新時代への道しるべ

このページは、船井幸雄と同じ理念を持った、(株)トータルヘルスデザイン会長の近藤洋一氏によるコラムページです。近藤会長は、健康、環境、食料などの分野で、新しい21世紀を創り上げることを使命とした活動をされています。

2009.09
可能性の追求―――新型インフルエンザを考える

 秋ごろに猛威をふるうのではないかと予測されていた新型インフルエンザが、猛暑の8月に、よもやの感染拡大。完全に意表をつかれましたね。
 かつてヨーロッパでは、ペストが猛威をふるって3分の2の人が死亡したことがあったと伝えられています。新型インフルエンザも強毒性のH5N1型に変異すると、同じことが起こるといわれています。
 しかし極悪な状況下においても3分の1の人は助かっているのですから、予防もさることながら、インフルエンザに“かからない方法”を編み出すことが王道ではないでしょうか?
 ウイルスさんが暴走するのは、ウイルスさんをとりまく環境がウイルスさんにとって居心地が悪く、ストレスになっているためと考えられます。
 そんな状況の中で、ウイルスさんにどのように対処するかについては、うがい、マスク、手洗いで予防することしか浮かび上がってこないようです。
 予防というのは“恐れ”から出発しています。“恐れ”をはじめとするストレスこそがウイルスさんが暴走する温床になり、発病の原因となっているのですから、根源から考え、感染しないための可能性を追求したいものです。


大前提:宇宙意識と一体化

 「人間もウイルスさんも同じ宇宙の申し子なのだから、本来、敵対関係にない。仲間なのだ」と“100%本音”で思えたとしたら、人はウイルスさんと共存できるように思えます。インフルエンザにかかって、苦しむこともないのだと思うのです。
 ウイルスさんを仲間と思って接するか、敵と思って身構えるかが分かれ道になると思われます。もともとウイルスさんは原始林の中でゆったりと眠りこけていたのですが、人間がやってきて環境を目茶苦茶にするものですから、ねぐらがなくなり、仕方なく人間社会にやってきたと思える節があります。
 ウイルスさんを敵と認識し「もしかしてウイルスにやられるのではないか」と思っていると、ウイルスさんを敵に回すことになり、感染の確率が高まることになります。
 ウイルスさんを敵と認識すれば敵に、仲間と認識すれば仲間になる――“ウイルスさんの行動を決めているのは人の思い”という認識に立つ必要があるように思います。
 常識にこだわらず、根源に立ち返って、ウイルスさんと仲良く暮らすための可能性を追求することにより、対策を立てたいと思うのです。  21世紀は自己責任の時代。自らの心に種火をともすことから出発したいものです。


【対策1】潜在意識の記憶に対して

 「ホ・オポノポノ」によりますと、自分の身に降りかかる出来事はすべて自分がつくりだしたものです。自分の潜在意識の記憶に対して、「ごめんなさい」「ありがとう」「許してください」「愛しています」という言葉をかけ続けることによって、記憶を消していくと、人は限りなく“無”に近づくことができ、新しい現実が現れてくるというのです。問題はウイルスさんにあるのではなく、わが心にあるのです。四つの言葉をかけ続けることによって、みじめな現実が消えていくとしたらすごいことですね。
 「ホ・オポノポノ」を完全にマスターすると、もう大丈夫という気がします。


【対策2】居場所を追われ人間社会に迷い込んだウイルスさんに対して

 今の人間社会は、恐れや不信感などの反自然行為がつくり出すストレスに満ちています。
 ウイルスさんは先に述べましたように、密林などの自然環境の中で、静かに眠っていたのですが、人間が環境破壊のかぎりを続けるものですから、いたたまれなくて、人間社会にやってきたのです。
 悪いのはウイルスさんではなくて、環境破壊を続けてウイルスさんのねぐらを奪った人間だということになります。
 だから被害者であるウイルスさんに対して、人類を代表して「ごめんなさい」「愛しています」「ありがとう」という言葉をかける必要があると思うのです。“愛と感謝の心”をもって接すれば、発病なんかするはずがないとも言えるわけです。
 直観をとおしてさまざまな叡智を得ておられる画家のはせくらみゆきさんは、「いま、こようとしているインフルエンザさん、私はそれを選択しません」と毅然として言い放つことが大切だと言っておられます。それでももしかかってしまったら、「戦う」のをやめて、「感謝する」事が大事だと言っておられます。参考になるのではないでしょうか?


