日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
船井は、経営コンサルタントとして40年以上仕事をし、約1万社以上の会社に経営のアドバイスをしてきました。これまで数万件も経営コンサルティングをしてきたようです。
経営コンサルタントという仕事は、現在の世の中の動きや、これから世の中がどうなっていくかという未来予測ができなければ、よいアドバイスができない仕事なのだそうです。
そのため船井は、人間や世の中について研究をし続けてきました。
ここで、船井がこれまでに予測してきたことをご紹介いたします。 (『超人「船井幸雄」の近未来予測』あ・うん社刊 より)
・1970年(昭和45年)→日本にも自動車時代が来る。
郊外ショッピングセンターの誕生。
日本では戦後から1970年代(昭和45年)ころまで、欧米流の自家用車による自動車社会はこないと考えられていたようです。よって、自家用車を利用したショッピングセンターの出現などありえないと当時は考えられていました。
・1975年(昭和50年)→ITコンピュータが世の中を変える。
ストアレス時代の到来。
船井は、お店に行って買い物をするということがだんだん少なくなり、インターネットで買い物をする世の中になることをすでに予測していたようです。現在は、お年寄りなどにも気軽に利用する世の中になってきました。
・1980年(昭和55年)→日本の企業には日本流経営法がベスト。
欧米流の経営の真似をしてはならない。
船井は日本人には、人間を機械のパーツのように扱う欧米型のシステムではなく、従業員一人一人の存在を認め任せる日本流のやり方が合っていると考えていたそうです。これは、船井が知る日本の素晴らしい会社に共通する要素のようです。
・1985年(昭和60年)→後10年くらいでソ連は崩れる。
当時は資本主義と共産主義は並立して共存可能といわれていました。しかし船井は、「自由を束縛する共産主義はダメになる」と考えていたそうです。
船井は、1985年ごろにチェコに行き、その時にサービスの悪さと物のなさに驚いたそうです。そして、自由もなく、自主性も育たないこのシステムはうまくいかないだろうと強く感じたそうです。
・1987年(昭和62年)日本経済成長(バブル)は、近々崩壊する。
船井は、世の中が浮かれ気分の状態だった頃、株や土地の値段が上がり続けるのを見て、これが継続するわけがないと早くから警鐘を鳴らしていたそうです。
・1990年(平成2年)→資本主義は、2020年ころまでにつぶれる。
船井は、宇宙の法則に合わないシステムは永続しないことや、多くの人が欲を追い求める世の中になる資本主義はかならずつぶれると述べています。
・2005年(平成17年)地球は大変革時代に突入。大激変が来る。
このように、これまで船井が予測してきたことを見ると、船井が世の中を大きな流れで見てきたということがよく分ります。まだ世の中の人々が「そんなことあるわけない」と言っているころから、いつも先を見て行動してきたようです。
船井は、「これから世の中が大激変する。そして日本人が大きな役割になってくる」と言っています。船井の言葉をもっと意識して、自分も勉強しなくてはならないなと強く感じました。
2010.12.21:船井のこれから出る新著内で中矢伸一先生に質問させていただきました。
2010.12.14:人の体のすごい力
2010.12.07:船井のこれまでの予測
船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。