船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　みなさんこんにちは、（株）船井本社　秘書室の相部多美と申します。熱海本社で主に会長秘書業務、本物研究会などを担当させていただいております。
　有り難いことに、船井会長の傍にいることで、多くの気づきをいただき、日々貴重な経験をさせていただいております。船井会長と会う度に、毎回、新しい発見や気づき、笑いがあります。その中での、エピソードを一つお話させていただきたいと思います。

　船井会長自身、即時処理の重要性について著書の中や、『船井幸雄のいま知らせたいこと』の中でも書かれているように、船井会長は仕事でもなんでも早いことで有名です（別名「せっかち」とも言われています（笑））。
　例えば、講演会で必要な会長のテキストの原稿をお願いすると、期限のかなり前、お願いした数日後にはすぐに出来上がってきます。しかし短時間で仕上げたものだからといって、手を抜いている内容ではなく、熟考して作られたものだと伝わってきます（船井会長は毎日、日記や、勉強したことをノートに書きまとめているので、すぐに必要な情報が取り出せるようになっているように思います）。

　先日も、船井会長は「やっぱり即時処理の人間だ！（笑）」と思う出来事がありました。

　船井会長宛のＦＡＸがオフィスに届いたので、そのＦＡＸを会長にお渡しして、目を通していただきました。すると、すぐにそのＦＡＸを裏返し、文章（原稿？）を書き始めました。一連の早業を見て、思わず笑ってしまいました。
　思わず笑ってしまった私に、真顔で文章を書き続けていた会長が「こうやって紙を再利用することで、それをみた他の人も真似するんじゃないかと思って、裏紙を使っているんだよ」とポツリとおっしゃいました。

　相手に何か問題点がある時や気付きを与えたい時、船井会長は大きな声で注意をしたり、怒鳴ったりはしませんが本人が気付くようにサインを出して示していることがあるように思います。だからそれをうまくキャッチして、軌道修正することが大事だと思います。

　「裏紙を使うように」と直接船井会長に言われたことはありませんが、会長自らが実践している姿を見て、自分もそうしようと思いました。
　船井会長には、７５歳とは思えない、若さ、柔軟性、パワフルさを備えた背中をいつも見せていただいています。このように、日々貴重な経験をさせていただいていることに感謝の心を忘れないようにしようと思います。ありがとうございます。


１１周目：「船井流　読書　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
１２周目：「株式会社　船井本社　熱海本社　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１３周目：「気付かせる達人、船井幸雄会長　（テーマ：船井会長から学んだこと）」