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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2014年7月14日
最近読んで参考になった本 (※舩井勝仁執筆)

 今回も本の紹介をさせていただこうと思いますが、いま経済的なことは表面的にはアベノミスクが上手くいっており、あまり大きなトピックスがありません。出版社の人と話しても、経済本が売れなくて困るということだったので、今回は最近読んだ、その中でも、「目に見えないものを見る力」を、私に示してくれた印象的な書籍をご紹介したいと思います。

OSHO著『内なる宇宙の発見−和尚・講話録』(市民出版社)

 瞑想の本です。ヴィギャン・バイラヴ・タントラのシリーズ第1巻で、呼吸方法から瞑想中の心の注意の払い方、そして意識の超越の解釈までわかりやすく奥行きのある言葉で書かれた本です。以前から私の瞑想のバイブルで、今回、10回めくらいの読み返しです。
 私自身、瞑想をここ数年続けてきて、自分を初期化することが何よりも大切だと痛感しています
 瞑想の障害物は、自分の経験や思い、環境そして現実抱えている問題です。まず、これをいかに初期化するか第一段階です
 絵でいえば、空も山もあり、家もあり丘陵もあり、人もいる。誰でもそのような風景画を持っています。その風景画が描かれたキャンバスを、何も書かれていない真っ白なキャンバスに戻すこと。初期化とはそんなイメージです。感情を押し殺して、やみくもにフラットにするのではなく、瞑想の最初には自分が抱えている憤怒、恨みなどを徹底的に問い詰めます。たどり着いたところに、息を抜く空間があります。ここから真の瞑想が始まります。
 最近私が常に自問自答しているのは、「愛を受け取り、向き合い、与える」というテーマなのですが、この本の中で「愛撫されるとき、その愛撫の中へ入っていけ」という記述が深く心に残りました。なにもセクシャルな話だけではなく、愛への一体化を端的に表しているように思います。読み返すたびに気づくところが違い、学びが深まる本です。


畠山晃著『元メガバンク管理職が語る 精神世界ゼロからのすごい覚醒 ありがたき宇宙の10倍返し』(ヒカルランド)

 お付き合いのあるヒカルランドさんからいただいた本です。ちなみに、ヒカルランドの石井健資社長は徳間書店時代に400冊、2010年4月にヒカルランドを設立されてからは300冊の精神世界の本を作り続けてきた日本一のスペシャリストです。「スピリチュアル版 半沢直樹のごとく」と、今年の流行に合ったサブタイトルが目を引きます。 某メガバンクの管理職としてがむしゃらに仕事をした著者が、人生のさまざまな試練を経て、精神世界の中に飛び込んだ経緯がリアルに描かれています
 著者の畠山さんの信条である「人に上下なし、だれもが素晴らしい存在、みんな学びの途中」という言葉が心に響きました。人に謙虚に接するためには、まず自分自身が学びの途中であるということを、常に心の真ん中に置くこと。私もいつも忘れないでいたいです。


アレクサンダー・ラウターヴァッサー著、 増川 いづみ監訳
『ウォーター・サウンド・イメージ』(ヒカルランド)


 これも、ヒカルランドの本ですが、石井社長に舩井メールクラブで7月24日に配信予定の原稿を書いていただいたのですが、上記のように700冊もの怪しい本を作って最後に辿り着いたのが監訳者の増川いづみ先生だったと締めくくっておられました。
 増川先生はアメリカやロシアの一流の大学や研究機関で研究をされてきた科学者ですが、父・舩井幸雄とは30年来にわたって交流がある関係で、私も親しくさせていただいております。先日、開催した船井塾でご講演もしていただきました。
 “《水と音》が分かれば《宇宙すべて》が分かる”とのキャッチコピーの通り、増川さんの水の研究の神髄がここに集約されています。この春に刊行した『チェンジ・マネー』(きれい・ねっと)の中で、私も書かせていただきましたが、お金は水のエネルギーを模して作っています。シンプルにわかりやすい根源、循環エネルギーである「水」にフォーカスしてみると、癒しや引き寄せといったものが読み解ける気がしていましたので、この本と出合ったのはタイムリーでした。
 水は三態(液体・固体・気体)であり、生命発祥の原点であると同時に、生き抜くために絶対的な不可欠なものであります。水なくして、生命の誕生と継続はあり得ません。つまり、神以前の存在だと感じます。
 増川さんには、8月の大阪の「舩井☆SAKIGAKEミーティング」や11月の「舩井☆SAKIGAKEフォーラム」にもご登壇いただく予定です。水の神秘について存分にお話いただけると思います。お楽しみに。


松田くるみ著『なぜ、宮崎の小さな新聞が世界中で読まれているのか』(ごま書房新社)

 著者の松田さんは、友人の志賀内泰弘さんを通じて知り合ったみやざき中央新聞の社長さんです
 松田さんのご主人と一緒に潰れかかった新聞社を買い取りました。ご主人が紙面づくり、松田さんは未経験の営業を担当します。虚心坦懐に、飛び込み営業を続け、日本全国のみならず海外にも購読者を広げ、7年間で15000人の読者を獲得しました。営業が伸び悩んでいたころ、著者は子育ての合間を縫って、お財布の中身も心もとない中、各県の読者に会いに行く行脚を続けます。読み進めていくうちに、その誠実な奮闘ぶりに、知らず知らず感情移入をしました。
 私も毎週発行される新聞を購読しておりますが、世の中のさまざまな心温まる話を取り上げ、読者と一緒に考えていこうという一貫した編集スタンスが人気の秘密だと思います。
 やはり「実直に」「丁寧に」「心を込めて」仕事をしていくことだと、改めてこの松田さんの奮戦記を読んで襟を正しました。
 また、女性が、妻として母として家庭を経営しながら、社会で働くということに対して、貴重な事例が書かれていると思います。文中に「主人の書く社説のファン第一号は私でした。今も変わりありません」とあるように、ご主人の志を支えていく松田さんの気概にも大変心打たれました。
 多分、「舩井幸雄.comを見た」とご連絡をされれば見本紙を送っていただけると思うので、ぜひ一度手にとってご覧いただければと思います。


出口光・大原寿美佳著『魂を磨いて夢をかなえる 大和とユダヤ22の魔法』(きれい・ねっと)

 仲良しで尊敬していてとてもお世話にもなっている出口光さんが、きれい・ねっとから小冊子を出されました。
 日本古来より伝わっている「一霊四魂」という魂の考え方は、出口さんの曽祖父である戦前の日本を代表する大宗教家・出口王仁三郎さんが明治の終わりから大正にかけてすでに集大成されたものですが、光さんがたった二つの質問で人の心と魂がわかる認識テクノロジー「四魂の窓」として、現代に蘇らせました。
 そして、カバラのプロフェッショナルの大原寿美佳さんとの共著で「生命樹のカード」としてより簡単に楽しく活用できるようにした仕組みが、この本に存分に書かれています。
 ご存知の方も多いと思いますが、カバラとはユダヤ教の秘教に基づく哲学です。このカードで遊ぶことで、日本の叡智とユダヤの叡智が融合して、新しい時代を生き抜くヒントが得られるのでは、と思いました。
 余談ですが、先日「十種神宝とカバラを使いこなせたら世界征服ができる」と面白いことを私に言ってくれた人がいました。この本を読んで、ちょっと愉しい妄想をしてしまいました。
                                           =以上=

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