トップが語る、「いま、伝えたいこと」
6月13日のこのページでも書きましたが、5月30日にアメーバブックスから発刊されました坂本政道さんの新著『楽園実現か 天変地異か』の内容は、結論として言えば、私の考えていることと、ほとんど同じです。
彼はモンロー研究所流のヘミシンクを活用した体脱法を活用して、宇宙のあちらこちらに行き、いろんな経験をしたり、知的生命体から学び、聞いたもようです。それを、彼流にまとめたのが、この本ですが、私から言いますと、ムダなく分りやすく上手にまとめられています。
坂本さんは私の友人で、最近は「船井幸雄オープンワールド」でも常連講師です。今年も10月12日に話してくれます。
以下は彼の経歴です。
モンロー研究所レジデンシャル・トレーナー
(株)アクアヴィジョシ・アカデミー代表取締役
東京大学理学部物理学科卒、トロント大学電子工学科修士課程修了。
77年〜00年、ソニー(株)と米国のSDL社にて半導体レーザーの開発に従事。2000年に変性意識状態の研究のために退社。ヘミシンク普及のため05年(株)アクアヴィジョン・アカデミーを設立。著書に「死後体験」シリーズ、「SUPER LOVE」、「2012人類大転換」(以上 ハート出版)、「超意識」(ダイヤモンド社)他多数がある。
ウェブサイト:http://www.aqu-aca.com
連絡先:reg@aqu-aca.com
また、彼は、この本の「あとがき」でつぎのように述べています。そのポイントだけをここに紹介します。
この本を読まれて、ほとんどの方は「何を馬鹿なことを言ってるのだ」と思われただろう。5年前の私なら、そう思ったに違いない。常識ある人なら誰でもそう思うことは理解できる。
ただ、常識というのは、過去わずか数千年間の経験から培われた価値観であって、普遍性を持つものであるとは限らないのだ。
たとえば、地球外知的生命体の存在は、我々の常識から言えばありえないが、科学的に考えると、そう簡単に否定されていいものでは決してない。
銀河系だけでも太陽のような恒星が1000億個ある。その中には地球とよく似た環境の惑星はそれこそ無数にある。さらに、我々の銀河系以外にも銀河は何億個も存在する。だから、生命を発生・維持させうる環境はそこら中にあると考える方が自然なのだ。
(中略)
こう見てくると、人類以外の知的生命体がいないと考える方が、よっぽど論理的でない。論理的思考の持ち主なら、いると結論付けるのが当然だろう。
ただ、たとえいるとしても、広大な宇宙空間を越えてはるばる地球までやってくるのは、技術的に不可能だと常識は主張するかもしれない。
実際、太陽系に一番近い恒星であるプロクシマまで光で行っても4年とちょっとかかる。スペースシャトルだと16万年だ。とても行けた距離ではない。
ただ、これは現在の技術レベルでの話である。
科学技術が発展してからまだせいぜい500年である。長く見積もっても5000年だ。それに比べて、宇宙は137億年の歴史がある。中には数十万年から数百万年の発展の歴史をもつ文明がいてもおかしくない
(中略)
次に、物質ではない世界、つまり非物質の世界の存在についても、世の常識はそれを否定する。これについては、過去数千年の経験からそう言うというよりも、むしろ、ここ数百年の科学至上主義の結果と言っていいだろう。それ以前は、こういう世界の存在はむしろ世の常識の一部として通用していたと考えられる。昔の人は、死後世界や、死者の魂の存続を当然のこととみなしていた。特に日本ではそうだったと思う。それが、ここ数百年間に大きく変わったのだ。
非物質の世界があるということは、別に科学的に否定されたわけではない。よく非物質界の存在は科学的におかしいと言う人がいるが、それは誤りである。その存在は科学となんら矛盾しない。現代の科学の扱う範疇に入らないだけなのだ。
(中略)
最後に、死後世界の存在も宇宙人の存在もすべて認めるが、2012年に向けて天変地異やら人類の卒業が起こるということだけは、どうも信じられない、という方もいらっしゃるだろう。
ただ、なぜ信じられないのかと考えてみてほしい。きっと我々の知っている歴史上では、そういうことはなかった、だから、これからも起こらないはずだ、という常識がベースにあることがわかるだろう。
しかし、この常識も我々が信じているほどには、根拠が厚くないのではないだろうか。我々ははたして歴史についてどれだけ知っているのだろうか。つい5000年前の古代エジプトについてさえミステリーが多いのが真実だ。
現代人は、我々はすべてを知っていて、我々にわからないことはない、と考える傾向があるが、それは大いなる誤解である。むしろ知らないこと、わからないことが、まだたくさんあると考えたほうがいいだろう。
人々の常識を変えることが急務だが、2012年の一大変化に間に合うかどうか、際どいところである。
2008年4月
坂本政道(転載ここまで)
私は、いままでの40有余年、余暇時間には「世の中の構造」と「人間のあり方」について主として研究して来たのですが(なぜなら、それを仮説であっても把まないと経営のアドバイスなどできなかったからです)、この本の内容は私の到達した仮説(?)と、ほとんど一致するのです。
それを私なりの文章で近々に分りやすくまとめたい。そして本にしよう……と、いま思っていますが、それだけにこの坂本さんの近著の内容を、皆さんにぜひお知りいただきたいのです。
私は、坂本さんも私も合理的人間であり、論理的でもあり、決して変な血迷い言を言っているようには思いませんので、その点は御安心ください。
=以上=
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