トップが語る、「いま、伝えたいこと」
先週は2006年の年末ということで、船井総研の小山政彦社長や船井財産コンサルタンツの平林良仁社長など、いわゆる私の生(産)み出した会社の社長や役員の多くの方たちと会いました。
船井総研は昭和45年に私が創った会社ですが、私がびっくりするほどいい会社になりました。私が代表者を辞めた2003年以降の伸び方のすごさなどを見ますと、小山社長が秀れた経営者であることが分り、うれしくなります。ともかく同社の筆頭株主は私です。
船井財産コンサルタンツは、平成3年9月に船井総研とその関連会社が約1/3の株式を持ち、平林良仁社長と協力して創った会社です。いまも、同社の筆頭株主は船井総研です。
ところで、この両社が、それぞれ子会社や孫会社を生みました。
その数は、いま時点、活動中のもので、船井総研は6社、船井財産コンサルタンツは約50社に上ります。
一方、私個人は2003年3月27日に船井総研の取締役を辞めて後、2003年4月1日に(株)本物研究所を創りました。それとともに船井総研の大株主である(株)船井本社の代表者になりました。また、船井本社と平林良仁さんらが平成5年に出資してつくった(株)船井メディアにも、大株主である船井本社の代表者として、アドバイスすることになりました。いわゆる船井幸雄グループといわれている船井本社を核とする会社が、本物研、船井メディアというように3社できて出発したのです。
これらの会社もいくつかの子会社を生み出しました。船井本社の孫会社です。
数えてみますと船井本社、船井総研、船井財産コンサルタンツを入れて、私が生んだというか、私の生んだ会社とそれらが生んだ会社などで、いま活動中のものが60社以上になっていたのです。これにはびっくりしました。
そのほとんどに、船井の名がついています。世間の人は、それらの会社は私がオーナーだと誤解する場合があるようで、それらの社員が不祥事をおこすと、よく私のところへ苦言が来ます。
しかし、私は船井本社の代表者以外、各社の経営には一切タッチしていませんし、何社かの顧問になっていても、役員でもありません。もちろん1銭も給料などはもらっていません。法的には気楽な関係なのです。
とはいえ、それらの会社は、私の哲学に従って経営をしているのは、まちがいないように思います。
それだけに、各社の経営状況や顧客対応については、責任を感じてはおります。
ともかく、この60社以上という多くの会社数とともに気づいたのですが、昨年末で、多分私の著書は編著、共著まで入れますと350冊をこえたと思います(気楽な私には正確な数が分らないのです)。
もっともよく売れた本が約50万部、10万部以上売れた本も20冊以上はありますから、累計すると1500〜2000万部くらいにはなったと思います。これもびっくりです。
また、最近の20年くらい毎年100〜200回は講演してきました。ここ3年くらいは毎年250回以上も講演をしました。1965年からいままでの講演回数は多分、数千回に達していると思います。やはり、自分のことながらびっくりします。
こうして考えると、私って、いったいどういう使命と役割をもった人間なのだろうかと、大みそかには、しばし珍しく考えこみました。なぜなら、私には10才ころから、ほとんど余暇時間がなかったのです。たえず仕事と、そのために学ばねばならないことで時間が足りなかったのです。
それに、今月10日で74才ですが、年齢とともに余暇時間がなくなります。忙しくなるのです。
遊びも、文化も、芸術もレジャーをたのしむこともほとんど知りません。常識的には変な人間ともいえます。しかしたのしく生きていますし、生きてきました。このような私のホームページをお読みいただきありがとうございます。
=以上=
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