日日日是好日 ~熱海だより~ -熱海秘書 相澤智子-
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
皆さまこんにちは。寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
風邪などひかれませぬよう、どうぞご自愛ください。
皆さまは普段どんな言葉を使っているでしょうか?
言葉はコミュニケーションの手段だけなのではなく、自分を映す鏡のようです。
明るい言葉はたとえば、
ありがとう、楽しい、嬉しい、大好き、喜び、おもしろい、優しい、おかげさま、安心、美しい、幸せ、素敵、ついてる、うれしい、感謝‥‥
などがあります。
反対に暗い言葉は、
悲しい、憎しみ、苦しみ、嫉妬、批判、悩み、不安、愚痴、怒り、恐怖、さびしい、心配‥‥
などがあります。
自分が使っている言葉や心の中で思い浮かぶ言葉に注目してみると、そのときの自分の心の状態がよく分ります。
たとえば何かモヤモヤするときや気分が晴れない時、自分が口に出す言葉や心の中で思っている言葉に意識を向けてみると、明るい言葉を使っていないことに気づきます。 そんなときはネガティブな言葉や暗い言葉などが自分の中を占めていて、明るい言葉を忘れてしまっていることが多いようです。
テレビのニュースなどを見ていると、暗い言葉が圧倒的に多いです。世の中の出来事を知ることは大切ですが、暗い言葉で自分の中をいっぱいにしないように気をつけたいですね。世の中には大変なこともたくさん起こっていますが、よいことや素晴らしい出来事も起こっています。そちらにも目を向けたいですね。
船井の側で仕事をしていて、「この人は素晴らしい人だな」と感じる人に出会うことがあります。そのような人は、必ずといっていいほど明るい言葉を話しています。まわりにいる人がワクワク希望がわいてくるような、そんな明るい雰囲気で満ちています。その人がいるだけで明るい気持ちになります。船井は、このような人間性の人のことを「本物の人」と呼んでいます。
本物の人というのは、はつらつといきいきしていて、自分のためだけでなく、世のため、人のためになることを無意識で常に行っているようです。
不思議ですが、明るい言葉を使っていると気持ちまでだんだんと明るくなってきます。言葉は自分の心にも影響を与えるようです。
船井は、クセづけすることが大事だと言っています。どんなこともプラス発想して良い言葉を使うことを心がけていると、だんだんとネガティブな言葉が出てこなくなってきます。それが習慣になるくらいやり続けていると、自然に何も考えなくてもプラス発想ができるようになってくるようです。私は船井の側で仕事をするようになって一年が過ぎましたが、昔に比べてネガティブな言葉や暗い言葉が出てくる回数がとても減ったなと感じています。プラス発想していると、物事のよい面に気づくことができ、よい方へ展開していくことも多いようです。
船井の側でいろいろな人に出会い、言葉の大切さを強く感じます。これからもクセづけをつづけていきたいです。



船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。