織がイノベーションを起こすための要件は何なのか?
・人財の要件はそもそも何なのか?
・人財を増やす方法は?
…そもそもの「人間」の性質や特徴を研究し、経営の現場に落とし込んだことになります。実際、ネットフリックスでも、
・ルールを限りなく撤廃する
・部下が上司を評価する360度評価を導入
・失敗の内容を素直に公開する
・失敗の原因を素直にフィードバックし合う
・トップでなくても重要な決断を行い、責任を持つ
上記のようなことが強調されています。いかがでしょうか? 舩井幸雄が言っていた「人間」の「特性」に焦点を当てた施策だと錯覚を起こすのは私だけでしょうか?
激変期には、このように自らを省みる機会に恵まれます。うまくいかず、変化に対応できなくなれば、「人間」の「特性」に合った仕事をできているか…そもそもの「人間」の「特性」をちゃんと理解できているかどうか…学び、気づくきっかけになるからです。これから更に「人」に焦点を当てた企業の勃興と逆転劇は、更に強調して見える化されてきそうです。だから冷静によくよく観察すれば、学びの多いモデルケースが世に増えてくると、とらえることもできます。
2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」
29周目:「分離か統合か」
30周目:「視点(次元)をズラす」
31周目:「2035年はどうなるか?」
32周目:「マネー資本主義崩壊はいつか?」
33周目:「つなぎ役」
34周目:「コラボレーションする故に我あり」
35周目:「二項対立の果て」
36周目:「表を動かす陰の力」
37周目:「2016年、丙申(ひのえさる)年の兆候が出てきた」
38周目:「数に秘められたシクミを思い出す時代」
39周目:「言霊(げんれい)の真髄を知り事(こと)が始まる」
40周目:「世を変える素晴らしい人財の発信が燃える」
41周目:「言葉にならない情報を言語化」
42周目:「現状維持か破壊か?」
43周目:「高い壁に覆われた自由と幸せは錯覚か?」
44周目:「支配と被支配の終わりの序章か?」
45周目:「次元の扉を開く重力波」
46周目:「私(わたくし)から公(おおやけ)へ」
47周目:「私が舩井幸雄に惚れた理由」
48周目:「破壊と創造は同じタイミングでやってくる」
49周目:「やらされ仕事」
50周目:「軍産複合体と食」
51周目:「人のエゴレベルの変化が垣間見える、新世代の兆候」
52周目:「生命の樹(カバラ)と日本の至高、言霊」
53周目:「「ユダヤ人大富豪の教え」の真髄はどこにあるのか?」
54周目:「右回りの時計の時間…洗脳からの解放」
55周目:「あなたの目の前の現実は、仮想現実か?」
56周目:「生き抜く土台だ!イスラエルのキブツ」
57周目:「知識偏重教育に隠された身体の叡智」
58周目:「薬を使う対処療法の限界」
59周目:「AI(人工知能)時代に求められる能力」
60周目:「誰も知らない日本の叡知」
61周目:「すべての諸問題の原因は「土」か?」
62周目:「ユダヤ人大富豪の秘密はどこだ?」
63周目:「卸問屋とメディアの類似」
64周目:「資本主義崩壊の目撃者となるか」
65周目:「カタカムナと言霊(コトタマ)」
66周目:「日本語脳とニュー・バーチャル・リアリティ」
67周目:「若者よ目を覚ませ」
68周目:「YAP遺伝子を呼び醒ます出雲の裏」
69周目:「船井流包み込みと不二一元論」
70周目:「メディア扇動も限界必至か」
71周目:「自然の秩序維持機能と人類の行方」
72周目:「宗教戦争が非常識になる時代も近い」
73周目:「2020年、言霊復興元年か」
74周目:「メディア扇動と素直の本質」
75周目:「2020年大転換のシナリオを解明せよ」
76周目:「プラシーボ効果とインフォデミック」
77周目:「人体の大いなる可能性」
78周目:「目に見えない運の科学」
79周目:「ショックと物理エネルギーと天地自然の法則」
80周目:「精神エネルギーと政木フーチ」
81周目:「問題は発明の母」
82周目:「アメリカ大統領選は全く終わっていない」
83周目:「不変の黄金法則」
2021.02.25: 人財がすべて
2021.02.24: 手書き
2021.02.22: 健康は「腹」から
2021.02.19: 数霊REIWAこぼれ話
2021.02.18: <二十四節気(2)雨水・七十二候(初候) 土脉潤起>に思う
2021.02.16: 立春を迎えて暦の上は春
2021.02.12: ペーパーレス化
2021.02.10: マーケティング3.0が目指す世界観とSDGsについて
2021.02.09: 「ブラックホール」と「松果体」は「パラレルワールド」を映し出す映写機
2021.02.08: 心に繋がるタオル浅野撚糸エアーかおる
2021.02.05: 立春!
2021.02.04: 『Fake my mind』
2021.02.03: 激動の令和が始まったC
2021.02.02: 《開運と断捨離の関係》について
2021.02.01: 坂を楽しむ