船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
意味の分からないことはあるけれど、意味のないことはない。C
2023.10.12(Thu)
社名:(株)本物研究所
名前:松本 大

舩井幸雄ドットコムをご覧のみなさま、こんにちは。

-36kgのダイエットに成功したオリエンタルベジタリアン
本物研究所の松本大です。

@では、
私が「菜食」をしたことによって痩せたのだと
単純に勘違いをされる方が多いのですが、
実は私が痩せることができたのは、
『目の前で人が転んだから』という話を書かせていただきました。

Aでは、
『目の前で人が転んだ』ことによって、
20年以上、誰よりもそばにいる自分という存在の
置かれている状況に、初めて気がついたということを
書かせていただきました。

そして、前回Bでは
いろいろな物事の逃げ道を作るツールとして
自分の体型を利用していたこと。
「目の前で人が転び、そこへ声をかけた人が現れた」
その瞬間に、自分の想いを実現するには、
この身体では重すぎることに
20年以上経って初めて気がついたことを
書かせていただきました。



では、なぜその瞬間に
私自身の身体が重く、これでは想いを実現できない、と
人生の転機となるような感覚を覚えたのでしょうか。

過去の記事の内容と重複するところもありますが、
振り返ってみたいと思います。

今、振り返ってみると、
「目の前で人が転んだ」ことは、
実は特に大切なことではないと感じています。

私が“その感覚”を覚えることのきっかけとなる
出来事は、日常にごまんとあったはずです。
つまり私の体験したこと、目にしたことは、
日常の光景以外の何物でもありません。



ちょうどその頃、
私が何をしていたかというと
「週に1食」菜食(※)を始めていました。

<※肉類、魚介類、五葷(ごくん:ネギ類、ニラ、にんにく、あさつき、らっきょう)を
使用しないオリエンタルベジという分類の食事をし始めました。>

たったそれだけで、
自分の身体の変化を少しずつ感じ始め、
“健康”という側面については
菜食の恩恵を確信し始めていました。

ただ、その恩恵で
3桁あった体重が減ってきても、“見えない壁”があり、
期待するような“数字”の変化が起きづらくなっていた時期でもありました。

しかし、
私はその光景を目の当たりにしたときに
ふと気がついてしまったのです。

小さな時から自分はどんな人になりたかったのか、
何のために生きたいと思っていたのか、
日常生活の中で何を感じていたのか。
そして、体重という“数字”にとらわれていたこと。
心と身体は連動していて、
どちらか一方では成り立たないこと。

全てがその一瞬に気づきとして
私の中で溶けていき、クリアになりました。

@で以下のように書きました。

--------------------------------------------------
私が「菜食」をしたことによって、
痩せたのだと単純に勘違いをされる方が多いのですが、
実はそうではありません。

実は私が痩せることができたのは、
ある出来事が起きて、目撃をして、
ただ、それだけなのです。

そのある出来事というのは、
『目の前で人が転んだ』。
ただ、それだけです。
--------------------------------------------------

しかし、本当の理由は、
「目の前で人が転んだ」からではありません。
それはきっかけなだけで、理由ではありません。

常に身体を理由にして言い訳をし、
逃げ道をつくり、守り守り、守り抜いていたものが
不要なものだと“腑に落とせた”から、
“心と身体がしっかりと繋がった”からです。

“数字”にとらわれず、“使命”に焦点が定まった瞬間、
私の体重はみるみるうちに“見えない壁”をすり抜けて
結果的には-36kgの変化を体験することになりました。


菜食によって得られるものは、
“健康面”での恩恵以外に
“精神面”においても恩恵があること、
私の実体験から、それは間違いないと断言します。

いわゆるダイエットの失敗を重ね、
リバウンドなるものを繰り返す方には、
私はぜひ食事制限ではない
真の菜食をおすすめしたい。
お伝えしたい。

そう思っています。

あのとき、
なぜそのタイミングが用意されたのか。
たまたまだったのか、そうではないのか。

その意味は分からないけれど、
意味のないことは全くないのだと、
この体験から腑に落ちています。


58周目:「自分自身の使命を感じながら」
59周目:「腑に落ちる選択の繰り返し」
60周目:「楽しみが広がること」
61周目:「『あの命、この命』」
62周目:「とある週末の夜」
63周目:「その時その時の縁」
64周目:「経験」
65周目:「プロレスの完全復活に隠された秘密」
66周目:「自身に問う」
67周目:「トワニワカク」
68周目:「だったらあげちゃえよ」
69周目:「明日また陽が昇るなら」
70周目:「逆境にくじけるな」
71周目:「あたりまえはもはや、あたりまえじゃなくて」
72周目:「love me, I love you」
73周目:「あなたがいなけりゃ、悔しさに泣くこともない」
74周目:「すくわれる」
75周目:「Whole Lotta NEW LOVE」
76周目:「有頂天」
77周目:「SIGNAL」
78周目:「plantbased underfoot」
79周目:「流行過多」
80周目:「『3 ERAS』」
81周目:「ROOTS」
82周目:「『YES YES YES』」
83周目:「『Fake my mind』」
84周目:「『Wonderful Opportunity』」
85周目:「価値観を繰り返すこと」
86周目:「理解」
87周目:「SNSの世界」
88周目:「『根っこ』」
89周目:「二極化、分断を防ぐ方法」
90周目:「究極のハッピーエンド」
91周目:「ベースライン」
92周目:「周りを見ること、自分を見ること」
93周目:「無畏施(むいせ)」
94周目:「あそび」
95周目:「自身の行くべき道」
96周目:「『先にあるのは、今この瞬間の連続』」
97周目:「『UNITE』」
98周目:「「そもそも」から考える」
99周目:「核心」
100周目:「『自分が打ち震えるのは』」
101周目:「隣の芝生はパラレルワールド」
102周目:「『思考と配慮と想像と』」
103周目:「被害者意識の中の盲点」
104周目:「意図をすること」
105周目:「先人の言葉から考えることを始める」
106周目:「意味の分からないことはあるけれど、意味のないことはない。@」
107周目:「意味の分からないことはあるけれど、意味のないことはない。A」
108周目:「意味の分からないことはあるけれど、意味のないことはない。B」

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