トップが語る、「いま、伝えたいこと」
皆さま、明けましておめでとうございます。
2014年の正月を心から祝いたいと思います。
私の拙い直感力では、今年は変化の年になるだろうと思います。ただ、いま、直感力がするどくなっています。
まず日本の政治ですが、ワンマンで、ばらまき型、インフレ志向の安倍内閣は、壊れる可能性が強いでしょう。
お金の値打ちを下げ、失業者は別にしても、収入がふえず、大多数の中小零細業者が困りつつある現状は、浅はかな安倍晋三さんへの過大な期待にあったことに、大多数の国民が気づくはずです。今年は安倍内閣の支持率は30−40%に下がるでしょう。しかも早急にです。
経済的には、一部の輸出型大企業は別にして、エネルギーなどの輸入で物価が上がり、これも庶民にまではっきり分ると思います。それに消費税の増税で、かなりの「てんやわんや」となるように思われます。増税はこわいですよ。
それ以外の面でも、不満が国民からとび出し、絶対多数にあぐらをかく自民党政権を心底からゆさぶると思います。
日本は本来、技術的にもすばらしく、国民は勤勉、質素な特性を持っています。ただマスメディアが、安倍政権一辺倒なので、去年は判断を狂わされましたが、多くの国民は、そのことに今年は目覚めるでしょう。
一方、世界的には、アメリカの不況はどうにもならないし、中国も問題をかかえすぎであることが分ります。EUも寄せ集め国家連合の歪みが、あちらこちらで火を噴き出し、やはり先進国で安定しているのは日本であるらしいことにも、日本人は気づくと思われます。
この時に当り、2冊の本をぜひお読みください。
1冊は『2014年 世界3大経済の同時崩壊に備えよ』で、去年、徳間書店から発刊されました。著者は増田悦佐さんです。
後の1冊は、去年ヒカルランドから発刊された『世界文明の「起源は日本」だった!』で、上森三郎さんと神部一馬さんの共著です。お正月の読み物としてはよいと思います。
もし悲観的な本を読みたいという人は、ビジネス社から去年出た『すべての富を中国が独り占めする』(ダンビサ・モヨ著)と、やはり去年、ビジネス社から出た植草一秀著の『日本経済撃墜』がよいと思います。
私は、多くの点において政策を逆噴射している安倍晋三ワンマン首相をみますと、まず植草さんの本を読まれることをぜひお奨めいたしますが、ともかく今年は日本も世界も大変化がまちがいない大変な年になりそうです。
こんな年にどう生きるべきか……ということですが、日本人は、勤勉、質素で、技術指向がやはり国民性からみて第一の特性でしょう。これを活かすことです。
ついで、本当のことを実感として知り、それの可否を調べることだと思います。マスメディアの発言は半分は問題外にしてください。それよりも自分の感覚でつかんで、調べ、そして本当のことを知ってほしいのです。
現実に地に足をつけて考えてほしいのです。
いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、どうでもいいことに浮かれている人に、かなり焦点が当っています。一度そのようなどうでもいいことは忘れ、現実人間にもどってほしいのです。そうしますと、「あっ」と、びっくりするほど、自分のしていたムダに気づくでしょう。間違いも分ると思います。
いずれにしましても、今年こそは、地に足のついたよい仲間をつくり、仲間間で助けあい、地道に生きてほしいのです。一人ではムリだと思います。
いまさらスピリチュアルやおいしいものに夢中になるという時ではありません。
ぜひ生きるのに必要なことに今年は全力投球をしてください。
ただ、将来への夢と希望は忘れないようにしてくださいね。これらは大事です。
いま半病人の私は、直感が冴えています。
それゆえ、多分、ここに書いたようになるでしょう。 ……と思っています。
=以上=
2014.01.23:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】まだまだ甘い (※舩井勝仁執筆)
2014.01.13:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】平常心を持つ (※舩井勝仁執筆)
2014.01.06:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】賀正 (※舩井幸雄自身の執筆です。)