日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
皆さまこんにちは。
先日、船井が7月14日の「いま知らせたいこと」のコーナーで、『旧制1高と3高寮歌にみるエリート教育』という記事を書きました。
その中で、船井が好きな歌である旧制一校寮歌『嗚呼玉杯に花うけて』と旧制三校寮歌の『紅萌ゆる丘の花』が紹介されています。
船井がこの記事を発信する少し前に、船井から「これは僕が好きな歌だよ」とこの二つの歌を教えてもらいました。
はじめは、「会長も歌を歌ったりされるんですか?」ととても驚きました(船井が歌を歌うというイメージがあまりなかったからです^^;)。
船井は、寮歌の歌詞をさらさら‥‥っと口に出して言ってくれました。歌詞を読んでいると、情景が浮かんでくるようです。
当時の旧制高校生が、このような歌詞を作ることができたということに、とても驚きました。
この記事の中で船井は、
ともかく当時の旧制高校生は、エリートであり漢籍の知識のあったことが分ります。
自治、自由にあふれ、特に一高や三高の生徒たちはのびのびと青春の一刻を過ごしていたように思います。
しかも、大きな夢と将来への希望や意図が感じられますし、良い意味でのエリート意識が湧き出ています。現代人は、それをイヤだと思う人も多いでしょう。
と述べています。
「当時の旧制高校生は、エリート意識があったんだよ」と船井から聞いたとき、「『エリート意識』という言葉はあまり好きじゃないな」と私ははじめ思ったのですが、その後船井から「自分たちが世の中を良くしていくんだ!という希望をみんな持っていたんだよ」と聞いて、なるほど!と納得しました。
いまは、エリートというとなんだかまわりを下に見ているような、自慢しているような言葉にきこえますが、当時は、大学に行ける人は数少なく限られており、今とは状況がまるで違っていたようです。よい意味でのエリート意識だということが分りました。
これから日本をいい国にしていくんだ!という、夢と希望にあふれていたことが歌詞から伝わってきます。
これからまたじっくり船井が奨めてくれたいい歌を聞いてみたいと思います。
Youtube などでもアップされているようですので皆さまもぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。
船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。