船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
26回講演会のご報告&車いすユーザーになって学んだこと
2024.10.28(Mon)
社名:(株)本物研究所
名前:佐野 純平

ゲストの水谷先生の講演の様子です

館長の佐野浩一の講演の様子です

ゲストの水谷先生と佐野館長の対談の様子です

対談の様子を遠くから撮影しました

こんにちは
本物研究所の佐野純平です。
10月も早いもので20日となりました。
暑い日が続きましたが、やっと秋らしい天気になってきましたね!

今月は、9月に開催しました、舩井幸雄記念館第26回講演会のご報告と、最近読んだ舩井幸雄の著書「学びのクセづけ」から一節を紹介します。

はじめに9月21日(土)に行われました公益財団法人舩井幸雄記念館・第26回講演会「プラス発想の視点」のご報告です。

講師には、各種の講演会を取材して、講師の方々の生き方、人生経験、熱い想いを紙面を通して届けてくださっている「日本講演新聞」の魂の編集長こと、水谷もりひと先生をお招きしました。
もともと「宮崎中央新聞」という名前の新聞でしたが、平成2年に会社ごと譲り受けられて、編集長になられました。宮崎の政治、経済、事件や事故を扱う新聞ももちろん大切だけれども、自分たちは、読んでいて気持ちが温かくなる、勇気と希望が湧いてくる、人生に役立つヒントが見つかる、心を揺さぶられる…そんな新聞を作ろうと決心をされました。
当時、奥様からの「あなたはいい新聞を作ってください、私が顧客を獲得しますから」と素晴らしい後押しもあったそうで、奥様と二人三脚でコツコツと一軒一軒、1日100軒を目標に営業をされたそうです。その結果、いまでは47都道府県に日本講演新聞の読者がいらっしゃるとのこと‼️素晴らしいことだなと思いました。
そして、水谷編集長は31年間、魂を揺さぶる社説を書き続けていらっしゃいます。現在、日本講演新聞は3000号を超え、水谷社長は執筆や講演に忙しい日々を送っていらっしゃいます。
この社説を31年間、毎週書き続ける秘訣は「へえ〜面白そう!!」と思う感性だそうです。そこから未来は切り拓かれたとおっしゃっていました。
そして、高千穂神社の近くで育ってこられたことから、「日本の神話」のお話を…
また、作家の重松清さんの取材をしたときに、「視点や発想が硬直化していないか?世界はいろんな見方があり、どこを中心に見るかで見え方が変わってくる…」とおっしゃっていたのが印象的だったとお話が続いていきました。

例えば「ウサギとカメ」を西洋のイソップ寓話の思想でみてみると「コツコツ努力することが大事で、どんなに能力があっても怠けたり、油断をしたら負ける。」「ウサギはカメばかり見ていたけれど、カメは目標のゴールだけを見ていた。」となりますが、東洋の思想で考えると、論語の中の重要な教えの一つに「恕」(じょ)がありますが、それは「相手のことを思いやる心、相手の立場を考えて行動する」ということ。それは「ウサギさん、寝てるけどどうしたの?大丈夫?具合が悪いの?」と声をかける心を持った人間に育てること…となるそうです。
競争や成功ではなく、情が大切で、「よりよく生きる」の中心には情がある…というお話を聞いて、その視点は今までなかったので、視点を変えると、こんなにも受け取り方が変わるのか…と、驚きました。 

個人的に、いつも日本講演新聞を愛読していますが、胸に「ぐっ」と迫ってくる記事や、ほろりと涙が流れる記事、思わず「なるほど!!」とメモをしたくなる記事、などなど、自分の「情」が豊かになっていくのがわかります。
日本講演新聞がもっと広がって、感動や喜びの輪がどんどん広がるといいなと思いました。水谷編集長、素晴らしいお話を本当にどうもありがとうございました。

つづいて、館長の佐野浩一は「プラス発想の視点」について話しました。レジュメとは別に「(自分の)プラス発想ができるための方法」のリストをお客様に配って、お客様にも「ぜひ、皆様もプラス発想ができるための方法を考えてみてください」と提案しました。
そして、プラス発想をしていると、どんなことが起こるか…と具体的に舩井幸雄とのエピソードも交えて話していきました。
経営の原理原則は「お客様を喜ばせること」で、お客様を喜ばせると、波動の法則(ブーメランの法則)で、自分のところにもツキがくる。すなわち経営もツキ、幸せになるのもツキ、ツいている人やモノと徹底的に付き合ってみると、すべてはよくなってくる…という舩井幸雄の核となる考え方を丁寧に伝えました。
さらに、水谷編集長と佐野館長のトークショーでは、水谷編集長は『まず好奇心が原点で、好奇心を失わないために、講演会を聞きに行って人生が変わった。そういう経験が今の自分を作っていて、自分の使うことばを大切にして、ときに振り返り、「なんでだろう?へえ〜面白ろそう。」と思う気持ちが、今に繋がっている』…とお話してくださいました。

お客様も、大きくうなずきながら…お話を聞いてくださっていました。
ご来場いただきましたお客様、オンラインでご視聴くださいましたお客様、どうもありがとうございました。

