船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
不易と流行 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2008.10.28(Tue)
社名:(株)船井本社 秘書室
名前:重冨 嘉代子

 皆様こんにちは。いつも「船井幸雄.com」をご覧いただきましてありがとうございます。

 過日行われました「船井幸雄オープンワールド2008(2008年にんげんクラブ全国大会)」は、盛況のうちに無事終了いたしました。
 ご参加者は、当初の予想を遥かに超え、講演会場は満席となり中継会場を用意するほどにもなりました。出展ブースでは、商品の説明を熱心に聞かれる方、お土産にと買われる方、書籍も充実した内容で販売用意されてあり、一度に数冊をまとめ買いされる方も多く見られ、大変な賑わいとなりました。
 何かと不行き届きな点や、ご迷惑をお掛けした点が多々あったことと存知ますが、皆様の温かいご理解の下、無事終了することができました。心より御礼申し上げます。ありがとうございます。次回は、新しいスタイルで企画を致し、皆様に発表させていただきますので、どうぞ楽しみになさっていてください。

 さて、船井会長は、とある日、「変わるものとそうではないものとがあるんだよ」と話し、その日から、私の心にこの言葉がこだまし続けていましたが、つい先日そのヒントにつながる出来事がありましたので、この場を借りてお知らせさせていただきます。

 一昨日の日曜日、私の子供が通う小学校で学校公開授業が行われ、5年生の「道徳」の授業を参観しました。その後に引き続き行われた公開授業の意見交換会では、講師の先生からとても感慨深いお話を伺いました。
 「正しいこととそうではないことの区別は、充分気付いている彼らの年齢ですが、そのことを相手に直接伝えるとなると勇気(強さ)が必要です。そしてそのために思いやりを育てる根っこともなる想像力も磨いていって欲しいのです。是非、絵本を読み聞かせる機会を増やし、親御さん自身も自分のために絵本を読み、感性を磨いて欲しいのです」と話されました。絵本の中の主人公が歩む人生を通して真理や哲学を学ぶことができるからなのだそうです。

 続いて「不易と流行」ということを話題にされ、真理を知って根底にある大事なものに目を向け、それを踏まえ、この変化し続ける社会に対応することが必要ではないかと話されました。異なるもののようでも、この二つには同じものが根ざしているのだと。
 「変わるものとそうではないもの」という船井会長の話したあのテーマに廻り合ったと思ったのです。そして私はこの二つに共通しているものは、「愛」なのではないかと今想っています。強さとやさしさをつないでいるものだと思うからです。

 もう一つ、先生が紹介したエピソードがあります。
 「ドイツで、日本人の親子が公園の桜の木になったさくらんぼの実をとって食べ、それを投げたりして遊んでいるところをドイツ人の婦人から注意をされた。この親子はその婦人から何を注意されたのでしょうか」というお話です。
 たいていの日本人は、「公園という公共の樹の実を食べたことを注意された」「食べ物を投げたりして遊んでいたことを注意された」と想像するでしょうが、婦人曰く「その実は小鳥の餌になるのですから、食べないで欲しい。にんげんは、お金をだせば、食べ物が手に入るでしょうが、小鳥は、そうはいかないのですから」というお話です。
 「道徳」とは、理屈を教えるというのではなく(上からの目線で伝えるのではなく)、こんな風にハッと気づいてもらうための授業なのですとも話されていました。

 私が好んで繰り返し子供に読み聞かせる絵本の一つに、『ティリーのねがい』(フェイス・ジェイクス作 小林いづみ訳 こぐま社刊)があります。この作品から素敵な格言を教わりました。
 「ためらうものは チャンスをにがす」 「意志あるところに 道おのずからひらく」 「冒険なくして うるものなし」 「きょうの一針 あしたの十針」 「むだをはぶけば 不自由なし」 などです。そして、主人公ティリーの勇気ある行 動と友を想うやさしさに読むたび感動させられます。

 社会が日々大きく変化している中で生活している一方で、私たちの感性は余分なもので覆われてしまって本当のものが見えなくなっているのではないかと思いました。そしてその映し鏡ともいえる我が子のことを先生方からのアドヴァイスでハッと気付かされた一日でもありました。「変わるものとかわらないもの」を感性を磨いてもっと見つめていこうと思ったところです。
 

1周目:「ブログブームから (テーマ:船井会長から学んだこと)」
2周目:「テレビを消して、静かな時間を (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
3周目:「第4回 にんげんクラブミーティング申し込み受付中です!! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
4周目:「2007年 にんげんクラブ全国大会(9/29〜30)へむけて (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
5周目:「ことばの波動 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
6周目:「三角先生の「心音治療」 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)」
7周目:「最近思うこと (テーマ:私が日々思ふこと)」
8周目:「一年を振り返り (テーマ:私が日々思ふこと)」
9周目:「副島隆彦先生新著から“ひっそりと優雅な貧乏生活”を (テーマ:私が最近思ふこと)」
10周目:「新入社員とともに (テーマ:私が最近思うこと)」
11周目:「掃除のスゝメ (テーマ:ひそかに続けている私の習慣)」
12周目:「初対面の方に会うときは・・・。(テーマ:私からみた船井幸雄)」
13周目:「「食」を想ふ (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと )」

バックナンバー
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2008.10.29: 強烈に考えていると、不思議なことが起きる! (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2008.10.28: 不易と流行 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
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