日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書　相澤智子-

このページは、２００９年１１月から（株）船井本社　熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子（あいざわ　さとこ）によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。

ある雨の次の日。クモの巣がレース 　　のようで、キラキラしていました。

　皆さまこんにちは。

　皆さまは人に何かを言われると、信じやすい人ですか？
　それとも疑いやすい人ですか？


　私は疑いやすい性格でしたが、最近は昔より疑う気持ちが減ったような気がします。
　それはどうしてかなと思うと、船井の側で仕事をするように
なったからだと思います。

　船井はさまざまな分野の人と親しくしていますが、人と話をするとき、どんな人の意見も否定したりすることはありません。
　いつも「そうですか＾＾」とニコニコしています。

　もし自分だったら、違う意見の人がいたら「そうかな？」とか疑ってしまったり、「私はそうは思わないな〜」と思ってしまいそうですが、船井は柔軟だなと見ていて感じます。だからいろんな人に好かれるのだろうなと思います。

　船井の友人であった関英男さんは、どんな人の発言も１００％信じられるとても素直な方だったそうです。
　まわりの人は「そんなことは絶対に疑わしい」と思えることでも、そのまま信じ、そのまま第三者に伝えたり、著書にまで発表されたり、御専門の分野の理論構築にまで活用されたりされていたそうです。船井はそのような関さんを知り、こんなに素直に信じてくれるのだから絶対に正しいことしか言えないなと感じたそうです。

　「この人はウソをついたりしない」という態度で接せられると、人は自然にその人に対して悪くできないですね。
　子どもに対してもそうですが、「自分を信頼してくれている」と感じる人には、人は自然と応えたくなるものです。

　逆に「この人は自分を疑っている」と感じると、あまり自分もその人のことが好きになれないし、その人に対して何かしようという気持ちにもなりにくいように思います。

　私の友人で、あまりにも素直で純粋で「よくここまで人にだまされないで来れたね」という人がいるのですが、その人はウソをつかれたり、損をしたという経験はしたことはないそうです。

　船井や友人を見ていると、人を信じて過ごせる方が人は幸せだし、それが人の正しいあり方なのだろうなと思います。