日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
皆さまこんにちは。
今年も暑い夏がはじまりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年は節電の動きで冷房を控えめにしているところが多いようですが、どうぞ熱中症などには気をつけてお過ごしください。
熱海本社は山の方にあるので、下の場所に比べると少しだけ気温が低く、過ごしやすいところにあります。船井は冷房があまり好きではないので、普段あまり暑くない日は、会長室は窓を開けて自然の風を入れています。
先日あるお客様が熱海にいらっしゃったのですが、その方は「気」(エネルギー?)を感じることができるようで、「熱海はいいところですね。いい気が満ちているのがよくわかりますよ。都会とは明らかにちがいますね。」とおっしゃっていました。
船井も東京などに行ってから、熱海に帰ってくるとそのように感じるそうです。
「東京はなんだか暗く感じるな」と言っていました。それは節電のためなのか、人の気持ちがそうなのか‥‥どうなのでしょう?
熱海は緑に囲まれ、空気が澄んでいます。深呼吸すると心がすっきりします。私はあまり「気」というのはわからないのですが、そのように心がスッキリしたり、道を歩いていて気持ちがいいな〜と感じることも、「気」なのかなと思います。都内に住んでいたときは、自然が少ないことが当たり前の場所に住んでいたので気がづかなかったのですが、自然は人の気持ちにもとても影響があるように思います。
さて、皆さまは歴史はお好きでしょうか?
私は正直なところ、学生時代も歴史の授業はあまりおもしろいと感じたことはありませんでした。「昔のことだし‥」とあまり興味がなく、社会人になってからも歴史に触れることはありませんでした。
世の中には歴史が好きな人、女性では「歴女」(レキジョ)と呼ばれていますが、そのような人が多くいるようです。私には歴史上の人物は好きでも嫌いでもなく、興味があまりなかったので何がそんなによいのかよく分りませんでした。
先日、船井に一冊の本をもらいました。『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 〜幸せの種は歴史の中にある〜』(ひすいこうたろう&白駒妃登美 祥伝社刊)という本です。
その本の中の白駒さんの言葉に目がとまりました。
以前は、歴史上の人物の中に、好きな人もいれば、嫌いな人もいました。でも今は、みんな愛おしいんです。愛おしく思えるようになったら、さらに日本が好きになり、日本人であることの誇りが大きくなりました。
歴史を学ぶって、本当に素敵なことです。そんなことが少しでも伝わればと思い筆をとらせていただきました。
この言葉を読んで、私は自分が日本人であることに誇りをもったことはあまりなかったけれど、それは日本にはすばらしい人がいたということもあまり知らないからなのだと感じました。
先人の日本人たちは何度も困難を乗り越えてきました。日本人の先人たちはすばらしい精神をもっていたこと、それをいま思い出すことが大事なのだと感じました。
とてもやさしい文章で書かれてあって、日本人の本来の美しい心を知ることができます。
おすすめですので、皆さまもぜひお読みください。
船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。