トップが語る、「いま、伝えたいこと」
9月15日のこのホームページの私の発信文に書いたことで、大事な点を、きょうは、もう一度説明したいと思います。
それは、われわれの本質は霊魂であり、これは不死のもので、ともかく、たえず生成発展を続けていると言っていいということなのです。
それに対して肉体というのは、霊魂が効率的に、この世で生成発展するための補助存在で、霊魂という本質の、この世での容れ物だ……ということです。この補助存在は、あくまでも主ではなく、主である本質(霊魂)のための従の存在で、必滅いたします。
どうしてそんなことが分るのか……は、古今の数多くの人々の研究を調べ、自らも研究しますと、多分、ふつうの人ならだれでも数年で分るでしょう。
その辺のことを、簡単に、しかし慎重に書いたのが、当ホームページの9月1日と9月15日の私の発信文で、あの両日の文章を一字一字、10回も読んでいただけますと大体分りますし、疑い深い人でも、研究の仕方まで分るだろうと思って書きました。
ところで、この2回にわたる私の発信文は大反響を呼びました。それは私のところへ来る読者からの反応で分ります。
私は、いまこそ、日本人の真の「有意の人」が何千人も生まれる時だと思っています。また、それが必要だと思うのです。
もう時間的余裕は、ほとんどなさそうです。それらの理由は、今年になってからの私の著書や「日月神示」「聖書の暗号」などの解説を通じてくりかえし説明しましたので、ぜひそれらをお読みください。
また自ら御研究ください。
さて、ここ2−3日、われわれの本質は根元存在である霊魂で、肉体は霊魂のための補助存在で、この世における霊魂の容れ物だ……という私の発信文への問い合せが続出しています。
たしかに、大部分の人は、肉体こそが自分そのものだと思っていました。いまも思っています。それは半分は正解です。しかし、我々の中に「大いなる自己」のようなものがいることにも、感(勘)のよい人は気づいています。
だから、その存在を日本では「守護霊」と呼び、欧米では「ガイド」などと一般に言っているのです。
これは肉体が自分そのもので、主体だと思うところからの見方であり、呼び名です。
ただ、もはや、そんなことはどうでもいいところまで「死後」「中間生」あるいは「あの世とこの世」の研究は行なわれて分っていますから、正しく「霊主体従」の存在が人間であり、この世での「正しい人間の生き方」だということを認めてほしいのです。
ここでいう「根元存在」とか「補助存在」というのは私の造語ですから、どのように変えてもらってもいいのですが、われわれが言っている肉体の死は根元存在である霊魂にとりましては、修行の場であるこの世からの解放を意味し、なつかしい故郷へ帰れることでもあるのです。
この世に残される人にとりましては、知人の死去による「別れ」は悲しいし、さみしいことですが、マクロにはそれらは当然のことで、肉体人としての死を迎える人にとっては喜ぶべきこととも言えるのです。
それらのことを冷静に理解し、根元存在と補助存在の関係、人間についての肉体と霊魂、そして「この世」と「あの世」の関係をあらためて知ってほしく、きょうこの文を発信することにしたのです。
30才ごろから、このようなことの勉強をはじめた私は、実に詳しく知りました。
それを40才をすぎてから著書などで少しずつ書きはじめました。
最初は1979年刊の『包みこみの発想』(ビジネス社刊)で、ここではじめて「人は死んでも終りではないらしい」と、控え目に綴っています。
いまのところ人間が創ったものは、すべて必滅します。創造主と言ってもよいサムシング・グレートの創られたものにも、霊魂のように不滅らしいものと、植物、動物、人間の肉体のように必滅のものがあります。
ふつう、勉強も研究もしないと、この世の存在で見えるものは、すべて必滅の存在ばかりですから、人間はつい勘ちがいすることになるのです。
その点、時代も進み、世の中に大変化が起きつつあるいま、少し真剣に「人とはどんな存在か」「どう生きるのが正しいのか」「なぜ人に生まれてきたのか」などを調べてください。研究してみてください。現在では、参考書は無数と言っていいほどあります。
そうしますと、人間に生まれてきたことの「幸せ」が分ると思いますし、いま、今年の10月28日(日本時間10月29日)や、2012年12月21日(日本時間12月22日)が、なぜ大事な日かも分るでしょう。
さいごに一言、言いますが、
人間はあくまでも宇宙の根元存在のようです。
「この世」は、人の肉体と同様に、やがて補助存在になる可能性がありますが、「あの世」は根元存在のようです。
私のような人間が、こんなことまで言えるくらい、これらのことは分ってきています。
ともかく今年から2−3年、そして10年くらいの間に地球上に住む人間の世界に大きな進化という変化が起こることもほぼ分ってきました。したがいまして、いまこそ正しく大事なことを知り、上手によい世の中を創ろうではありませんか。
地球上では、未来は人間が主になって創っていくのだと思われます。
ぜひこれらのことを正しく御理解ください。日本人なら、できることなら30才くらいまで、ここに書いたことは正しく知ってほしいと私は思っています。よろしく。
=以上=
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