日日日是好日 〜熱海だより〜 -熱海秘書 相澤智子-
このページは、2009年11月から(株)船井本社 熱海本社で船井幸雄の秘書として勤務することになった相澤智子(あいざわ さとこ)によるコラムページです。
日々、船井幸雄やまわりの人たちと接する中で気づいたこと、学んだことなどを皆さまにお伝えしていきます。
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2011年11月22日
お天道様が見ている ―大切にしたい言葉―
つばき |
最近はあまり聞かなくなりましたが、「お天道様が見ている」という言葉があります。
「お天道様に顔向けできる生き方をしなさい」、
「食べ物を捨てたら、お天道様に申し訳ないよ」
と、昔はよく親から子へ教えられました。
お天道様=太陽=神様ですが、「どんなときも神様が見ているから、神様に恥じない生き方をしないといけないよ」という意味の言葉です。
このような考えは一見古いようにも感じますが、これは子どもたちにはとても大切な教えだと思います。ぜひ失くさずこれからも伝えていきたい言葉です。
日本人は古来より、太陽、海、川、山、岩、木、水、天候など、森羅万象には神様が宿っていると考え、人間の力の及ばない偉大な力に対し畏敬の念を持ってきました。
お天道様を信じる心も、このようなところからきているようです。
神道には、「清明心」(きよきあかきこころ)というものがあります。
「清らかで、明るい心。くもりがなく、すがすがしい心。やましさのない、晴れ渡った心でいることが大切である」という教えです。
この考えが日本人の根底には流れているようです。
それが、日本人の清潔好きや、お人よしの精神、職人さんのものづくりの精神、調和を重んじる文化などに表れています。
日本人は「自分だけがよければいい」という気持ちで自分勝手に行動する人が好きではありません。
なぜなら日本人はそのような人を、「自分の欲のことだけを考える恥ずかしい人」と感じるからです。「清明心」から言うと、心がきれいでないと感じるのでしょう。これは日本人の美意識だと思います。
お天道様に恥じない生き方は、自分の良心に恥じない生き方でもあります。
お天道様は外側にいる神様ですが、自分の良心は内側の神様ともいえそうです。
お天道様や自分の良心に恥じない生き方をし、明るくすがすがしい心で生きたいものですね。
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Profile:相澤智子(あいざわ さとこ)
船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
船井家の愛犬ゴンちゃんと一緒に。
1981年仙台市生まれ。6年間美容室に勤務後、一転して、2008年に船井幸雄グループに入社。学生時代から、船井幸雄の著書を愛読し、2007年の「船井幸雄オープンワールド」に参加。その後、すぐに「にんげんクラブ」に入会。2009年11月より、(株)船井本社の熱海本社にて、船井幸雄の秘書業務に携わる。現在、大好きな船井幸雄のそばで、いろいろな刺激を受けながら楽しく働いている。好きなものは、音楽鑑賞、ジブリ映画、犬。