続いて車いすユーザーになって学んだことです。
今月は祖父の教えを紹介します。

・「ない」ことよりも、「ある」ことに目を向けて、恵まれていることに感謝する。

現代人は、心よりも体、精神よりも物質に重きを置いているようです。たしかに、一人山奥で修行する人などは別として、通常私たちの社会では、多少の物質欲がないと生きていくのが難しいものです。

しかし物質欲にもバランスが必要です。物質欲だけを追いかけていると、どうしてもあれが欲しい、これが欲しいとさらなる欲が生まれてきます。

また、同時に、他人と自分とを比較しては、あれがない、これがない、と卑屈になってしまうでしょう。たとえお金を持っている人であっても、物質欲が旺盛な人は、さらにお金持ちの人と自分とを比べて、あれがない、これがない、もっと欲しいと思うものです。

ひとたび物を見る視点を、「ない」から「ある」に変えてみれば、本当は、いかに自分が恵まれている存在かわかると思います。たとえば、自分には、雨風をしのげる場所があること。両手、両足、両目、両耳、考えることのできる頭など、肉体があること。家族がいること。友達がいること。自分を助けてくれる誰かがいること。

これらのどれかが自分にはたとえなかったとしても、そのことは考えず、自分の「ある」ことだけに目を向けてみてください。探していけば、たくさんの「ある」ことに支えられて生きているのがわかるはずです。

そして「ない」を嘆くよりも、「ある」に感謝してみてください。

人生とはおもしろいもので、「ない」ことばかりに目を向けていると、「ない」が増えていきます。「ある」ことに目を向けはじめると、「ある」が増えていきます。

創造主は、その人が、望んだとおりの人生を、プレゼントしてくれるのです。

誤解を恐れずに言えば、いまは不況だ、大変だと言われていますが、私たちの年代が経験した戦時中に比べれば、考えられないほどに恵まれた時代です。それをありがたい、と思わず、大変だ、と目を向けてしまう心に、問題があるのです。

豊かさとは、物質からでなく、まずは心からくるものだと知ってほしいのです。

いまあることに、感謝する心を大切にしてください。

……………

最後までお読みいただきありがとうございました


85周目:「自己紹介」
86周目:「【祝5周年!】」
87周目:「私について&記念館のイベントについて」
88周目:「5周年イベントのご報告&車いすユーザーになって@」
89周目:「舩井幸雄記念館16回講演会のお知らせ&車いすユーザーになって学んだこと!」
90周目:「舩井幸雄記念館からのお知らせ&車いすユーザーになって学んだこと!」
91周目:「【舩井幸雄記念館、新春講演会のお知らせ】」
92周目:「第17回講演会&車椅子ユーザーになって学んだこと」
93周目:「第17回講演会から学んだこと&車椅子ユーザーになって学んだこと」
94周目:「第18回講演会&車椅子ユーザーになって学んだこと」
95周目:「6周年イベントのご案内&車いすユーザーになって生まれた出会い」
96周目:「舩井幸雄記念館 桐の家開館6周年記念イベント・車いすユーザーになって学んだこと」
97周目:「舩井幸雄記念館からのお知らせ・車いすユーザーになって学んだこと」
98周目:「舩井幸雄記念館、第19回講演会のお知らせ&立ち上がることのできる車いすに!」
99周目:「母娘(おやこ)講談会のご報告&車椅子ユーザーになって学んだこと!」
100周目:「舩井幸雄記念館19回イベント講演録2022年10月」
101周目:「舩井幸雄記念館主催、第20回新春講演会のご案内&車椅子ユーザーになって学んだこと」
102周目:「講演会開催のお知らせ&車椅子ユーザーになって学んだこと」
103周目:「新春講演会のご報告&車椅子ユーザーになって学んだこと」
104周目:「第21回講演会のご報告&車椅子ユーザーになって学んだこと(命の授業、腰塚勇人先生が記念館に)」
105周目:「舩井幸雄記念館 開館7周年イベントのご案内&車椅子ユーザーになって学んだこと(命の授業、腰塚勇人先生のメッセージ)」
106周目:「舩井幸雄記念館 開館7周年イベントのご案内&車椅子ユーザーになって学んだこと(バリアフリーとは??)」
107周目:「舩井幸雄記念館 開館7周年イベントのご案内&車椅子ユーザーになって学んだこと(視覚障がい??)」
108周目:「舩井幸雄記念館 第22回イベントのご案内&車椅子ユーザーになって学んだこと(車いすトラベラーって??)」
109周目:「舩井幸雄記念館 youtubeチャンネル誕生&車椅子ユーザーになって学んだこと(海外のバリアフリーについて)」
110周目:「第22回講演会のご報告&車椅子ユーザーになって学んだこと」
111周目:「舩井幸雄記念館23回講演会のご報告・車いすユーザーになって学んだこと」
112周目:「舩井幸雄記念館23回講演会のご報告・車いすユーザーになって学んだこと」
113周目:「第24回講演会のご報告&舩井幸雄の10回忌」
114周目:「youtubeチャンネルのご案内&車いすユーザーになって学んだこと」
115周目:「25回講演会のご報告&車いすユーザーになって学んだこと」
116周目:「舩井幸雄記念館、8周年イベントのご案内&車いすユーザーになって学んだこと」
117周目:「長所伸展法について&車いすユーザーになって学んだこと」
118周目:「開館8周年イベントのご報告&車いすユーザーの防災!」
119周目:「27回講演会のご案内」

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