船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。
名前:人見 ルミ
このところの「スーパーバブルの崩壊」については、すでに多くのマスコミ、新聞雑誌で報道されている通りで、日経株価も乱高下しながら、これでもかというほど、ズルズル下げています。
また、為替の変動で、多くの企業が大打撃を受け、オイルはあっという間にピーク時の半分という凄まじい変動です(あの時、ガソリンを満タンにしなければ良かった…(笑))。
一体、いつが底なのか、誰も読める経済学者はいません。
船井会長がご紹介する経済の超プロ・Kさんでさえ、「いつが底なのかは、見え難い。しかし、これが私たちの、いやアメリカが1929年に体験した大恐慌の姿とも、私たちが体験したバブルの崩壊とも全く違う…まさに体験したことのない未曾有(みぞう)の大恐慌の姿なのだ。恐らく想像を絶することが起きる!」と断言しています。
いつ、どこでどの企業が倒産するかは予測できないけれど、ビックリするような想像もつかないことが起きるだろう…ということは予測されます。
でも、今の状況に一喜一憂して過ごしていても何の意味もないということも分かります。
では、どうしたらいいのだろう?
対策法は何なのだろう?
私自身、あれよあれよという間に、貯蓄型の生保やユーロ建てで大損もしています。
気がついたら、銀行の預金封鎖が始まり
気がついたら、紙幣の価値がなくなっていく…。
これまでの1000円札を出しても、食糧が買えない。
いつから、どうやって食糧備蓄を始める…?
子どもは学校に行けるのか? 寒い冬に暖房は使えるのか?
本当にそんな世界が来てしまったら…と考えると堂々巡りで、どうにもなりません。
なにしろ、未曾有の経験をするわけですから、明確なビジョンが浮かびません。
そんなことを毎日のように、強烈に「どうしたらいい?」と考えていたら、おもしろいように「ヒント」が与えられたのです。
先日、「JUST」で取材をした先は、「モクモク手づくりファーム」。
ここには、理想的なフィールドがありました。
農業に志を持つ人たちが、少しづつ出資して出来上がった農事組合法人で、山140ヘクタールを生かし、有機野菜を作り、酪農、養豚があり、いずれもホンモノ商品を出している。
地ビールがあり、レストランでは、バーベキューがあり、農と食を学べるワークショップがあり、お祭りなどのイベントでたくさんの人がやってくる…温泉もあり、宿泊所(これがまた丸いゲルで、とっても可愛い施設)も完備されている。
そして、50代以上の方々が週末集まって、自分の畑を耕せる農場を持ち、水や虫の管理をしてくれるプロもいる…。
まさに、有志の人たちの力で支えられた農業公園!
こんなフィールドを東京の郊外で作ったら、きっと皆が分かち合って、安心して暮らしていけるのではないだろうか…? と夢を膨らませることができました。
素晴しい希望を持って東京に戻りましたが、再び「スーパーバブルの嵐」にザーっと巻き込まれていました。
しかし、「さらなる対処法はなんなのだろう?」と日々、眠る時も目が覚めても、ずーっと考えていたのです。
すると今度は、本田健さんとKさんと食事をすることになりました。
ここでも、本田健さんの語る「新しい形のコミュニティー」というヒントがありました!
健さんご自身も、資本主義の崩壊を確信しており、その上で「怒り」を持って対処するのではなく、「信頼、愛、分かち合い」ができる明確なビジョンを語ってくれたのでした。
そして、健さんは、早くも森の豊かな遠方に、その場所を確保しようとしておられ、
そこで、新しい価値観の下に幸せに生きていける、いわば理想郷を造ろうとされています。
そこでは、仲間がいて、学校があり、大人も子どもも好きなことを見出して、活き活きと生きていける…!!食糧も自分たちで作りだす。
これには、私も全く賛同しました!
そう考えたら、この「資本主義の崩壊」と共にやってくる本当の意味での崩壊は、過去の既成概念の崩壊であり、金、欲、自分だけ目先だけの価値観の崩壊、つまり、自分自身の過去の崩壊なのだ…と分かりました。
書店には、経済本が鬼のように山積みにされていますが、この嵐に巻き込まれるのではなく、この後にやってくる「ポスト資本主義」を、一生懸命に考えて私たち自身の手で「新しい幸せな未来」を共に構築していきましょう!
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