船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
大地震から3週間。そろそろ提案型でいこう!
2011.4.5(Tue)
社名:(株)船井メディア 常務取締役 「JUST」編集長
名前:人見 ルミ

 4月3日(日)、「新報道2001」において、都知事選に立候補をした方々の「今後の防災をどう考えるか?」をテーマにしながらの議論が活発に行われた。

 それぞれの立場から、各候補者が率直にこれまでの反省を含めて、今後の防災対策について具体的な論議がかわされたことは良いのだが、毎回、このような議論が交わされる時に、気になるのは、国や行政、企業、様々な失点や反省点について、批判、非難をして、自らを棚におきながら、できなかったことを掘り起こし、やっつけるという姿勢だ。
 そこには、いつも新しい発想、提案、ビジョンがなく、過去においての批判のみに集約されて、聞いていても気分が悪くなる。

 もうそろそろ「あの時、こうすれば良かった」という不毛の議論は止めて、発想をドラスティックに変えていかなければ、時間がないと考える時期なのではないだろうか?

 当番組で、一緒に出演をされていた山村防災センター所長が、いいことをおっしゃっていた。
 「もう、これからは批判、非難をするのではなく、提案することが大切です。なんでも行政がやるのは費用対効果でも無駄。各人が心の堤防を築くよう政令を出すべき。各家庭、各事業所が3日間の備蓄をする。もちろん、国もですが。まずは個人の意識を代えて、個人レベルでやってもらいたい」
 この備蓄には、蓄電も含まれると思う。

 今、こういう事態になって、激怒したように原発廃止論を強く唱える人も多いが、今日から原発を一切中止にしましょうと言ったとたんに、電車は止まり、ネットは繋がらず大変な生活スタイルを行使させられることは間違いない。
 もちろん、急場しのぎでの火力発電を増強するようだが、いずれにしてもCO2の排出が増大するわけで、将来的に火力に頼ることもNOであろう(もちろん、私は原発廃止に賛同、火力も将来的に廃止が望ましいと思う)。

 であるならば、各家庭で安く太陽パネルを設置するには、どうしたらいいか?
 停電になったとき、各家庭で蓄電池を持つにはどうしたらいいか?(インドの人たちは停電が多いので各家庭で、小さな発電機を持っています。)
 ガスが止まったときに、数日間でも、ガスが使えるにはどうしたらいいか? 小さな
プロパンガスのような簡易ガスボンベはないのか?
 水が悪くなったときに、赤ちゃんが安心して飲める水の確保や井戸水の設置などを
どうしたらいいか? など、人間の叡智を結集して、いち早く提案型の世の中にしていくことが今、必要ではないだろうか?

 空気を汚さないスマートグリッド計画に、1兆円というアメリカ並みの予算が使えないなら、義援金として100億円を寄付した孫正義さん、あなたのような素晴らしい経営者の方々がぜひ、次のエネルギー開発を世のため、人のために、もう100億ベンチャーに投資していただくとか・・・
 志ある富裕層の方々が、地震があっても安心できるニッポンを創るための、新世代ベンチャー企画を募り、投資をしてもらうなど方策は山ほどあると思う。
 もちろん、私たちも、自分たちが出来る次世代のエネルギー計画に身のたけにあった
出資の方法も探りたいし、それだけでなく、今自分たちができることは120%やってみたいと思う(実際、被災地にお送りする物資を現地の方にお伺いして、会社でも実行し、次々にツイートした方たちがお送りくださり、嬉しい輪が広がりました)。

 東北地方が、これまでとはまったく見違えるような、外国人が行ってみたい!と感動するような、緑美しい自然が豊かで人々も温かく、人と人が繋がりあい、黄金のように輝く新しいシティ、タウンになることを夢みて、提案型の社会を創りだしていきたいと思う。


1周目:「私もできるだけ本音で生きてみよう」
2周目:「エジプト暴動から考える私の本音」

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