【対策3】生命エネルギーのレベルを上げる

 ウイルスさんというのは、自分ひとりでは生きていけません。誰かほかの生物の細胞に寄生しないと生きていけないヤドカリのような存在です。生物だか無生物だかよく分からない奇妙な奴なのです。
 人間にねぐらを奪われて、仕方なく人間の細胞にたどり着いたウイルスさんです。原始林で静かに眠っていたように、できれば平穏な暮らしがしたいのだと思います。
 ところがウイルスさんが住処にしようとしてやってきた人間のストレスがひどくて居心地が悪く、どうにもならない、というのが現実の姿なのです。
 生命エネルギーに満ちていた原始林と違って、人間の生命エネルギーの質が低すぎて、いらいらしてくるのだと思われます。
 そのようなわけで、人は生命エネルギーのレベルを上げるしかありません。
 生命エネルギーのレベルとはエネルギーの量というよりは質に関係しています。
 「愛」「感謝」「慈悲」「調和」が奏でる“響き”がカギを握っているように思われます。
 人の心が「愛と感謝」に欠けていると、人はウイルスさんを敵と認識することになります。人の心に敏感なウイルスさんは、だから敵として振る舞うのだと思います。
 一方、人の心が「愛と感謝」に満ちていると、ウイルスさんは仲間ということになりますから、ウイルスさんは仲間として振る舞ってくれる可能性があります。こちら次第なのです。


【対策4】奇跡は酵素から生まれる

 それでもなお、ウイルスさんが暴走してひどい目にあう可能性が残されています。
 人間の血液の質が劣化しているとしたらどうでしょう。せっかく体内に入ってきて、一休みしようとしているウイルスさんにとって、決して居心地の 良い環境とはいえないように思います。
 ウイルスさんのRNAが人のDNAを乗っ取る際に逆転写酵素を出すことが知られています。
 体、特に血液が劣化してくると、ウイルスさんの酵素が働きやすいのだと思います。
 この逆転写酵素に負けない酵素が人の血液中に満ちていると、ウイルスさんと共存できる体質になっている可能性があります。
 金沢市周辺の海辺で、猛毒の「フグの卵巣のヌカ漬け」が作られ、販売されています。フグの毒が毒でなくなり、食べることができるのです。微生物による発酵のすごさですね。
 有害物質に働きかけて、毒性を解除するというびっくりするような触媒機能が酵素にはあるのです。
 日本は発酵王国、しっかり酵素を補充し、元気に生きたいものです。
 いま必要なことは、「元気に生きるために可能性を追求すること」だと思う のですが、いかがでしょうか?


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月刊『THD LIFE』
2009年9月号



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Profile:近藤洋一(こんどうよういち)

近藤洋一株式会社トータルヘルスデザイン 会長。2008年10月に株式会社バンクシア設立。1938年生まれ。61年京都工芸繊維大学繊維化学科卒業。90年、株式会社トータルヘルスデザインを設立。「びっくり現象のなかに21世紀を切り開いていく鍵がある」という考え方をもとに、従来の思考の枠組みを超えた技術、商品を発掘。「だれもが美しく健やかに、そしていきいきわくわく生きていくことのできる暮らしづくり」を提案し、実現していくことを企業目的として、京都と東京を拠点に、《美と健康》事業を展開している。《安全、安心、エコロジー、“気”のある商品、気になる情報》を提供しつづけている。月刊『THD LIFE』や、インターネットを通して情報発信活動に取り組んでいる。

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