船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 和子
時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日からのこの社員コラム「本音で生きよう」は90周目を迎えます。
今日もお読みくださり有難うございます。
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日本には一年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた「二十四節気」があります。
今の季節 新暦10月8日〜10月22日頃は、
◎二十四節気(にじゅうしせっき)『寒露(かんろ)』 二十四節気の17番目に当たります。
夜が長くなり、露がつめたく感じられるころ。ちょうど稲刈りが終わる頃でもあります。朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。夜空を見上げると、より美しくきれいに輝く月が見られます。
◎七十二候(しちじゅうにこう)
●10/8〜10/12頃は初候:『鴻雁来(こうがんきたる)』
ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
●10/13〜10/17頃は次候:『菊花開(きくのはなひらく)』
菊の花がさく頃。各地で、菊の展示や菊まつり、品評会が行われます。菊には不老長寿の薬効があるとされ、旧暦9月9日の重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習がありました。
●10/18〜10/22頃は末侯:『蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)』
蟋蟀が戸口でなく頃。この候の蟋蟀は、夏から冬にかけて見られ、鈴のような音色を響かせるツヅレサセコオロギだと言われています。ギーッチョンと機織りのように鳴く蟋蟀ではありません。
◆旬の果物は『栗』と『柘榴』、さかなは『はたはた』、花は『鶏頭』、そして行事は「体育の日」でしょうか。
体育の日は、1964年東京オリンピック開会式が行われた日として国民の祝日に制定されましたが、今のように10月第2月曜日となったのは2000年からです。今年2021年は東京オリンピックに合わせて祝日が移動しましたので、10月第2月曜日である10月11日は平日でしたね。
★次の季節は「霜降(しもふり)」です。今年は早くも冬の兆しを実感しますね。
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東京は急に気温が下がりました。寒暖差がこれだけ大きいと体調を崩しやすくなります、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
最近の天気予報を聞いていると、内容がとても親切だなあと思います。時間ごとの予報は便利ですし、洗濯日和であるとか、折りたたみ傘を持って行った方がいいとか、先週の天気予報では「来週に向けて冬のコートの準備を」と何度も念を押していました。携帯端末でお天気アプリを使えば、雨雲がどの辺にいるのかも分かります。本当に便利な時代になりました。私は天気予報を信じる方で、出かけるときに外を見て晴れていても、雨の予報が出ていたら、大きな傘を持って出るほうです。因みに予報が外れた場合は、大きな傘はお守りだったなと思うので、外れた!騙された!といった思いはありません。
この「信じる」という言葉ですが、最近気になるのが、「コロナ禍で『何を信じればいいのか分からない』と、不安を感じている人がたくさんいる」という報道です。実際にそのように言う知り合いもいます。
そう思っていたら、先日、ザ・フナイの読者の方から「執筆者によって(コロナに対して)いうことが真逆である。編集側で意見を統一できないのか。フナイは信じていたのに、もう信じられない」というご指摘がありました。大変貴重なご意見を頂いたと同時に、これを機に、「信じる」ということは、どういうことなのだろうと考え続けています。
皆様もご存知の通りザ・フナイは、読者の皆さまに、さまざまな見方、意見、視点があることを充分にお知りいただいたうえで、ご自身で考えていただくことを推奨しています。だからこそ、いろいろな先生に執筆をお願いし、編集側で意見を統一していないのです。
まして新型コロナウイルスは、人類にとって初めてのことばかり。未知数が多い中では、意見が分かれることは仕方のないことだと私は考えます。学校で習う教科書のようなものではないのです。(それだって、教科書に載っていないことが正しい場合もありますね)
「専門家ならではの情報」を見聞きし、自分でも調べて、これだと思う意見を支持する。これが信じる、ということなのではないか、 と今は思っております。
このコロナ禍は、大きな転換の始まり、練習のようなものかもしれません。この先もっともっと大きな問題に人類が直面したとき、「何を信じればいいのか分からない」と不安に引き裂かれないよう、これだと思った意見を選択した自分を信じようではありませんか。
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56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」
70周目:「<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う」
71周目:「<二十四節気 立冬・七十二候 地鴻雁来>に思う」
72周目:「<二十四節気 冬至・七十二候 乃東生>に思う」
73周目:「<二十四節気 小寒・七十二候 雉始雊>に思う」
74周目:「<二十四節気 立春・七十二候 魚上氷>に思う」
75周目:「二十四節気 立春・七十二候 桜始開>に思う」
76周目:「<二十四節気 穀雨・七十二候 葭始生>に思う」
77周目:「<二十四節気 小満・七十二候 紅花栄>に思う」
78周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 半夏生>に思う」
79周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 大雨時行>に思う」
80周目:「<二十四節気(15)白露・七十二候(末候) 玄鳥去>に思う」
81周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
82周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」
83周目:「<二十四節気(23)小寒・七十二候(次候) 水泉動>に思う」
84周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(初候) 土脉潤起>に思う」
85周目:「<二十四節気(4)春分・七十二候(次候)桜始開>に思う」
86周目:「<二十四節気(6)穀雨・七十二候(末候)牡丹華>に思う」
87周目:「<二十四節気(9)芒種・七十二候(次候) 腐草為蛍>に思う」
88周目:「<二十四節気(11)小暑・七十二候(末候) 鷹乃学習>に思う」
89周目:「<二十四節気(14)処暑・七十二候(末候) 禾乃登>に思う」
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